読書メーター読書メーターに記録している読んだ本を1か月分まとめました。

 

本8月の読書は…

「夏」「猫」の絵本を中心に、気になっていた本を少しずつ。暑くてあわただしい一か月晴れ


転職の魔王様転職の魔王様
【迷える子羊】2021年2月発行。転職エージェントというのはいつから存在するのか?最近CMも多い。人材紹介業ってのはわたしの会社員現役時代からあったのかな?CAはいわば羊飼い。そしてドラマ化(好き!)。スタンドプレーが過ぎる来栖嵐、求人を獲得してくる営業からしたら「うちは人生相談のボランティアじゃないんだから」。働くって我慢すること?「社畜」という言葉は平成初期にはなかったと思うが、わたしこそまさにそれであったのぉ(遠い目)。この小説では「エピローグ」にほっこりした。
読了日:08月01日 著者:額賀 澪
こぶたのピグリン・ブランドのおはなし (ピーターラビットの絵本 21)こぶたのピグリン・ブランドのおはなし
【ピグリンの波乱】ペティートおばさんの子ども8ぴきのうちの一匹ピグリン・ブランドは弟のアレクサンダーと二匹で市へやられる。おばさんの涙。許可証がないとランカシャーの市には入れない。思慮深い兄とすぐにどっかにいっちゃう弟。アレクサンダーの分の許可証がなくなってしまい、おまわりさんと帰ることに。ひとりになったピグリン。本音は自分の畑でじゃがいもを植えたい。その後いろいろあって黒いぶたの女の子ピグウィグと出会う。丘のむこうのはるかな国へ!【128】
読了日:08月02日 著者:ビアトリクス・ポター
ペンギンしょうぼうたい (どうわがいっぱい)ペンギンしょうぼうたい
【火の用心さっしゃりませい!】1993年6月発行。まっかなカヌーにのってきた全部で五十のペンギン。ふくたいちょうはひょうし木を、ふくふくたいちょうは「ぺ」と書かれたまといを持って。消防隊にひとこと文句を言ってやりたいゴリラ、オオトカゲ、ゾウが後を追う。けむりは火事?いや、なんと温泉だ!ちょいとシュールに感じるのは、ペンギンたちの感情が一切書かれていないからだね。【129】
読了日:08月03日 著者:斉藤 洋
おばけのコックさん (こどものとも絵本)おばけのコックさん
【「きゅーに」を食べたら…】2008年8月こどものとも年中向き、2012年6月こどものとも絵本発行。図書館の利用者さんお尋ね本。なのだけれど「おばけのレストラン」と勘違いされ、覚えている文章は「きゅーにを食べたらきゅるきゅるぽん」(わたしがメモ)。結局ご自身でこの絵本を探し当てられた。読んでみたら特製スープの名前が「くるぽんきゅー」。おばけのレストラン「おばけてい」で親方が考えたメニュー。夏の夕暮れ。【130】
読了日:08月03日 著者:西平あかね
ネコひげアンテナネコひげアンテナ
【キャッツご近所ニュース】2003年12月発行。ニッサン童話と絵本のグランプリ出版作品。中学受験勉強をしながら真夜中、ラジカセでラジオに耳をすます私。ある日、いとこのアキラが家の大きなオスネコ・ヌバのひげを切ってしまう。その日からヌバは帰ってこなくなってしまい…。そしてラジオからは聞いたことのないニュースが。白いページに絵が映えている。【131】
読了日:08月04日
パッポー (はじめてえほん 22)パッポー
【今度は何時計?】2023年1月発行。時計といえば鳩時計、だけじゃないよ?ふりこがヒントになって当てる楽しみも。最後に上開きのしかけあり。最後はみんなでおやつ。【132】
読了日:08月07日 著者:北村 人
