2023年02月07日放送
マツコの知らない世界
https://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/
'3歳からお菓子缶を1000缶以上集めた主婦'
中田ぷうさん(以下、中田)

マツコ「想像以上にこんな名前を付けそうにない感じなんですけれども。どうしてこんな名前付けちゃったのかな。どうしても缶を使わなきゃダメですか?」
中田「そうですね。ちょっと捨てるとか信じがたいんですけど」
マツコ「うわ。全然やわらかい人じゃなかった。結局使わないじゃないですか」
中田「でも、缶って飾ってるだけでも心が満たされる美術品」
マツコ「その論調になってくると、絶対違いますって言います」
中田「ダメ」
マツコ「ダメ?」
中田「今SDGsの時代で、缶ってほぼ100パーセントリサイクルがきくんですね」
マツコ「もうでもすごいね。ちゃんとリサイクルの物を使っているんだ?」
中田「そうなんです。そのため元々紙箱にクッキーを入れて」
マツコ「でもそうしたら、紙よりもSDGsの観点で言ったら進んでるのよね。やっぱり紙ってどうしても100パーセントリサイクルは無理じゃない?」
中田「そうなんです。しかもたわむし、湿気は吸うし、印刷はゆがむし」
マツコ「紙をそんなにディスらないでくださいよ。紙の包装をディスると、また怒ってくるのがここのメンバーにいるので、1人。それがまたやっかいなんです。本当ね」
(※包装紙・お菓子箱を集める堤信子さん)
ナレーション「ということで、さっそくお菓子缶のすごさを知ってもらうため、マツコにオススメを一つご紹介」
中田「じゃあまず…、まだ開けないでください。『マモン・エ・フィーユ』という神戸の会社のなんですね。すてきですよね。そのオーナーの松下さんって方が、フランスに住んでいるときにずっと気に入っていた、昔からの幾何学模様の。でもこれ、昔はフランスのお肉屋さんの床の模様だったんです。じゃあ開けてみていただいて」
マツコ「許可が出ました。じゃあ、パカッ。これすごいね。取りづらい」
中田「缶の防湿性があるからこそ、個包装ではなく、裸でお菓子を入れられる」
マツコ「ただ、取りづらいは取りづらいですよね」
中田「そうですよね。これね、ひっくり返しても、ほら出てこないの」
マツコ「こんなに取りづらくしていることなくない?これ」
中田「だからそれを、ちょっと手を消毒したあとに、この上から何段目かを車輪を取り出すように優しく」
マツコ「うわ、難しい」
中田「難しいですよね。でもなんかこのお花柄みたいになってるので」
マツコ「きれいに取れた」
中田「あ!ちょっと待ってください。食べるまえにちょっとこう」
マツコ「なによ。食べちゃったもん、もうだって。おいしい」
中田「おいしいですよね。本当シンプルにバターと小麦粉とお砂糖だけを使って。それだけに余計なことができないというか。直球勝負でくるので。私基本的に缶が命で、あんまり中身に興味がなくて」
マツコ「言い方を」
中田「なんですが、これに関しては本当に中身がおいしいと思っていて。缶がちょっとこうピサの斜塔になるくらいまで買うくらい、おいしいと思っているんです」
マツコ「これはもう全部食べるのね?」
中田「全部食べます」
中田「今日は自宅からできる限りお菓子缶を持ってきました。その中でもちょっと今注目のものをご紹介させていただきたいんですが。後ろの『ヨックモック』の織柄缶なんて、70年代にあった缶なのに、いまだあんな美しい印刷を保っていますし、その横のイギリスの『ハントリー&パーマー』社の缶も60年代の缶ですけど、いまだにあそこまで美しいので。やっぱり紙だったらヘタれるし。『ユーハイム』さん。今までクッキーをこの青い缶に入れていた。去年日本出店100周年を迎えて、リニューアルすることになって。できたのがこちらなんですね。かわいいと思いませんか?」
マツコ「かわいいですよ」
中田「かわいいですよね?」
マツコ「かわいいはかわいいです」
