子どもが小さく共に絵本を読んでいた頃に現役で活躍していた方が亡くなると、時間の経過にしみじみしてしまいます。馬場のぼるさんはそんな作家のおひとりです。

馬場のぼる ねこと漫画と故郷と

2017年8月発行 こぐま社

『11ぴきのねこ』誕生から半世紀
馬場のぼるの仕事とそのルーツ


幅広い層のファンを持つ「11ぴきのねこ」の作者

馬場のぼる。
その軽やかに描かれた絵本の世界を支えていたものは何だったのか…。
没後発見されたたくさんのスケッチブックや資料、絵本以前の漫画作品などから探る馬場のぼるの世界。

 

180字紹介文(本の花束2018年2月)

幼年から大人、政治漫画まで手掛け、NHK連想ゲームにも出演していた馬場のぼるの長年にわたる仕事全般がわかる本。「11ぴきのねこ」シリーズの制作エピソード、色の秘密、ねこや植物のスケッチ、没後生家で見つかった幼少時代の絵や学生時代のノートも掲載。そのルーツと多才ぶりがうかがえます。手塚治虫、長新太など多くの漫画家との交友録や旅行記もあり、見応えたっぷりな一冊。
気になった方はぜひ飛び出すハート
 
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