明治座公演観劇の旅から3日経ちましたが、
あれは夢の世界の出来事だったのかも。
と思うほどに記憶がおぼろげなのです。
あの場所にいた自分が今も信じられないのかな。

ステージで歌い踊る慎吾くんに感極まり泣いていました。
この場所に戻ってこられて本当によかったと。
ファンミやさく咲くわいわいの配信でもその姿は観ていたけど、
同じ空間で感じる生の姿はやはり違う。
実感したというのかな。

涙がこぼれたのはまずはオープニング。
ジワリとにじむ程度だったのが、
「今夜最高ね」でブワッとあふれてしまった。
曲調からSAMP味があると話題になっていた楽曲、
その曲を歌い踊る香取慎吾はSMAPの香取慎吾なんだもの。
嬉しさと懐かしさと切なさがごちゃまぜになっての涙。

中盤の「ひとりきりのふたり」
曲自体でも涙してしまう楽曲ではあるけれど、
歌前にうたコン出演の嬉しさを語っていて。
歌番組への出演は当たり前ではないこと、
言いすぎてちょっと緊張していること、
ファンへの感謝の気持ち、
そんな言葉たちを静かに穏やかに語る慎吾くんにグッときてしまった。

そして「離れていても心はひとつ」の言葉。
いつもは離れている私には本当に沁みます。
毎日の公演終わりや映像収録した日のツィートには、
この場所に来ることができず、
寂しい思いをしているファンへの愛があふれているよね。

最後は「道しるべ」
退所して不安になったり、
コロナで下を向いてしまう時期がありながらも、
「行き止まりでもそれがどうした、落とし穴だって飛び越えるよ」
という歌詞のごとく、
慎吾くんはいつも私たちの道しるべになって、
ずっと私たちの光であり続けてくれてありがとう、
という気持ちでいっぱいになり涙。
そんな涙涙のあっという間の90分でした。

さらに厚みを増した伸びやかな歌声には惚れ惚れで、
とにかく歌声を聞いていたいと思い手拍子をやめてしまったほど。
実は手拍子がうまくできなかったというのもある。
慎吾くん曰はくの「気持ちよく歌っていたら置いてかれる」という感覚と近いのかな。

ビッグバンドが奏でる音色も迫力満点で素晴らしく、
「耳を奪われた」公演でした。

もちろん、14人のビッグバンド編成ならではのセットの使い方に感心したり、
照明の華やかさやダンサーの皆さまやのカッコよさも感じた。

ただ、不器用な私は聴覚からの刺激でいっぱいいっぱいになり、
席が2階最後列上手の端っこということもあって、
視覚のエンタメはきちんと受け止められていなかったんじゃないかと思う。
だからBlu-rayで頭の中の足りないパーツ補って初めて、
私の東京SNG in明治座は完成するのだと思います。

アルバム自体もラジオやストリーミングを通じて、
音楽好きの皆さんにじわじわと広がっているのを感じている。
ジャズの専門誌にも取り上げていただいて嬉しいね。
今回のアルバムは慎吾くんにとって新しい挑戦ではあるけど、
ジャズ界にとっても、
慎吾くんは新しい風を吹き込む存在であるのだなと思った。

今回コロナ禍で私が東京へ行くことができたのは、
当たり前じゃないことが積み重なった結果。
ヤンチェやJOカフェにも行けたし、
ヤンチェ服を纏い慎吾くんのライブに行くという夢も叶えたし、
幸せなことです。
ありがとうございます。

SNSのバンドやダンサーさんのツィートから、
チームSNGの一体感や多幸感も垣間見えて、
慎吾くんが皆さまの愛に支えられて、
のびのびと楽しく毎日を送れていることがとても嬉しいです。

ユーチーブを見るとお忙しいようだけど、
まずは東京公演の千秋楽を無事に迎えられますように。