6本のタワーに炎をともしたのは「還暦おめでとう」の意味と、
東京タワーがみんなの心に灯りをともす存在であることを表したのかな。

「すごい夢があるのにすごい厳しさもある」という東京。
夜空に描いた線や点が私には少しおどろおどろしく見えて、
その下に広がる煌めく街並みとの対比を写真よりも色濃く感じた。

街の中から伸びる手のひらは、
夢をつかもうと頑張るひとりひとりの手なのかな。

写真を元にしたのはなぜだろう?
東京タワーのありのままの姿を作品にしたかったの?
現実と虚像の世界を生きる自分を投影したかったの?
ヤンチェスカートのデザインにもなった写真を使うことで、
「夢を叶えたよ」と東京タワーに報告したかったの?

描きながらアート脳が働いていく慎吾くんの表情から、
絵を描きながら自分の頭や心を整えている様子がみえたような気がする。

あの絵は純粋に東京タワーのために描いたもの。
ありったけの「おめでとう」と「ありがとう」の気持ちをこめて。
タワーの色がメンバーカラ―の6色だったのは、
東京タワーと慎吾くんの30年の思い出は慎吾くんの人生そのもので、
慎吾くんの人生=SMAP香取慎吾だから、
それが絵に表れたのだと私は思っています。

慎吾くんが辛くて大変なときに救ってくれたという東京タワー。
お台場で番組が最後だったとき…
そのことが慎吾くんにとってとても重い出来事だったのだと、
番組の作り手の方が受けとめ伝えてくれたことがとてもありがたかったな。
慎吾くんや私たちの悲しみを分かってもらえたというか。

慎吾くんに東京タワーがいてくれてよかった。
パワーあふれる作品からも心からそう思えた夜でした。

慎吾くんだけでなく、たくさんの皆さんの人生を支えてきた東京タワー。
その東京タワーがスマステカラ―に染まったのは本当にすごいこと。
1年の時を経て恩返しができたね。

そんなふうにスマステにも思いを馳せたのは、
大下さんとの笑顔のツーショットのせいもあるね。
2人の笑顔とコメントにしばらく涙がとまらなかったよ。

確か大下さんは慎吾くんがちょうど「疲れたなぁ」と思ったときに、
スイーツを差し入れしてくれると話していたような。
だから、慎吾くんの疲れがちょうどピークに達していたころに会いに来てくれたのかな、
だから、余計に嬉しかったのかな、なんて思ったり。

東京公演も残りわずか。
加えて、ななにーの準備やら仮装大賞の収録やらお正月の絵やらで年末もフル回転だね。
大下さんと東京タワーからもらったパワーで、
2018年の終わりもてっぺん目指して駆け抜けてねー!