イルカの風イルカの風
【テレビの企画から生まれた旅と絵本】1977年7月発行。イルカの風が吹き抜けて…変化していく。帯に作者からのことばあり。『絵本は小さくて、でっかい、パラダイス』。【133】読了日:08月07日 著者:村上 康成
ねこのようしょくやさんねこのようしょくやさん
【ディナーはおきれたら】2020年12月発行。ようしょくハルオは町で人気のお店。マタタビハンバーグランチを求めて行列が。ちょっとクセのあるマタタビのかおり…。助手のみかんちゃんがつまみぐい!ところであたまにみかんをのせているのは誰?みかんちゃんじゃないよ?カバー袖には本文に書かれていないデザートが。ちゃんとねこ仕様。17:00~のディナー、お客さん待ってますよ!【134】
読了日:08月07日 著者:KORIRI
ねこのラーメンやさんねこのラーメンやさん
【かつおひとすじ!】2022年1月発行。ラーメンマオのおすすめカツオラーメン。かつおをけずるのはまさに手作業。「まるでおさかなといっしょに、うみのなかをおよでいるよなしあわせなきぶんニャ」「へい!カツオラーメンいっちょうおまち~!」みんなすぐに食べないわけは?ナットク!やっぱり頭にみかんのねこがいるよ!そして夜も屋台で営業?マオさんは働き者。【135】
読了日:08月08日 著者:KORIRI
としとったねことまいごのくじら (おはなし広場)としとったねことまいごのくじら
【漁船が嵐にあって出会ったふたり】1993年7月発行。斎藤洋×みやざきひろかず。ノーザンテースト号でかわれていたとしとったねこ。目を覚ますといつもの船の甲板ではないところで海をただよっていた。それは嵐でまいごになった小さなくじらの上。そこへシャチが三匹現れる。としとったねこの作戦はキャプテンがほかの漁師に話していた知恵。ふたりはカラバス島を目指す。文字が多めの読み応えのあるおはなし。【136】
読了日:08月08日 著者:斉藤 洋
([お]12-1)みつばの郵便屋さん (ポプラ文庫)みつばの郵便屋さん
【自分あっての地球】2014年8月(単行本2012年5月)発行。 『みつば郵便局』と勘違いしていた『みつばの郵便屋さん』。片岡泉が出てきた!こちらが先だったのか(とんだモグリですみません)!郵便配達員の平本秋宏25歳。年子の兄は人気タレントの「春行」。カノジョの百波が春行との密会のため秋宏のアパートにやってくる。主に配達中の出来事が描かれている。春一番で飛ばされた下着、脅迫はがき、メール便誤配、転校し好きな子からの手紙を待つ、カーサみつばの大家さん手紙を書く。「起こせる奇蹟は起こそうよ」とたまきさん。読了日:08月10日 著者:小野寺 史宜
カンカンムロカンカンムロ
【しすい民話絵本】印旛沼がいまよりずっと大きかったむかしむかし。厳島という小さな山のなかほどにあるほらあな、入り口には鳥居。その前に立って手をたたくと「カン カン」と音がするので「カンカンムロ」と呼ばれていた。願いが聞き届けられた若者。それを知った長者どん、皆が借りた道具はその日に洗い清め元通りにして返すのに、自分のものにしてしまった。こういう人の家には悪いことが立て続けに起こる。それはいまもむかしも変わらないのだ。【137】
読了日:08月10日 著者:はるのまい
イヌワシつかいのエルジャンイヌワシつかいのエルジャン
