2023年01月24日放送
マツコの知らない世界
https://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/
'ゲレンデリゾートが好きすぎて無職になった男性'
北島裕也(キタジマユウヤ)さん(以下、北島)

マツコ「本当スキー?」
北島「本当にスキーです。ゲレンデリゾートの世界を紹介しにきました」
マツコ「リフトの方とかじゃなくて?」
北島「リフトの方ではないんです」
マツコ「まあ逆に言うとすごい身体能力よね。あたし逆に太ってから怖くてスキーできないわ。なんか命がけじゃん」
北島「全然大丈夫ですね。スキー板を履いたら、突っ立てるだけで下まで滑れる。全然怖くはないです」
マツコ「いやいや、でも止まるのとか大変でしょうよ。いやでももう直滑降も怖いわ」
北島「私の場合ですけども、直滑降すると普通に時速100キロ超えてしまう。まあさすがにこれはこけたら危ないなという感じです」
マツコ「試したことあるんだ?」
北島「試したことあります。まっすぐズドンなコースで、とりあえずまっすぐ行ってみよう、突っ立っていようという感じでいくと時速100キロ」
マツコ「100キロ超えてたの?」
北島「100キロ超えちゃいます」
マツコ「ヤバい人?」
北島「いやいや、そんなことないですよ」
ナレーション「日本がバブル全盛期のころ、新幹線の開通や映画『私をスキーに連れてって』の影響もあり、一大スキーブームが到来。しかしバブル崩壊後、スキー人口は瞬く間に減り、右肩下がりに。そんな中、人を呼ぶために近年進化が止まらないというのがゲレンデリゾート」
北島「マツコさんにお伝えしたいこと、こちらになります。スキー・スノボをしなくても楽しめる。絶景・グルメ・温泉を一度に満喫できるのはゲレンデリゾートだけ」
マツコ「まああとあれだけゴンドラとかリフトとかが今張り巡らされてると、別にスキー板なくても移動できるか。ただ帰りちょっと恥ずいけどね。下り乗ってるのって」
北島「いやいや、今はもう私服で上がって降りてくる人もたくさんいます」
マツコ「まじで?もうじゃあスキー目的じゃなくて、雪山目的で来てるってことか」
北島「そうです。もう雪山観光目的で」
マツコ「じゃあ別にそんなに前みたいにすごいこうやって目線そらしながら降りなきゃいけないとかってことはないのね?」
北島「そんなことないです。私がトマムに行ったときだと、逆に私の周りに板を担いでいない人のほうが多くて、私のが『すみません、荷物』」
マツコ「逆に荷物持ってるほうがちょっと浮いちゃうくらいなんだ?」
北島「ちょっと浮いちゃいました」
マツコ「へえ、知らなかったわ。これでもね、あたしちょっとわかるのが、スキーできなくてもニセコ行ったほうがいい。もうすごいことになってる。もう日本語が聞こえないよね。本当外国行ってるみたいだよ」
北島「ニセコのグラン・ヒラフですね、あそこの板のところで両サイドにショッピングモールとかあって、『ここ、あれ?外国かな?』って感じになりますね」
マツコ「なんかすごいね、最近のスキー場って、もうとんでもないことになってるね」
北島「どんどん進化しています」
マツコ「石打丸山なんて、前修学旅行とかで行くところだったんだからね。こんなシャレオツなものなんかなかったわよ昔」
北島「今はもうそういうお客様ばかりですね」
マツコ「そうなんだ。あそこ行ったことある?赤倉」
北島「行ったことあります」
マツコ「あたしさちょうど予約してて、重い腰を上げて十何年ぶりに旅行しようと思って。そしたらコロナになって。ちょうどゲレンデのところにあるのよね」
北島「そうです、中腹にあります」
マツコ「部屋に温泉ついてるのよ。そこからさ、だから温泉つかりながら雲海見れるのよね。まああたしが行ったときに見れたかどうかわからないけど」
北島「なかなか雲海もタイミングが合わないと見れないですからね」
マツコ「なのよね。あのときにキャンセルしたの、あたしです」
《消費カロリーゼロで見られる⁉らくらくゲレンデ絶景》