中田「このときは後ろがまっさら。まっさら、よく覚えておいてくださいね。この新しい缶はエンボス加工がされているので、よりこのクッキーがリアルになって3D調になってかわいさ100倍になってるんですよね」
マツコ「でもそれが、だからあたし実は知ってるんです。デパートのお菓子売り場とか今、包装合戦なの。かわいい包装にしないと売れない。だから今デパ地下に行くと、お菓子売り場が本当にかわいくなってるよ」
中田「私もやっぱり週一回のパトロールは欠かさない」
マツコ「パトロールって言い方。言い方ですよ、もう」
《敷き詰めの美学を堪能!缶も中身も絶品のお菓子缶4選》
中田「私が訴えたいお菓子缶の魅力の、その1です。敷き詰めの美学」
マツコ「缶にクッキーを詰めているところ、今増えたよね。昔からそういうところはあった。小さい缶にぎっちり入ってる、あれ系のところ今増えたよね、すごくね」
ナレーション「ここからは1000個以上のお菓子缶を収集するぷうさんが厳選、バレンタインに贈りたい敷き詰めの美学がすごい4缶をご紹介。まずは学芸大学駅の商店街にある、和菓子店『あか』。一日200個限定、無添加で作るふわふわのいちご大福が大人気。そんな和菓子店が作る、敷き詰めの美学が堪能できるお菓子缶とは」
マツコ「出てくるのね」
中田「注目していただきたいのが、葉っぱ。なんの葉っぱだと思いますか?」
マツコ「これなに?」
中田「イチゴの葉っぱ。イチゴのお菓子っていうと、あそこみたいにイチゴが缶のフタに描かれているものってよくあると」
マツコ「かわいいしね、よく使いがちよね」
中田「そうなんです。やっぱりかわいいから表に描きたくなるんですけど、これは開けてみてください。いや~!って思いません?」
マツコ「なるほどね、このイチゴジャムとかけてるのね?」
中田「かけてるんです」
マツコ「あたしこれが好きなのよ、イチゴジャムはさんだクッキーが大好きなの?」
中田「おいしいですよね。このしっとり感とネチっていう」
マツコ「おいしい。イチゴもぶわってイチゴの味がするんじゃない。たぶん甘味料とか香料とか入れてないから、ほわーってね」
中田「そうなんです。あとから後味として脳裏にふんわりイチゴが来るんですよね。それがもう本当においしくて」
マツコ「持って帰ろう」
中田「でも缶は捨てないでくださいね」
マツコ「缶はおいおい考えます」
中田「そして次が、計算し尽くされたかわいさ。パズルの美学を堪能できる『ミトラカルナ』さんのクッキー缶です」
ナレーション「実店舗を持たず、EC販売か催事でしか手に入らない『ミトラカルナ』。発売と同時に完売してしまうほど大人気の缶で、堪能できるパズルの美学とは?」
中田「かわいくないですか?その憎たらしい顔とたくらみ顔で、なんかただ猫っていうんじゃなくて、こう‘ネコ~’みたいな感じの。マツコさんネコお好きですか?」
マツコ「ネコ好きですよ」
中田「ネコの軟体を堪能できる敷き詰めの美学。ちょっと開けてみてください」
マツコ「ネコが絡んでるの?」
中田「絡んでるんです。イヌじゃできない」
マツコ「あら。本当にパズルなのね。これはすごいわ」
中田「すごいんですよ」
マツコ「ネコ好きな人じゃなくても、これはちょっともらったら感動する。開けたときの喜びがすごい」
中田「でもやっぱり紙箱にもし入れちゃったら、油がじわじわ周りから」
マツコ「紙箱ディスるのやめましょう、これ以上もう本当に。なんでそんな紙箱を目の敵に?あ、甘いやつじゃなかった」
中田「こちらヴィーガンとか対応なので、バターとか牛乳とかを使ってないんですよね」
マツコ「ハーブとかスパイスで味を付けてるのね?おいしい。なんかね、お酒にも合いそう」
中田「そうですね、シャンパンとかにも合うと思います」
マツコ「急にシャンパン。そういうマウントの取り方もするの?」
中田「違います」
中田「日本ならではの伝統美。吹き寄せの美学。銀座にある『菊廼舎』さん。これご存じだと思うんです」
マツコ「『揚げまんじゅう』とか書いてあるから、和菓子屋さんなのかな?」
中田「そうです。和菓子系なんですが。今までのずっと見ていただいたものと」
