先日、DVDで
近未来を描いたSF映画 「ガタカ」を見ました。
遺伝子操作で生まれてくる事が
一般化されてきた近未来で
遺伝子操作なく
生まれてきた主人公が
「地球で生きる場所」を見い出せず
宇宙飛行士を目指すお話しです。
不適格な遺伝子を排除して
生まれてきた人々は「適正者」と呼ばれ、
遺伝子操作なしで生まれてきた
「不適正者」と呼ばれる人々からみると、
スーパーマンと人間ほどの差があり、
住む地域から
職業まで区分け・・・ 差別されています。
なのですが、
映画が進む内に、
遺伝子操作なく生まれた人間には
「限界を作らずに
可能性を追い求め
無限大に成長していける力。」
が、ある事が解ってきます。
この力で
主人公は、彼が言うところの「奇跡」を起し
そのたった一度の
奇跡の経験から
自分の能力への疑いを捨て
超エリート飛行士になっていきます。
主人公も言っていました。
「無い事に、欠けている事にばかり
目を向けているから
自分の無限の可能性に
気付かないでいるだけなんだ。」と。
これは
タロットカードの 「カップの5」 の意味と同じです。
もっと簡単に言うと、
「出来る。」と想った人だけが
出来るのです。
「出来ない。」と想っている人には
いつまでたっても出来ません。
人間は
優れた遺伝子よりも素晴らしい
無限大の可能性で作られています。
その可能性を生かさずにいるのは
もったいなさ過ぎると
私も想います。
映画の結末は
完全なるハッピーエンドではないので、
悲しくもあるのですが・・・
映像、演出、音楽とも
とても情緒的で
繊細な映画で
見終わったあとに
色々な意味で
余韻が残る映画でした。
最後に彼は
自分の居場所が無いと想っていた
地球をあとにして
タイタンへと 旅立つ瞬間に
地球を離れる寂しさを感じていました。
私には
それもちょっとしたショックでした。
せっかく宇宙に還れるのに・・・と。
でも、
私もいつか
この地球を後にする時に
寂しさを感じるのかな・・・・・。
お休みのお知らせです。
11月3日(日・祝)の鑑定を
お休みさせて頂きます。
明日31日(木)は イベント出張の為
夕方までの鑑定とさせて頂きます。
よろしくお願い致します。