2022/10/25放送

マツコの知らない世界

https://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/ 


'6500種類突破!秋と冬は毎日鍋を食べ続ける主婦'
安井レイコさん(以下、安井)



マツコ「何年前?」
番組スタッフ「6年前」
マツコ「6年も経ったの?じゃあもうお子さんも大きくなったんじゃない?」
安井「どうも」
マツコ「うわー」
安井「ご無沙汰しております。お久しぶり」
マツコ「やだ、印象が変わることはなかった」
安井「お元気でしたか?」
マツコ「お元気です。どうぞ。安井さんもお元気でしたか?」
安井「もちろんです」
マツコ「色がいろいろあるのね」
安井「そうなんですよ。実はバージョンアップしているんです」
マツコ「やだ、6年経っても変わらないものってあるのね」
安井「うれしいです」
マツコ「ほめてたんだ、あたし」
安井「ということで今日は、こんな感じで進めてまいりたいと思います。私、レイコが伝えたいこと。マツコさん、おめでとう。鍋は大人数から‘ひとり’の時代になりました」
マツコ「『おめでとう』なのね」
安井「どうですか?すごいんですよ今。ひとり鍋の世界」
マツコ「なんか古臭いのかもしれないけど、一人で鍋をするって発想にならないのよね」
安井「そうですか」
マツコ「いや、みなさん他に人がいるときは、『あ、じゃあお鍋にしようか』ってなりますけど」
安井「そういう方もいらしたかと思うんですけど、例えば大人数で召し上がっていたのがこのコロナ禍になって、一人だけお外から帰ってくるときにみんなでつついた鍋を食べるのどうかな、とかいうときに。ひとり鍋だけお父さんの分、とかっていうので」
マツコ「じゃあ家で大きい鍋もあるし、孤食用の土鍋もある?」
安井「あると。外に出たときも、『みんなで鍋つつくのどうよ?』ってなったときに、ひとり鍋用のお店ってけっこう増えてきたんですよ」
マツコ「そうか、そういう側面もあるのか」
安井「そうなんです。ここ、もうご存じですか?渋谷にあるんですけどね」
(BOLING POINT渋谷)
マツコ「いや、知らない」
安井「これ実は台湾のお鍋なんですけど、一度ロサンゼルスに行って、ロサンゼルスから日本に入ってきたっていう台湾の鍋なんですよ」
マツコ「ローズミルク?」
安井「ミルクなんですけど、バラの香りがふんわりして、最後にピリッと辛い。こちらもともとちゃんこ屋さんだったんですけれども、一人用の鍋のお店をオープンされましてですね、しゃぶしゃぶとかちゃんことか、楽しめるんですね」
(はなさく蔵之介はなれ池袋)
マツコ「一人でしゃぶしゃぶやるの?こうやるんですよね?」
安井「そうですよ。信じてません?」
マツコ「いや、あの、…わかりました」
安井「おひとり焼き肉は行かれますか?」
マツコ「いやいや、絶対無理。あたし、なんだろう、そのメニュー関係なしに一人でレストラン行けないもん」
安井「おやおや、私は」
マツコ「全然臆病じゃなさそうですもんね」
安井「はい。出張で一人で歩くのが多いものですから。ジンギスカンとかも一人でガンガン行きますね」
マツコ「一人でジンギスカン?あの鍋の形を一人で楽しむの?まあ家ですよね、あたしの場合はやるとしたら」