ナレーション「まずは北島さんが消費カロリーゼロで楽々見られる、王道の絶景をご紹介」
北島「ではその中、巡ってみてきた中でもオススメの景色3選、ご紹介しますね。消費カロリーゼロで楽しめる、王道の絶景3選。この中で気になることがありますか?」
マツコ「だからさ、みなさん意外かもしれないですけど、全部行ったことあるのね。いやでもここは王道中の王道よね?」
北島「そうですね。王道中の王道です。ここを外すわけにはいかない。まずここをもうみなさんに知ってもらいたいと思って」
マツコ「でもあたし星野リゾートになる前だからね、行ったの。だから今みたいにあんな上にテラスがあったりとか」
北島「それ知らない?ああ、なるほどなるほど」
マツコ「なにマウントとってるのよ」
北島「いやいや、そうしたらこれがしゃべり甲斐あるなあと思いまして」
マツコ「なに?もう!ニセコも実はさっき知ったかぶりしましたけれど、あんなんなる前に行っています。もうなんかマウントとってくるから。本当のこと言っといたほうがいいと思って。でも蔵王は本当きれいよね」
北島「はい、きれいでね」
マツコ「本当きれいよ。これだけはマウントとられずに済む」
ナレーション「一切疲れない、ゴンドラから眺める大パノラマ絶景、『蔵王温泉スキー場』。JR山形駅から車でおよそ30分。近くには人気観光地蔵王温泉があり、絶景を堪能したあとに温泉とグルメも味わえると、外国人からも大人気。そのゴンドラから降りずに見られる大パノラマ絶景が」
北島「マツコさんご存じだと思うんですけど、見てぜひ感動してください。これですよ、これ。ゴンドラの上からこの見下ろす絶景。これをただ乗ってるだけです。乗ってるだけのこの7分間、絶景を観賞できる。なんだったら下るときもずっと見れる。これがカロリーゼロ。全く疲れない」
マツコ「3キロカロリーくらいは使ってると思うんだけどね、きっとね、これ」
北島「ちょっと歩くぶんくらい使いますね」
マツコ「でもこれ早く見ておいたほうがいいわよ。だんだん樹氷が小さくなってきちゃってるのよ」
北島「もう年々難しくなってきてますね」
マツコ「あとうまくできない年とかあったりとかするらしいから。あたしが行ったときは本当に、たぶん17、18年前くらいの話だから。あんなもんじゃなかったわよ。なんていうの、こう」
北島「もうエビフライみたい」
マツコ「そうそう。こんなんなっちゃってた。風で。ちょっとマウントとってみた」
北島「『ニセコアンヌプリ国際スキー場』。こちらはリフトを降りてすぐ青と白の黄金比の絶景が見れます」
マツコ「行きたいんだよね。今あそこすごいよ」
北島「本当今ではもう知られ渡ってしまって、もうインバウンドでどんどん開発されて」
マツコ「とんでもないことになってるわよ。すごい別荘なんて20億とかで売買されてるからね。世界屈指のスキーリゾートよ」
ナレーション「リフトを降りてすぐ絶景。白と青の黄金比。『ニセコアンヌプリ国際スキー場』。ニセコ駅から車で10分、近年海外からの観光客急増に伴い、日本初リッツ・カールトンの最高峰ホテルが誕生。北海道ならではの天然温泉や、極上飯が雪景色の絶景とともに味わえると、今大人気の観光地なのだ。リフトからの景色も」
北島「このリフトから上がったところ、目の前にアンヌプリの山が」
マツコ「まず目の前にね」
ナレーション「そしてリフトに乗ること10分。到着してすぐ見られる絶景が」
マツコ「すばらしいよね、本当に」
北島「この蝦夷富士と言われるきれいな三角形の山で」
マツコ「こんなきれいに見えるの、たぶん相当良いときだけどね」
北島「そうですね。晴れてるときを狙わなきゃ」
マツコ「すごいきれい」
北島「この空の青と雪の白、このコントラスト最高だと思いませんか?」
マツコ「良いな。やっぱり雪良いよね」
北島「雪、良いですよ」
マツコ「晴れてるときも良いけど、みんなイヤって言うけどね、吹雪いてるときも良いのよ」
北島「お、わかりますね。吹雪いているときも良いですよね」
マツコ「吹雪いているときが良いのよね。雪ってそうなのよ」
北島「ああ、よかった。これが伝わっただけでも今日はすごくうれしいです。通じ合ってしまいましたね」