マツコ「箱、急に」
中田「ガラリと変わって、玉手箱感がありますよね」
マツコ「これクッキーなの?」
中田「干菓子なんです」
マツコ「だからやっぱりこれ和菓子なのよね」
中田「そうなんです」
マツコ「これはかわいい」
中田「かわいいですよね」
マツコ「これはかわいいわ」
中田「しかもその日本の象徴である富士山を真ん中に、周りに四季を表す」
マツコ「本当だ、桜があってね、紅葉が合って」
中田「それひとつで一年」
マツコ「これ落雁みたいな感じなのかな?」
中田「そうです」
マツコ「せっかくだから、富士山からいっちゃおうか。昔食べていた落雁とは違うわね。良いところの落雁っておいしいのね」
中田「小麦粉のボソボソ感がない」
マツコ「ないね。味もすごいちゃんと。他の、ちょっといい?いろいろこれ。これ好きなんだよね」
中田「おいしいですよね。丸ボーロがつぶされたみたいな」
マツコ「そう、ボーロみたいなやつ。おいしい」
中田「しかもやっぱりそのフタを開けたときに崩れてないっていう、その敷き詰め感の計算ですよね」
マツコ「これだからズレてないのがすごいわよね。これも喜ばれるんじゃないかな、持っていったら」
中田「この繊細さって日本ならでは」
マツコ「これも食べておこう。これも昔からあったね。しばらく食べてなかったけど、昔家にあったなっていうお菓子」
中田「そうですよね。おばあちゃんの家にあったりとか」
マツコ「久しぶりに食べるとおいしい、こういうの」
中田「おいしいです。おいしい」
マツコ「売ればいいのに、また。おいしいわ。疲れないね」
中田「疲れないです」
マツコ「疲れないわ」
中田「次が敷き詰めの美学の最終形態。『カフェタナカ』、ジェラート缶」
マツコ「ジェラートが入っているの?どういうことよ本当に」
中田「まずは開ける前に触ってみてください、これに関しては」
マツコ「冷たい」
中田「ですよね。じゃあ開けてください」
マツコ「ケーキ?」
中田「ケーキなんです」
マツコ「へえ、これかわいい」
中田「そのベリーの美しさと、缶のこのコーラルピンクがちゃんとリンクして作られてるんですね。そもそもこの『カフェタナカ』さんって、同じデザインでいろんな色でクッキー缶を作ってらして。そのクッキー缶のほうはそのジェラート缶よりも1センチ浅いんですね。ジェラート缶は1センチ深く作っているので、だからベリーが崩れない状態でフタができるようになっているんです。もちろんだから出して、切り分けてみんなで食べてもいいですが」
マツコ「いや、これはね、このまま食べたほうがいいと思う」
中田「ですよね。そうなんですよ。本当は一人で抱えて食べていただきたい」
マツコ「スポンジがおいしい」
中田「おいしいですよね。でもなんかすごくないですか、発想が。アイスケーキ缶が出てきたとき、さすがにちょっと私もう‘ああ、やったな’っていう」
マツコ「でもね、これ本当に缶だけじゃなくて今日紹介してくださってるの、中も全部おいしい」
中田「おいしいですよね」
マツコ「本当においしい」
中田「そりゃそうですよ。普段缶にしか興味がない私が、中もおいしいって言ってるんですもん」
《主婦も大喜び!二次利用に最適な魔法の缶》
中田「次はお菓子缶の魅力2。主婦が大喜び。二次利用に最適な魔法の箱」
マツコ「そうよね、そこよ、問題は」
中田「私たちの母世代とか、本当にもうずっとヨックモックの、マツコさんのすぐ後ろにある織柄缶とか裁縫箱に」
マツコ「あと丸いやつとかさ、まち針を刺すフェルトのやつとかを、あれを直じゃなくて缶に入れて、これくらいの。それをまた裁縫箱に入れたりとかしてたよね。なつかしい。なんか貧しかったけど…。やめよう。ノスタルジーって言われるから」
番組スタッフ「お二人、ちょっとすみません。二次利用のブロックで、どうしても見学したいという方がちょっといらっしゃってまして。お呼びしてもいいですか?」
マツコ「ダメです。誰ですか、それは」
番組スタッフ「すみません、お願いします」
堤さん「マツコさん、ぷうさん、ハッピーバレンタイン」