安井「家ですね。ということで、私もですね」
マツコ「ああ、つなげちゃった」
安井「家庭内ひとり鍋」
マツコ「やだ、レイコに良いトスをあげちゃった」
安井「いただきました。良いトスがきたものだから、ついね。マツコさん覚えていますか?我が家族を」
マツコ「覚えていますよ。なんかみんな何かにおびえながら暮らしているような」
安井「家族5人」
マツコ「もうだって6年経ったから、みなさん」
安井「こんな感じだったんですけど、でも今こんな感じになっちゃったんですよね。長男次男が家を出ていった」
マツコ「ずいぶん減りましたね。三男今プレッシャーだろうな。これを一人で受けなきゃいけないんだから。つらいことあったら相談しに来い」
安井「一応ですね、それぞれの好きな味が楽しめるわけですね」
マツコ「小さい鍋焼きうどんみたいな土鍋で食べているもんね、三人」
安井「たくさんあるのでね。主人は例えばキムチ、三男は寄せ鍋、私は白湯とか食べてるんですけど」
マツコ「三男が一番オーソドックス」
安井「実はそうなんです」
マツコ「いやあ、でもまだ例えば5人いて5人が鍋食べてるのに、一人ずつ小さい土鍋で違う味食べてるって、ちょっとあたしまだ想像ができないわ」
安井「あらそうですか」
マツコ「息子に電話してくれない?」
安井「もともとね、こういう大鍋のときも、うちは子どもが味を決めていたんですね。今日鍋つゆ、これどれ選ぶ?みたいな感じ。主人は選択権がないです。とりあえず彼はなんでも味ぽんかけておけばいいみたいなので」
マツコ「そうやってねご主人をそんなひどく言っているけど、あと2年もしたら三男も出ていって旦那と二人になるんだから、大事に。あたしはあのパンチ当てたみたいな髪がアガるわね」
安井「そうなんですよ。生まれつき天パですから」
マツコ「おしゃれ。でももうそろそろ長男とか結婚するんじゃないの?」
安井「だから全然その影がなくて。私はもう男の子だから、頭で考えずに下半身で考えていけって言ってるんですけど。なんでか彼女を連れてこない」
マツコ「どういうことですか?『下半身で考えていけ』ってどういうことよ?本当に」


《自分が良ければそれでOK!○○味の特化型鍋8選》


安井「鍋業界もたくさん一人用の鍋つゆも出てきました」
マツコ「こんなにあるのね、今ね」
安井「あるんですよ」
マツコ「これはでも確かにこれだけあったらさ、具材はそんなに変わらなくても、毎日日替わりで食べていたら飽きないわね」
安井「そうなんですよ。それで自分一人だから、例えばこれにしてみようかなって、『あ、失敗だった』と思っても、自分一人だからいいじゃないですか」
マツコ「そんなに自分をさげすまないで」
安井「いやそんなことないです。だからこんな感じですよ。マツコさんの性格にピッタリ。自分が良ければそれでオッケー。大人数だと選べない特化型鍋」
マツコ「ちょっと待って。『あなたの性格に』でしょうよ。全部あたしに例えないでよ」
安井「確かにその通り。私もねでもそう思うんです。相手の気持ちを反対におもんぱかってしまって、なんかあんまり箸が進んでないな、もしかしてこっちが食べたかったのかなとか、あっちにしてあげればよかったなとか思っちゃうときって。ということで、特化型鍋なんですよ」
マツコ「まあでもおっしゃっている意味はわかります」
ナレーション「特化型鍋は、今までなかった味や具材を使った斬新な鍋のこと。ということで、これまでの概念を覆す特化型鍋の素をご紹介」
安井「いろんな味に特化した鍋がありますでしょ」
マツコ「カルディってすごいわね」
安井「そうなんですよ。すごいんですよ」
マツコ「本当今カルディが時代を作っていない?」
安井「そんなカルディさんから出てる、例えば海苔鍋つゆ。かつおのおだしと、あと海苔。見てくださいこれ。海苔特化がすごくないですか?」
(もへじ海苔鍋つゆ/カルディコーヒーファーム)
マツコ「うーわ、見た目は悪い」
安井「見た目の黒さがすごい。これからハロウィンのシーズンなんかに活躍しそうですがね」
マツコ「そうですか?」
安井「海苔の香りがフワーっとしてね。これもおいしいんですよ。みなさん今まで鍋つゆに参入していなかったメーカーも、どんどん拡大して右肩上がりですので。明星さん。これ鍋ラーメン」
(野菜が超絶うまい鍋ラーメン/明星食品)
マツコ「ラーメンスープっぽいんだね」
安井「もともとラーメンがおいしいんですけど、最初からラーメンを具材として入れてしまうという」
マツコ「もう最初からラーメンが入っているの?うわ、でもちょっとあたしね、ラーメンはやわらかい派なので、いいですね」
安井「いいんですよ。この岩下の新生姜さんとかね。ショウガがたっぷり入っている。ショウガエキスとかショウガパウダーみたいな入ってて。ちゃんとショウガへの香り満載なポカポカタイプですね。フライパンで焼肉鍋、どうですか?」
(岩下の新生姜鍋スープ/岩下食品)
マツコ「焼いてから煮込むの?」
安井「そうなんです。これが焼き肉かと思いきや、ちゃんと鍋してるんですよ。これなんでフライパンかっていうと、今お母さんたちが忙しいので、フライパンで出してもいいよっていうのをちょっと押し出してあげようという、優しいスタッフさんの心意気だそうですよ」
(フライパンで焼肉鍋/エバラ食品)
ナレーション「他にも、ハウス食品が激辛好きと試行錯誤を重ね完成させた麻辣鍋(しあわせの激辛麻辣鍋の素/ハウス食品)や、唐辛子にコリアンダーやクミンなどを加えた地中海生まれのハリッサ風鍋の素(オリジナルハリッサ風鍋の素/カルディコーヒーファーム)、白トリュフオイルの華やかな味わいがクセになる白トリュフ鍋の素(オリジナル白トリュフ鍋の素/カルディコーヒーファーム)など、これまでに無いさまざまな特化型鍋の素が誕生している。中でも、安井さんが一人でも食べたいというのが」
安井「無印良品さんのバターチキンカレー鍋」