マツコ「ねえ、なんかね。マウントとりあったのにね。これいこうよ、だからさっきあんたがマウントとってきたやつ。あたしあれ知らないもん。あのテラス」
北島「はい、じゃあ次はそのマウントをとった『星野リゾートトマムスキー場』いきましょう」
ナレーション「私服で行ける山頂絶景、『星野リゾートトマムスキー場』。新千歳空港から車で100分。2つのタワー型ホテルがシンボル」
マツコ「あれも無かったのよ。別のが建ってただけよ」
北島「このビーチもできちゃってるんですよ」
マツコ「こんなのあるの?今」
北島「あるんですよ。これ雪国行ってこれなんです」
マツコ「あれはもうスキーやらなくても行くね、みんなね」
北島「行きますね」
ナレーション「頂上に向かうゴンドラの道中にも、冬ならではの絶景が」
北島「この霧氷です。雪に水滴がついて、それが凍って、木が白くなった状態ですね。ここに太陽の光とか当たると、キラキラと光ってこの時点ですごくきれいなんですけど。ここから上がっていくとさらに良い景色が見られるんですよ。この新しくできたテラス、ここから見えますので。お楽しみください。トマムといえば雲海ですね。これがテラスのところから見えます。この映像はちょっと夏のものなんですけど。私これ仕事やめて無職になって、できればこの霧氷と雲海がそろったところ。この映像、この景色を見たいと思って、今ちょっと虎視眈々と狙っておりますので」
マツコ「雲海ね。赤倉観光ホテルとトマムだと、どっちが見やすい?」
北島「雲海ですか?冬であれば赤倉のほうが見やすいです」
マツコ「絶対冬はそうよね。2月くらいで見れるのよね」
北島「2月くらいで見れますね。赤倉は私見たことないんですけど、隣の『杉ノ原スキー場』とか、そちらのほうでは雲海見てますので。2月半ばですね」
マツコ「北海道のほうだと、やっぱり2月だともう寒すぎてダメなんだ?」
北島「寒すぎて厳しいという形なんです」
マツコ「ちょうど2月と3月の境目とか」
北島「そうです。霧氷が生き残っているけど、雲海も出ている絶景を狙えればいいなというところですね」
マツコ「だめだろうね。…冗談。冗談よ」
北島「がんばります。私この絶景絡みで一つ自慢したいことがあるんですよ」
マツコ「ずっとさっきから自慢してるわよ」
北島「そうですね。こちらです。僕が人に言えるたった一つの自慢。人生で唯一ちやほやされる。自分で撮った滑りながらの絶景スキー映像をマツコさんに見せたい」
マツコ「これYouTubeとかであげてる人けっこういるじゃない?すごい好きなの。滑りながらずっと撮ってるやつ。ダラダラ見るのが大好きなのよ」
北島「じゃあもうばっちりですね私」
ナレーション「今YouTubeやSNSでも話題になっている、ゲレンデを滑りながらの目線カメラ。北島さんが撮ったスキー映像の中でも、ぜひ見てほしいというのが」
北島「こちら北海道の小樽にある『オーンズスキー場』というのですが、見てください。奥に見える海。そして手前、これゲレンデです。ゲレンデのすぐ目の前に海があって、この中を滑るこの絶景も最高だと思いませんか」
マツコ「すごいね。こんなところないんじゃない?あんな海近いゲレンデ」
北島「そしてこの右側、夜景で見える右側。これ札幌市なんですよ。大都市がこんだけ近くで、海が近くて、こんな中」
マツコ「ちょうどだから銭函の海岸だ」
北島「そのとおりです。銭函のところです」
マツコ「海からの風もくるわけでしょ?」
北島「きますね」
マツコ「すごいわよ。でもきれいだね」
北島「私もまあずっとデブで、インドア派で生きてきて、まあ正直小さい頃ってスポーツできる人のほうがモテたりとか、ちやほやされるじゃないですか。そういう中でもこの映像を出すと、SNSに出すと、みんなが『すごい絶景ですね』『私も滑りにいきたくなりました』とかって言ってくれると、なんかちょっと気持ちいいってなってくるんですよね」
マツコ「でもさ、それこそさ、ぽちゃ好きの女子たちも多いわけじゃない?そういう中ではもうブランド物よね」
