私はどんな物語の主人公よりも香取慎吾が魅力的だと思っている。
とか、
役者をやるとその役に慎吾くんが取られたように思って、ちょっと寂しくなる。

と言いながら、
それとも、
だからなのか、
小説を読むと、その登場人物を慎吾くんに重ねてしまったり、
慎吾くんが演じてほしいなと思ってしまうのです。

テレビを観なくなって、時間にも余裕がある今、
本を読み始めました。

今読んでいるのは恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」。
昨年の直木賞と本屋大賞をダブル受賞した作品です。

あるピアノコンクールを舞台に、
4人の出場者(コンテスタント)を中心に物語は進んでいくんだけど、
この4人のうち3人が男性で、
その3人ともが慎吾くんのイメージにぴったりなのです。
3人とも年齢が若いので、実際には演じられないんだけどね。

一人は16歳の少年。
養蜂家の父、自宅にピアノがない環境で育ったという異色の経歴をもつ男の子。
彼のピアノや音楽に対する描写を読んだ時に、
パッと頭に浮かんだのがデクちゃんの無垢な笑顔だった。

もう一人は、
容姿端麗で華やかなオーラを放ち、
女性たちから「王子さま」と呼ばれる19歳の日系三世の青年。
彼を評する言葉は二面性のある魅力、
まさにSMAPの香取慎吾。

そして最後の一人はコンテスタント最高齢、
今は楽器店に勤める家庭がある28歳の男性。
人柄も演奏も優しくて柔らかい、
社会人としての葛藤も持ち合わせているところに、
「薔薇のない花屋」の英治さんをイメージした。
英治さんよりは、もっと明るくて朗らかな感じだけどね。

こんなにも個性の違う3人の男性が全部慎吾くんに重なるって、スゴイよね~。
それだけ、慎吾くんはいろんな役を演じられるし、
演じてきたってことだと思う。

今は半分読んだところなんだけど、すごく面白い。
彼らの奏でる音楽を言葉で表現していて、
それがとても豊かで感情に響く言葉の数々で。
実際に映像化されたとして音を聞いても、
私はこんなふうに違いを感じられないと思うし、
ヘタにこれを長々と解説されても、
イメージ映像のように表現されても、興ざめしちゃうところはある。

読書の醍醐味ってやつを感じています。

同じように、
舞台の醍醐味ってのがあると思う。
映像では分からない、
その場でしか体感できないものが舞台にはある。
だから、剛くんの舞台もいつか観たいよね。
剛くんが舞台に心奪われる瞬間を。

慎吾くんも舞台やミュージカルは合っていると思うんだ。
華やかさとか、声の質とかね。
だけど、今舞台があっても私は観に行けないし…
だから私は、慎吾くんにはミュージカル映画にでてほしい。
それもハリウッドの。
私の夢のひとつ。
ハリウッドのスターたちと同じスクリーンの中で歌い踊る香取慎吾を観たい。

それに、上演した舞台を映像で観るのではなく、
映画館で観るミュージカルとして完成された作品だし、
映画館なら何回でも会えるもんね。

で、クソ野郎ALL STARSが揃う「新しい詩」はミュージカルなの?
え?「慎吾ちゃん~」はもうクランクアップしたの?