おはようございます、鳥取で漢方のプロを目指して勉強中の「いわさよしこ」です。
私にとって「ふくぎ」と言えば、沖縄に生えてる木のこと。
それやのに鳥取で見つけたこのお茶は島根県隠岐の島で採れてるらしい・・・??
不思議に思って裏書を読んでみると、隠岐の島(おきのしま)では、クロモジの木のことを「ふくぎ」と呼ぶらしいんです。
クロモジっていうのは黒文字と書き、香りがとーっても良い木で、高級和菓子を食べる時に、この黒文字で作った楊枝?が使われてたりします。
隠岐の島の人達は、このクロモジの枝葉や花をお茶にして飲む習慣があるそうなんです。
クロモジの樹皮は「烏樟(うしょう)」という生薬で、辛・温、キョ風散寒、温胃和中、理気止痛として養命酒にも使われてるらしいんですが、私が使ってる生薬辞典にはありませんでした。
日本の民間薬として良く使われてるみたいで、枝葉の煎じたものを飲むとコレステロール値や中性脂肪値が下がったり、胃腸炎にも効果があったり、関節痛やリューマチにも良いという体験談を読みました。
クロモジの精油はアロマテラピーにも使われ、心の安定に働きかけたり、お肌の活性化や免疫力アップにも使えるんやけど、めちゃめちゃお高いから買うのは勇気が要ります(汗)
そやけど「ふくぎ茶」や「ふくぎの花茶」やったら、まあ普通に買える値段やし、なんせ香りが良いんです♪
ハーブティーも良いけど、良い香りのふくぎ茶飲んで、町おこしのお手伝いっていうのも ええんやないでしょうか。
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必要としてる方に届きますように☆