北島「そうですね。もうすごい希少価値ですよね」
マツコ「あんなスキーできるデブいないよ」
北島「そうです。ただのデブじゃないと思っています」
マツコ「何の話これ?」
ナレーション「今回北島さんが新たに撮りたい場所があるというので、絶景スキー動画撮影に密着。やってきたのは長野県志賀高原『横手山・渋峠スキー場』。しかし今日はあいにくの天気」
北島「吹雪いているシーン撮るしかないですね」
ナレーション「さっそく映像を撮るためリフトに5分間乗って上へ」
北島「こっち側の方向に景色が広がっている。こっちから右側のほうに、下のほうに長野盆地。善光寺平が下に見えて、左側に笠ヶ岳という志賀高原のシンボルの山、三角形の山がそそり立って。このアングル。こっちに山があって、こっちに平地が見えるか雲海が見えて、奥に北アルプスの白い山並みがザアーっと横一面に。絶景です」
ナレーション「伝わらないと思うので、実際に北島さんが別日に撮った絶景映像をご覧ください」
北島「今紹介したこのゲレンデ、これ日本一標高が高い2307メートルのスキー場なんですが。これ先ほど紹介したかった、この景色なんですよ。右側に奥のほうに北アルプスが見えて、左にほうにこの三角形の山が見える。そしてちょっと過ぎちゃいましたけど、雲海が見える。このロケーションで、こんな冬の頭から滑ると。こちら吹雪のシーン。マツコさんお待たせしました。吹雪のシーンも」
マツコ「もうちょっと吹雪いててさ、先がちょっとわかりづらいときとかが良いよね」
北島「もっと雪の玉が、粒がデカいほうが良いですね」
ナレーション「吹雪のときは被写体といっしょに撮るとかっこよさがアップ」
北島「ちょっと恥ずかしい滑りなので、一応まあこんなふうにして今手にカメラ持ってますけど、滑ってますね」
ナレーション「滑り終わったあとはもちろん」
北島「すぐ近くに熊の湯温泉があって、すごい真緑のお湯なんです。そこオススメですね。匂いもけっこうしますよ」
マツコ「でも志賀高原とかだったらさ、ちょっと離れたらすごい温泉いっぱいあるもんね」
北島「ありますね。山の両側に草津温泉と、こちらの湯田中温泉があって」
マツコ「あとちょっと行ったら野沢。野沢温泉はまた近くにまた別のスキー場あるか」
北島「野沢温泉、もうそばのスキー場がありますので」
番組スタッフ「すごい意気投合」
マツコ「なんならもうツインの部屋2人で泊まるわよ」
北島「もうぜひ泊まりたいです」
マツコ「温度上がるからね」
北島「本当暖房いらずで」
マツコ「冬とは思えない暖房いらずの。ネコも嫌がるくらい部屋の中暑くなるからね、本当に。ね?」
北島「そうです」
《進化が止まらない!ご当地絶品ゲレンデ食》
北島「ゲレンデリゾートの魅力その2、いろいろ回らず汗ひとつかかずに絶品ご当地料理が楽しめまふ」
マツコ「みなさんは汗かかないです。あたしたちはビチョビチョ」
北島「本当ビチョビチョになっちゃう」
マツコ「ビチョビチョになるんだ、本当に」
北島「マツコさんどうですか?ゲレンデの食事ってどういうイメージもたれていますか?」
マツコ「いやあ、まあ正直、イマイチだよね」
北島「ですよね。たぶんこういったゲレンデ行ったらオーソドックスなカレーが出て、まあよくあるラーメンも」
マツコ「ありがたいのよ、あんな上でね。寒い時にありがたいんだけど、でもなんか観光地とか遠く行ったときは食べ物って妥協したくないよね」
北島「妥協したくないです」
マツコ「あるの?ゲレンデに。妥協してないの」
北島「あります」
ナレーション「そう、実は今スキーではなくグルメ目当てのお客さんが殺到しており、絶景や温泉といっしょに絶品料理を楽しめると話題に。たとえば新潟県にある魚沼盆地の絶景が眼下に広がる『石打丸山スキー場』では、23店舗の飲食店が軒を連ねる。新潟八海山酒造の麹で漬け込んだローストビーフサンドが人気。北海道の大雪山連峰の絶景が見られる『ぴっぷスキー場』では、特産のニジマスのイクラ丼や、ジビエ料理が堪能でき、そのリーズナブルな値段とともに話題となっている。ここからは北島さんが全国から厳選、この冬食べたい絶品ご当地ゲレ食をご紹介」
