モデルクラスで新たな試み♡ | モデル・美容作家 豊川月乃『tukinoのココだけの話』

モデル・美容作家 豊川月乃『tukinoのココだけの話』

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今日はModel&Beauty School『sen-se』
大阪校モデルクラス上級
で、前からやってみたかったレッスンをしてみました



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シンプルな1ウォークを3パターンやり、ポーズや表情を出来るだけ変えずに、
心の情景だけを変え、
どれだけ観客に伝わるか?

そして、どの心の情景が一番、
観客の心を打つのか?を知るワーク。


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最初にどういう感じか、私が見本で歩いて見せたんですが、

1本目は世界中の怒りを包括した気持ちで歩き、
2本目は逆に愛を包括した気持ちで歩き、
3本目は無の境地で
歩いてみて、
見てた生徒たちに、どう感じたかを調査。



まぁ、ちゃんと伝わってて良かったんですが、正直、どれが一番いいと思うかは、
自分でもわからなかったんですが、
今の私は無の境地が良かったみたいです(^^;;



これ、多分、20代、30代、40代の私によって違うと思うんですよね。

20代の私から無の境地が良かった訳ではなかったと思うんです。



19歳でモデルやり始めて、ショーモデルとしてオーディション受けまくってた頃、コレクションのオーディションは特にシンプルに1ウォーク歩くだけでオーディション終了なので、
まさに今日やったような感じで合否が出ます。


だから下手な小細工やテクニックの問題ではなく、オーラだけで決まってしまう分、
すごくすごく内面と向き合い、
その時の心の状態を意識してオーディションに臨んでたんですよね。


つまり、合格する時、私はどんなメンタルの状態なのか?

それを再現できた時は受かるし、心がざわつくとダメ、集中力を欠くとダメ、周りを気にし過ぎるとダメ、みたいに
今のコ達より、トライ&エラーできるほどオーディションの数が多かったから出来たことなんですけどね。



うちの講師の皆さんは、先日舞台もさせてもらったように、身体全体を使うパフォーマンス力が高い。

それを見て生徒は育つので、ウォーキングでの表現力はあるほうなんですが、
その表面的な表現力だけではダメで、
それを封印されてしまうようなシンプルなコレクションなどになると、
ただのオーラのない普通の人になってしまう。

そして、先にも書きましたがオーディションではそんなねちっこく歩かないし、
特に東京なんかはかなりシンプルなので、
そこで残るものは内面から醸し出される雰囲気=オーラなんです。



たとえば、この写真、
それが上手く表現できてて大好きな1枚なんですが…



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2013年のセンスコレクションの講師ショーですが、
奥が月乃で、愛をたたえた神、
手前の後ろ姿が優子講師で、怒りをたたえた神、


この立ち姿だけでも、それが伝わるかどうかなんです。



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この私の衣装は東日本大震災の時に、
倒れずに一本だけ残った、奇跡の松がテーマの衣装だったので、
人々の苦悩やどうしようもない悲しみも含んだ愛を表現したつもりです。


この時には、実際に震災跡にも行ったので、その情景や、
一本松は実物は見れなかったので、ネットで画像をたくさん見て、何かを感じ取るようにしました。


動きで見せるのも表現方法の一つ、
でもそこにさらに気持ちでの表現も加わると、深みが出ます。


初級クラスはそこまで意識することは難しいかもしれないけど、
でも、技術がないからこそ、想いでカバーするって事も出来るかもしれないし、
上級クラスはもう、その辺りもできるようになってほしいなぁ


昔から私が憧れるのは、
ただそこに立つだけで、人の心が動かせる人。


私も少しでもその境地にいきたいなぁと日々思っています


ウォーキング、深いでしょ??笑