妖怪って、いつの時代もひっそりと人気がありますね。惹きつけられる何かがあるのでしょう。怖い、でも見たい、知りたい。わたしの場合は「かわいい」までは…う~ん、いかないけれど、そう思う気持ちはわからないでもない。いずれにせよ、この本は妖怪好きの方にぜひおすすめします
2015年5月発行 河出書房新社
こわい。でも、かわいい。
鬼、天狗、一つ目小僧、コナキ爺、小豆洗い、
海坊主、雪女、塗り壁、化け猫、ザシキワラシ……
日本人はどのように妖怪を思い描いてきたか─
たくさんの妖怪画と全国各地の言いつたえから、「もののけ」の世界がわかる
180字紹介文(本の花束2016年6月)
昔も今も大人気の妖怪。そもそも妖怪って一体何なの? 国立歴史民俗博物館名誉教授が詳しく解説した本です。総ルビ付きで、『今昔物語』『遠野物語』や日本各地に伝わる話が紹介されており、とても読みやすく、引き込まれます。絵はすべて美術館、博物館、大学などが所蔵しているもの。この本から美術、古典、民俗学などに興味や関心が広がりそう。妖怪にハマっている子にぜひ手渡したい。本格的な妖怪百科です。
気になった方はぜひ![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
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