【カザフのイヌワシ】2023年7月発行。モンゴルのいちばん西の大地で暮らすカザフと呼ばれる人々。イヌワシを使った狩りで獲物をとって暮らしているという。代々イヌワシつかいであるエルジャンが父さんとイヌワシのヒナをつかまえにいく。サルコスと名付けられたイヌワシが狩りをできるようになるまで。家族みんなとエルジャンの奮闘。巻末に著者による解説、写真あり。【138】
読了日:08月11日 著者:イチンノロブ・ガンバートル
しましまじましましまじま
【徹底してしましま!】2006年4月発行。しまじゅうしましまのしましまじまで年に一度の「しましまじまんたいかい」。しまおくん家族をはじめとして、名前にも「しま」がつく人々が披露。「だれがいちばんかをきめません」。いいね!明るいしまもよう、見ていて元気が出るよ。【139】
読了日:08月11日 著者:tupera tupera
こぶたのロビンソンのおはなし (ピーターラビットの絵本 24)こぶたのロビンソンのおはなし
【市へはじめてのおつかい】おばさんのドーカス・ポーカスと農場に暮らしていたロビンソンの冒険。はじめてのおつかいがとんだ冒険に。「スタイマスではよく気をつけなさいよ 」と言われていたにもかかわらず、ロビンソンの油断っぷり。 おばさんふたりはベーコンになったということだけれど、ロビンソンが帰らないことを知ったのはその前かあとか?前ならどれほど心配したことだろう。最終的にはロビンソンがしあわせでよかったよ。【140】
読了日:08月11日 著者:ビアトリクス・ポター
わたしは かわいい マヌルネコわたしは かわいい マヌルネコ
【マヌルネコが語る自身のこと】2023年6月発行。モンゴルの大草原でもさもさとしたネコが「あら、こんにちは。わたしのこと しりたい?」と語りだす。世界でいちばんふるくからいるねこ、好きな時間、獲物をとるのに催眠術?いやな予感がして気配を消す。「ちょっとしたことにも びんかんに ならなきゃ ここでは いきて いけないのよ」。日本では那須どうぶつ王国で会えるらしい。【141】
読了日:08月13日 著者:たけがみたえ
小僧と天狗・文殊寺の桜小僧と天狗・文殊寺の桜
【しすい民話絵本】本佐倉のはずれにあった文殊寺にまつわる2つのおはなし。小僧が出会った山伏、文殊寺にあったふしぎな桜の木。文殊寺は大きなお寺だったのに台風でつぶれてしまい、いまでは吉祥寺に文殊寺のご本尊「木造十一面観音立像」が残っているという。【142】
読了日:08月13日 著者:牧野恵子
森の絵本 (講談社の創作絵本)森の絵本
【大事なもの、大切なものは?】1999年8月発行。講談社出版文化賞絵本賞受賞作。長田弘×荒井良二。姿は見えないのに聞こえてくる声。とても済んだ、気持ちのいい とてもはっきりした声。迷ったときに力づけてくれるような絵本。【143】
読了日:08月14日 
空の絵本 (講談社の創作絵本)空の絵本
【だん だだん だんだん】2011年10月発行。いつもの荒井良二さんとはちっとちがう絵。台風7号接近の今にぴったりともいえる絵本。「だんだん」の変化形が興味深い。【144】読了日:08月14日 
腸を整えたければバナナを食べたほうがいいこれだけの理由 医師も実践している本気の腸活腸を整えたければバナナを食べたほうがいいこれだけの理由 医師も実践している本気の腸活
2022年8月発行。腸活が必要な理由、ハイパー食物繊維「レジスタントスターチ」の含有量が多いグリーンチップのファイバーバナナ(上下の先端部分に青みがみられる状態)。アイディアレシピ(かなり攻めてる印象)多数。バナナの皮(内側の白い部分)で革製品がツヤツヤに!
