昨日のノンストップで、
「テレビに育てられた人間だと思っている。テレビで学んだことを今も昔も発信しているのが僕」
と言っていた慎吾くん。
「らしいな」と思いました。

42歳の1年は、boum3に凪待ちにニワニワワイワイと、
いくつもの才能で楽しませてくれましたね。
その才能はファンだけではなく、
香取慎吾に興味のなかった人たち、
むしろ「アイドルなんて」と敬遠していたような人たちまでをも魅了し、
新たなファンを獲得した1年だったように思います。

確かに、
新しい道を歩み始めてまだ不安の中にいたからこその郁男だったり、
ソロアルバムだから自分の好きな音楽をとことん追求できたりと、
大きな事務所を退所し、
ソロ活動に専念できる今だからこそ花開いた才能もあると思う。

でも、boum3ではコンサートづくりの経験だったり、
凪待ちでは白石監督をうならせた自分の映り方を熟知していたり、
30年間音楽に携わってきたがゆえのスキルだったり、
「(好きな絵を描くための)自分のパトロンは自分」と言えたり、
過去の経験や身につけたスキルをきちんと認め、
そんな自分に感謝している慎吾くんが私は好きです。

「テレビに育てられた」というのは、
哲ちゃんとの充電旅を見ても実感しました。
みんなが笑顔で「慎吾ちゃん」「慎吾ちゃん」言っているのを見て、
その知名度に本当に驚いたものです。
2年間地上波に出ていなくても「国民の息子」は健在なんだなぁって。

それは決して過去の栄光にすがってるというのではなくて。
新しい道を歩み始めてから今日まで、
「昔の自分と満ち足りた過去と別れ告げ~♪」の気持ちで、
ゼロからのスタートだと覚悟を決めて突っ走って来たのだと思う。

だけど、これまでの自分、
「アイドルとしてファンに求められて生きてきた自分」を愛し大切にしている、
それは何があっても変わらないと思えるから、
新しい一面を慎吾くんに見たとしても、
安心して一緒に面白がって遊べるんだと思います。

改めまして
香取慎吾さま
43歳のお誕生日おめでとうございます。

43歳の1年も自由に恐れずにエンターテイメントの大海原を泳いでくださいね。
特大の網を持って次なる慎魚を待ち構えているよ!