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新聞広告で知りました。 
お菓子好きな私なので、読まない訳にはいかないです。

 

甘党の系譜 ~ 菓子年譜 (作者誕生から、29歳まで) ~ 賢治とお菓子

 

 

作者と私は、ほぼ同年代。 というか…
作品中に妹さんの事も書かれていますが、どうやら、姉と私との姉妹と同い年のようです。
なので、「菓子年譜」 は、もう、懐かしく思い出されることばかりで。
育った場所も、そうは遠くないので、お菓子以外の思い出まで重なって、とっても和みました。
最近、読みながら、気になったところに付箋を付けているのですが、もう、付箋だらけで ( *´艸`)

 

 

森永のホットケーキの素には、粉末のシロップが付いていた。
動物の形のビスケットに片面だけピンクや薄緑、イエローの砂糖衣をかけた、動物ヨーチ。
赤いモールの持ち手のついた、ミルキーの箱入り。
スピログラフという、プラスティック製のリング状のホイールと歯車のついた円形のプレートで遊んだこと。
遠足のおやつが、学校が用意してくれたおやつセットだった。
「りぼん」 の特大ふろく付きクリスマス特集号。 (私は 「なかよし」 でした)
鯛焼きのしっぽや、南部せんべいの縁が好き。
通学路のツツジやウツギの花の蜜を吸って、わずかな甘みをおやつがわりに楽しんだ。 
アルファベットのパスタをマニキュアで着色して、単語をならべ、いろいろなところに接着剤で貼り付ける。
森永のハイクラウンチョコレートに、花などのフェアリーカードが入っていたこと。
TVの料理番組 「グラハム・カーの世界の料理ショー」
漫画家、陸奥A子さんのこと。
… 他にも、たくさんたくさん (≧∇≦) 

 

 

年譜の最後には、
「…ざわざわと落ち着かないたべ放題より、静かにゆったりとしたお茶の時間をすごしたい。極上のケーキが
ひときれあればじゅうぶんだ」
確かに、ケーキバイキングに心惹かれるし、きっとその時は食べてしまうだろうけど、その後のことを考えると、
満足のいく 「ひときれ」 のほうを考えるお年頃です ( *´艸`)

 

 

最後に、この作品の前に読んだ、伊坂さんの 「魔王」 にもあった、宮沢賢治が書かれていました。
宮沢賢治の作品は未読なので、ちょっと、飽きてしまいましたね。
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この作品の次は、2冊並行して、読んでいました。 その2冊とも読み終わっています。