読了日:08月15日 著者:小林 弘幸
ヤマザキマリの人生談義 悩みは一日にしてならずヤマザキマリの人生談義 悩みは一日にしてならず
【毎日新聞人生相談】2021年11月発行。毎日新聞で愛読しているヤマザキマリさんの回答。「老い」生き物にとって当たり前の自然現象、お金は天から降ってくるものでも、誰かが無償で差し出してくれるものでもない、他者は別基準で生きている、世の中は学ぶことが満載、遠くから親に見守られることほど心強いことはない、過去はすっぱり忘れよう、セルフ圧力をまずは解くべき、方向転換はいくらでもあり、答えのほとんどは実践の中にあり、理想というのは妄想という成分でできている、世の中の人間関係は自分の思い通りにならないことだらけ。
読了日:08月16日 著者:ヤマザキ マリ
ひとつくんねどとおせんぼっこひとつくんねどとおせんぼっこ
【しすい民話絵本】秋、本佐倉町の子どもたちに楽しみな上総みかんが来る頃。東金のお殿様から江戸の将軍へ差し上げるため馬で運ばれ、大佐倉の港から船で江戸へと送られる。本佐倉のいちがみさまに供えられ、子どもたちにもおすそわけ。馬子を止める「ひとつくんねど とおせんぼっこ」。まるで「トリックオアトリート」!ちょっとしたお遊びに馬子もつきあう、といったところかな。東金市の本漸寺には徳川家康公お手植えみかんがあり、「しらわみかん」という古い種類だという。【145】
読了日:08月16日 著者:亀澤裕也
ぽちのきたうみ (至光社国際版絵本)ぽちのきたうみ
【ちいちゃんとぽちの夏休み】 1974年3月発行。おばあちゃんちの海へ行くことになったちいちゃん。でもぽちはよそのおうちでお留守番。ぽちに手紙を書いたら…。いわさきちひろさんの家の犬、息子さんとのエピソードがカバー袖に書いてある。至光社の絵本は「この本をつくったひとたち」として印刷や製本管理、企画、業務まで詳しく書かれているのがいい。【146】
読了日:08月19日 著者:岩崎 ちひろ,武市 八十雄
マドレーヌとどうぶつたちマドレーヌとどうぶつたち
【ボードブック】2006年8月発行。江國香織訳。マドレーヌが生き物と対峙しての反応。朝起きてから外に出かけ、動物園のトラには「ふーんだ」。サーカスのぞうと一緒になったりして。最後は大事な犬に。【147】
読了日:08月20日 著者:ジョン・ベーメルマンス マルシアーノ
す ば る 2023年8月号す ば る 2023年8月号
江國香織「外の世界の話を聞かせてあげる」元日に一人山登りをした宮内芯(豊樹の元教え子)「浄化される」。母親との関係性の問題で家出。陽日、ピアノレッスン室をランチスポットに。真実子、元夫豊樹とジャカルタから戻った両親を出迎え。プレイヤード本『彼女が言わなかったすべてのこと』。最近よくお名前をみかける三宅香帆さん、小説をひらくときの理由。この文章がいい。読了日:08月20日
水の絵本 (講談社の創作絵本)水の絵本
【長田弘×荒井良二】2019年8月発行。長田さんの詩は荒井良二さんの書き文字で描かれている。何度でも読みたくなる絵本。【148】
読了日:08月21日 
ロケットペンギンロケットペンギン
【ペンギンもとべるんだよ】2022年7月発行。ロケットくれよんのおふたりはこの絵本で初めて知った。きっとあるだろうと思ったYouTube→https://www.youtube.com/watch?v=5CB29KD4KME 夏のおはなし会でやったら楽しそう!絵の北村人さん、「ひと」と書いて「じん」と読む。文はおなじみ中川ひろたかさん。他者と比べることの無意味さ。【149】読了日:08月21日 
あの日をわすれない はるかのひまわり (かぞく×夏【4歳 5歳からの絵本】) (PHPにこにこえほん)あの日をわすれない はるかのひまわり (かぞく×夏)