マツコ「いる。いたじゃん。あんたさっきから紙をディスられてたわよ」
堤さん「はい、聞いておりました」
マツコ「聞いてたでしょ、ほら、怖いのよこの人。粘着質だから」
ナレーション「お菓子箱と包装紙を愛する、フリーアナウンサーの堤信子さん」
堤さん「今日は缶ということで、私缶も大好きなんですけれども」
マツコ「そうだったの?イヤだね本当に」
堤さん「おみやげ。もうすぐバレンタインなので」
マツコ「そうね、なんかあなたのおみやげうれしかったこと一回もないのよね」
堤さん「いやいや、今日は中身入っていますので。これですね。『エウレカ』っていう」
マツコ「かわいい、これ」
堤さん「かわいいでしょ?昔のテレビ。ブラウン管です。ちゃんとチョコレートも入れています。ていうかもともと入ってるんです。『エウレカ』っていう神奈川県のお菓子メーカー、缶メーカーさんがあるんですけど。そこので。マツコさんにいつまでもテレビで活躍してほしいなと思って、テレビにしました」
マツコ「ありがとうございます」
堤さん「それでぷうさんにはお菓子缶の女王でいらっしゃるので、とても私は缶をプレゼントするのは恐れ多く」
マツコ「紙箱」
中田「すみません、さんざんディスっておいて」
堤さん「ぷうさん、紙箱にも良いものがあるんです」
中田「はい、ありがとうございます」
堤さん「これは『HACCI』っていうハチミツ専門店の『HACCI』のお菓子箱がめちゃめちゃかわいい。ワニ革風な箱で、こんなに大きいリボンがかけてあって、本当に華やかなのでと思って」
中田「ありがとうございます」
堤さん「ちょっと箱も見直していただきたいな、と思って買ってきました。中もおいしいんですよ」
中田「ありがとうございます。ちょうだいいたします」
堤さん「初めてお会いするんです。実は同じWEBマガジンで連載をもってるんですけども」
マツコ「紙箱と缶で?」
堤さん「本当そうなんです」
マツコ「誰が読んでいるんですか?」
堤さん「私は缶にあこがれがあって」
マツコ「あこがれてるのね?缶に」
堤さん「缶あこがれています。なぜかっていうと、私まだ缶を集めきっていない。紙箱は何千とあるんですけど」
マツコ「もう集めないほうがいいですって。箱だけにしといたほうがいい」
中田「でも、老後は箱根に博物館にしてもいいですし」
堤さん「そうです。私も夢がそうなんです。博物館作ること。ですよね?」
中田「ね?箱根ガラスの森じゃなくて」
マツコ「そうなったらあたし箱根には出入りしません」
ナレーション「お菓子缶はそのかわいいデザインと丈夫さで、再利用しやすいのも人気の理由。SNSではお菓子缶をお弁当箱にする‘#カンカン弁当’がブームになるなど、再利用までがお菓子缶の楽しみ方。続いては、ぷうさんの1000缶以上のコレクションの中から、二次利用にぴったりなお菓子缶をご紹介」
中田「まず一品目を」
堤さん「かわいい缶ですね、どれも」
中田「フランスの『ラ・トリニテーヌ』というブランドの缶です。どれも蝶番缶になってるんですね。フタがカポっと外れないようになっていて、きちっととまっていて。こちらのブランド、今まで廃盤品も含めて、500種類以上のデザイン」
マツコ「これがあれよね、有名なところよね。ずっとしょっちゅうコロコロ変えてるところよね?」
中田「しょっちゅう変えています。いわゆる成城石井さんとか、デパ地下やスーパーで売っている。マスクを入れたり」
マツコ「マスクはいいね。これね本当にね、びっくりするくらいピッタリ。ほらこれだから、偶然よね?」
中田「そうなんです。本当に偶然の産物で、シンデレラフィットっていう形で」
マツコ「出た。シンデレラフィット」
中田「フランス人がマスク入れに使っている缶の形なんですね。。他にいろいろなものがシンデレラフィットするという『ラ・トリニテーヌ』の缶。たとえばこちら。マニキュアがシンデレラフィット。ネイルケアグッズの収納に。さらにマスキングテープを4段重ねた高さにもシンデレラフィット。文房具入れにも最適だそう。そして続いてはこちら、イギリスの『キャンベル』というショートブレッド缶の二次利用とは?」
