夏といえば、妖怪がぐんと身近になる季節。いろんな妖怪がいるなかで「豆腐小僧」は有名なのか、どうなのか…?わたしが「豆腐小僧」という妖怪を知ったのは、小説家であり、妖怪研究家でもある京極夏彦さんの小説「豆腐小僧双六道中ふりだし」でした。

2003年12月発行

単行本は、なんと正方形の豆腐型(!)。

 

なんでもこの妖怪、豆腐を手に持ち、それを見せるだけの妖怪で、京極夏彦さんによれば、「当代一のキャラクター妖怪」なんだそうです。

 

そんな豆腐小僧が絵本になりました。

京極夏彦石黒亜矢子東雅夫
2015年3月発行

 

生活クラブの「本の花束」の本選びの会でも大好評。2016年7月4回(393)号で紹介文を書きました。

おばけがこわい男の子。お風呂から上がり、着替えて廊下を歩き、部屋に行くまでずっとおばけがついてくる気がしています。ほんとにいるようですよ。みつけてみましょう。布団に入ってもこわくて眠れません。すると部屋の窓から入ってきたのは「とうふこぞう」。あれれ?こわくない。おはなしの後半は打って変わって明るくなります。こわがりの子でも楽しくなっちゃう妖怪えほんです。

 

妖怪ウォッチにハマり、ひとりで寝るようになったという、わたしのいとこの子(当時5歳)にこの絵本をプレゼントしたら、お礼とともに「こわくないよ」と書かれたお手紙をもらいましたw

 

こちらはせなけいこさんのおばけえほんシリーズ。

2000年6月発行

 

豆腐小僧がお寺の小僧と友だちになり、他のいろんな小僧を紹介します。豆腐小僧が「見越入道の孫」だと自己紹介しております。

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