【阪神淡路大震災】2005年1月発行。実話。神戸に咲いたひまわり。1995年1月17日、亡くなったはるかちゃん。家のあとから芽が出て咲いた。そのタネをみんなで撒く。姉のいつかちゃんが語りべとして地震のこと、いのちのこと、妹のことを話す。巻末に「阪神・淡路大震災について」「はるかのひまわりをめぐる活動」についての解説、作者指田和子さんによるあとがきあり。見返し前後の書き文字は堀内正美さん(神戸市在住の俳優)。【150】
読了日:08月22日 著者:指田 和子
ピーターラビットのてがみの本ピーターラビットのてがみの本
【愉快!】1992年4月発行。2冊セット。うちだりさこ訳。あの登場人物たちが書いた手紙。いわば後日譚。イラストはおはなしからもってきているのだが、これがぴったり!出典つき。導入のうちだりさこさんの文章もとてもいい。【151】
読了日:08月23日 著者:ビアトリクス ポター
たかこさんの休日の昼から飲みたい! 簡単、絶品おつまみ ~野菜、肉、魚、卵、ご飯、小鍋、麺、デザートなど、一人でも、友人や家族とでも、どんな場面でも活躍できる手抜きでおいしいレシピ124~たかこさんの休日の昼から飲みたい! 簡単、絶品おつまみ ~野菜、肉、魚、卵、ご飯、小鍋、麺、デザートなど、一人でも、友人や家族とでも、どんな場面でも活躍できる手抜きでおいしいレシピ124~
【大根とソーセージとちくわの洋風ミニおでん】コンソメと酒で大根は水から中火で(ふたをする)。コンソメで煮た大根、美味しい!わたしはソーセージよりベーコン派。三男用にちくわは抜きで。
読了日:08月23日 著者:稲田 多佳子
ぼたもち喜兵衛ぼたもち喜兵衛
【しすい民話絵本】ぼたもちを年がら年中つくり「うまいよ ひとつ どうだげ」と人々に配り、家もお金もなくなって酒々井宿からどこかに引っ越していなくなってしまった喜兵衛どんのおはなし。解説のおせんちゃんは喜兵衛さんとおなじ通りに住んでいたとか!喜兵衛さん、酔狂な人ではあるもものの、人を喜ばせていた、だからぼたもちは作れなくなってもどこかでそう悪くない晩年を過ごしていたと思いたい。【152】読了日:08月23日 著者:ハラアツシ
いちょうやしきの三郎猫いちょうやしきの三郎猫
【飼猫の本当の世界】1996年10月発行。いなくなった猫の三郎を探しに出かけた麻美。再会したら様子が違う。立って掃除をしてすらすら話す。「わるいけれど、ぼくは、麻美ちゃんといっしょには帰りません。」他にもぴしりと言われぼうぜん。あのおとなしい三郎猫が、くってかかっている!でも、三郎のほんとうの世界をはじめて知り、あやまる麻美。1年後、三郎から届いた手紙にほっこり。気持ちが切り替えられるって素晴らしい。【153】
読了日:08月23日 著者:成田 雅子
ともだちひきとりや (「おれたち、ともだち!」絵本)ともだちひきとりや
【5作目】2002年2月発行。3月以来、久々の「おれたち、ともだち!」シリーズ。「ひきとりや」ならぬイノシシとイタチの仲を「とりもちや」。裏表紙は「ひきとりや」に扮装中のふたり。おかあさんのお化粧品をこっそり使う子そのもの。【154】読了日:08月24日 
新装版絵本 たつのこたろう (講談社の創作絵本)新装版絵本 たつのこたろう
【長編童話が絵本に】1969年発行の新装版。2010年8月発行。ばあさまと暮らすたろう、「たつの子たつの子まものの子」とはやしたてられ、川上の村に住んでいる笛を吹くあやと仲良くなる。ばあさまがたろうのかあさんについて話した夜、あやが赤おににさらわれて…。たろうのあや探しとさらにかあさんに会いに行く冒険。赤おにが「かみなりさまの弟子になりたい、悪いことはもういやだ」というところがいちばん刺さった。【155】
読了日:08月24日 著者:松谷 みよ子,朝倉 摂
小説新潮 2023年07月号小説新潮 2023年07月号