北島「私が特にオススメしたいゲレ食。『奥志賀高原スキー場』の、ミラノ風ラザーニャです」
マツコ「急にサイゼリヤっぽくなってきた。もうけっこう本格的なイタリアンなんだ?」
北島「イタリアンです。ここはシェフが作ってくれる、とてもおいしいイタリアンが食べられるので、もうぜひぜひ志賀高原の、奥志賀行ったらここでまず食べてもらいたい。そういう場所だったので」
マツコ「まず滑る前に?」
北島「もう滑らなくていいです」
マツコ「滑らなくていいの?」
北島「はい。もうここ滑らないで滞在して食べている人いっぱいいますので。大丈夫です」
マツコ「そんなけっこうおいしいお店あるんだ?」
北島「はい、あります」
ナレーション「そのラザーニャを食べられるのは、標高1500メートル、上信越高原国立公園の山々に囲まれた『奥志賀高原スキー場』に隣接するホテルグランフェニックス奥志賀」
北島「見てください。この建物ですよ。すごいリゾート感ありませんか?」
ナレーション「中でも人気なのがサウナ後の外気浴」
北島「ここ中サウナがあって」
マツコ「あたしたちあれサウナやらなくてもあれできるからね。外気浴」
北島「それだけでも気持ちいい」
マツコ「ダウンジャケットを脱いで、あそこに座ればいいだけの話」
北島「部屋もこんなにきれいなところなんですよね。大浴場から志賀高原の景色。この雪景色を見られる環境の中で、スキー場のこのゲレンデから直接このグランフェニックスに来れます。こちらが今回紹介するイタリアンのほうのレストランです。こちら天皇陛下と愛子さまも16回訪問されて、今回ご紹介するラザーニャも食べております」
マツコ「16回も行かれてるの?」
北島「毎年のようにいらっしゃっていました」
ナレーション「本場イタリア・ミラノで修業したシェフが考案。家庭的な味が人気のラザーニャ」
北島「リフトアップして、この感じどうですかね。ここまでいったらもう口にパクって食べたくなりませんかね。ぜひこれをマツコさんに食べていただきたいです」
マツコ「あら。すごいわね。あたしたぶん陛下と同じものをいただくのは初めてだわ、人生の中で。ラザニアって本当おいしいよね」
北島「おいしいですよね」
マツコ「なんなんだろうね、本当に。おいしい。でもむやみに油っぽくない感じが良い。上品な」
ナレーション「味の決め手ベシャメルソースにはバターを多く入れ、コクを出している」
北島「おいしい。本当おいしい」
マツコ「これが5口で終わるんだから。ラザニア考えた人ってすごいよね」
北島「本当すごいですよね。食べたくて食べたくてしょうがないんです」
マツコ「でも見てごらん。きれいに食べるだろ、デブは。ネコがなめたみたいに食べるから、あたしたちは」
北島「そのとおりです」
マツコ「おいしかった」
北島「超おいしかった」
マツコ「おいしかった」
北島「次のゲレ食をご紹介します」
マツコ「やだ、もう。あんたやっぱり太るわ。大体いっしょだもん、好きなものが。だいたい『わかるー、わかるー』」
北島「標高1300メートルの極寒にある絶品ご当地ゲレ食。『蔵王温泉スキー場』Forest inn SANGORO、芋煮ランチ」
ナレーション「北島さんイチオシゲレ食、山形県蔵王温泉のほど近くで人気の、『蔵王温泉スキー場』で食べられる芋煮ランチとは?」
マツコ「良くないね、やっぱり」
北島「来ました。芋と米が」
マツコ「芋と米が8割方だからね。良くないけど食べちゃう。うまっ。ウマいね」
北島「こちらのスープ、もう本当ご当地の醤油ベースのスープに、ちょっと甘みがありますよね。このまた素朴な感じが非常にそそりますよね」
マツコ「あとお芋の煮方が」
北島「本当ふっくらやわらかくて」
マツコ「こんなうまく炊けないよ。うまっ」
北島「ちょっと甘みがありますよね。めちゃくちゃ食べちゃう」
マツコ「食べちゃいなさい。うまっ」
北島「一応新しくメニューもステーキとか肉系とか、まあいろいろ出てはいるんですけど、正直芋煮いっちゃいますね」
マツコ「ごちそうさまでした。さすがデブのチョイスですよ」
~完~