中田「これはもううちはおべん…、娘たちが使っているんですけど」
マツコ「『べん』って言っちゃった」
中田「かわいいですよね、ネコちゃん。ちょっと!今中見ましたよね?」
マツコ「だって『べん』って言ったじゃん。弁当でしょ。でもそれこそさ、汁がもれたりしない?」
中田「しないです。大丈夫です」
マツコ「本当?ああでも、サイズ的にはピッタリよね」
中田「そうなんですよ。深さが3.5センチっていう絶妙なサイズで、シュウマイとかがすごくきれいに収まる」
マツコ「シュウマイがきれいに収まるの?」
中田「お弁当カップもきれいに入るんですよ」
マツコ「お子さん何も言わない?」
中田「今もう大学生なんですけど、高校生のころとかとか中学生のころは、けっこうお友達に『かわいい』って。SNSで‘カンカン弁当’っていう言葉があるくらいですから」
ナレーション「お菓子缶を使ったお弁当の中でも投稿数が多く、カンカン弁当の神缶と呼ばれているのが、こちら大阪『コバトパン工場』のクッキー缶」
中田「普通の市販の食パンを半分に切って作る、家庭のサンドイッチが入るんです」
マツコ「ちょうどこのサイズってことね?ちょうど半分に割ったときに高さがピッタリだと」
中田「約5.5センチっていう神の高さがいいんですね。でもやっぱり表にパンが描いてあって、中もサンドイッチを詰めたときのときめきですよね」
マツコ「そうなの?」
堤さん「ときめき」
マツコ「やったことある?」
堤さん「サンドイッチは初めて。やってみます」
中田「さらにまたかわいい缶が出てきます。お弁当で驚かないでいただきたい。こちらはネコちゃん。またネコちゃんなんですけど」
(パティスリーアンフルール/岡山)
マツコ「びっくりするもの?なにこれ?おから?」
中田「カッサータ」
マツコ「手作り?」
中田「そうです。リコッタチーズで作るやつなんですけど、リコッタチーズは高いので、クリームチーズで十分作れるんですけど。生クリームと合わせて固めるだけなんですね」
堤さん「そっか、型として使う」
中田「そうなんです。型として使うので」
堤さん「確かに形良いですしね。これは紙箱にはできない」
マツコ「じゃあそれは缶よりも紙箱が劣ると思ってるのね」
堤さん「そういうわけじゃなくて」
ナレーション「ちなみにこんな扉つきのちょっと変わったお菓子缶には、コーヒーポーションやあめなど、普段使いの細かいものを入れるのがオススメなんだとか」
《持っている方探しています。激レア!ヴィンテージお菓子缶》
中田「ちなみにマツコさん、最後にお願いがあるんですけれども、よろしいでしょうか?ちょっとお知らせをさせていただきたいんですが、この缶持ってる人連絡ください。『メリーチョコレート双子缶』」
マツコ「それは何年前くらいのやつなの?」
中田「1960年代ので」
マツコ「60年代か」
堤さん「知らないです」
マツコ「もう60年前か」
中田「そうなんです」
堤さん「私生まれてますけど、これは知らなかったです」
マツコ「生まれてるのね。女性の横顔みたいなロゴは変わってないのね」
中田「変わってないです。ツボみたいな形の缶なんですね」
マツコ「もし番組宛てにご連絡くださったら、番組からも粗品になりますけれども、つけさせていただきますので。もし、番組宛てでもかまいませんので、ご一報ください」
堤さん「良かったですね、ぷうさんね。これで見つかったらいいですね」
中田「最後にマツコさん、『ヨックモック』の缶の中を見てほしい」
マツコ「え?これの?なにか入ってるわね」
中田「ときめきが。感動の嵐がたぶん。『いやっ!』って思いません?あえてのブルボン攻め」
堤さん「他のお菓子」
マツコ「でもね、こんな攻撃的なぷうの優しさが見えたのよ。全部ブルボンのところで、申し訳なさ程度に入っている、亀田製菓ハッピーターン。ブルボンだけにしちゃうと、マツコさん亀田寄りだからって。ちゃんと優しさが。でもこんなんじゃフォローできないくらいおまえ狂気だからな」
~完~