今野敏「一夜」竜崎が依然として感じている違和感。編集者から盗作の噂があったことを聞く。こいしゆうか「くらべて、けみして 校閲部の九重さん」、山本周五郎賞歴代受賞作家 窪美澄「窓辺の夕餉に」。読了日:08月29日
ペンギンおうえんだん (どうわがいっぱい)ペンギンおうえんだん
【3作目】1994年9月発行。ペンギンシリーズ、巻末にリストがあり、神出鬼没の場所と出会う動物が書いてあるのを発見!動物は必ず3種類のようだ。今回はシロクマ、セイウチ、トナカイ。南極から地球の端から端まで旅をして北極海まで。「三、三、七びょーし」で応援。ところがアクシデントでカヌーが壊れてしまいリストにはないクジラが助けてくれる。見送りから応援団に変身する3人(というかシロクマ、セイウチ、トナカイ)。【156】 
読了日:08月29日
アプリイ・ダプリイのわらべうた (ピーターラビットの絵本 22)アプリイ・ダプリイのわらべうた
【出版社を再建】ポターさんが長年かきためていた詩と絵が出版社の破産の危機を救う。読んでいて楽しくなる。【157】
読了日:08月29日 著者:ビアトリクス・ポター
セシリ・パセリのわらべうた (ピーターラビットの絵本 23)セシリ・パセリのわらべうた
【ウィー!ウィー!】英語圏ではぶたの鳴き声は「ウィー!ウィー!」こちらのほうが「ブーブー」より近い気がする。最後はなぞなぞ。「ながくたってるほどせがひくくなるものなあに?」答えは絵にあり。【158】
読了日:08月29日 著者:ビアトリクス・ポター
ワニくんのなが~いよるワニくんのなが~いよる
【こわ~い映画のあと】1991年7月発行。ワニくん、こわ~い映画をみてしまった。(タイトルはTHE CROCODILE ZOMBIE)映画館からバスで帰り「ぼくのうちってなんてうすきみわるいんだ」。そこから眠れない長い長い夜。パステル調の絵で少ない文章。その分創造の余地がある。このシリーズ、読書メーター登録以前に図書館でよく読んでいた。なつかしい。【159】読了日:08月30日 
ペンギンくんペンギンくん
【小噺10話】1993年11月発行。夏はペンギンの絵本がよく借りられる(なにげに展示しているから、というのもある)。これもそんな一冊。しかも斉藤洋さんのペンギンシリーズの絵を描いている高畠純さん!文章というよりひとことだけで絵で読ませる小噺。いいね。【160】
読了日:08月31日 著者:高畠 純
ヒロシマ 消えたかぞく (ポプラ社の絵本 67)ヒロシマ 消えたかぞく
【原爆で一家全滅した家族の記録】2019年7月発行。英文併記。床屋をしていた鈴木六郎さん一家の家族写真。アルバムは親族に預けられ大切に保管されていた。著者の指田和さんによる詳しい経緯も書かれている。原爆投下なんて今後絶対にあってはならない。今月読んだ『あの日をわすれない はるかのひまわり』も指田さんによるものだった。(本の花束2023年8月)【161】
読了日:08月31日 著者:指田 和
夏
【オオヒカゲチョウの地図】2023年7月発行。夏休みの終わり、ぼくがやりのこしたこと。ぼくが聞いた音、まわりの風景、生き物たち。おおおお!と声が出た。夏の名作絵本、新たに誕生。【162】
読了日:08月31日 著者:あべ 弘士
きょうはすてきなおばけの日! (えほんとなかよし)きょうはすてきなおばけの日!
【怖い!怖い!と読み進めると…】1993年5月発行。男の子が「いってきまーす」とごきげんで家を出る。出会う人で会う人、みんながじつは…という、もっともわたしが怖いパターンだ!と思っていると。最後はタイトル通り。はぁ、ひと安心。【163】
読了日:08月31日 著者:武田 美穂

 

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