マツコ「有名よね、無印さんのバターチキンカレーっていったら。あら、ちょっと!旦那!旦那、演歌事務所の人みたいね。奥様のことをいろいろ言っているのはTV showですからね」
忍さん「いつも言われていますから、私は」
マツコ「じゃあちょっとあたしが言うことで、ちょっと気分晴れています?逆に。ああよかった。じゃあ旦那がいるとわかっていても遠慮なくやらせていただきます」
忍さん「すみません、よろしくお願いします」
マツコ「ありがとうございます」
安井「全然大丈夫です、気にしなくて」
マツコ「本当?」
安井「おいしいって有名なので、それを鍋仕立てにしてしまって」
マツコ「具が独特」
安井「そうなんですよ。普段お鍋に入れないようなものも、鍋として入れられるので。私のオススメは、今取っていただいた冷凍ポテト」
マツコ「鍋に入れたことないわ」
安井「でも大抵誰のお宅にでも冷凍ポテトって隅っこのほうにいませんかね」
マツコ「あとブロッコリーとね。ちょっと和風になってる」
安井「一応スパイスはきちんとね、入ってるけれども」
マツコ「ちゃんとバターチキンカレーの味なんだけど、なんかお出汁っぽい。ちゃんとお鍋ですね」
安井「はい、ちゃんとお鍋になっているんです。具がおいしくなるんですよね」
マツコ「なんだろう、これカレーをあんまり感じなくなるんだよね。お鍋」
安井「はい、鍋なんですよ」
マツコ「最初の一口はカレーが強かったんだけど、だんだんお鍋。卵おいしい」
安井「これ卵本当においしいんですよね。いっしょに煮込んでいただくと。これ4パックの個包装になっているんです。一人ずつ、かける四人前。要は一人用でもいいし、家族でも食べられる」
マツコ「なるほど。バゲット焼いたのも合いそうね」
安井「合いそうですね。おいしいんですよこれ」
マツコ「これは一人で食べていい鍋ね」


《好きなモノだけ食べたい!具材特化型7選》


安井「今ね、味に特化したお鍋をご紹介させていただいたんですけれども。例えば少人数だと具材も少なくて良いのかなと思うんです。なので具材特化型の鍋なんてものもあるんですね。いかがでしょうか」
マツコ「あ、そういうこと?具材特化って」
安井「そうなんですよ、例えば白菜とかもやしとかは、けっこう各社メーカーさん出されてますけれども。例えば、炊き餃子とかいかがですか。召し上がりますか?博多の今まさに名物になっているという」
(博多名物炊き餃子風鍋スープ/ダイショー)
マツコ「いいえ、全然知らなかったです」
安井「焼くだけではなくて餃子をですね、豚骨スープで煮ていくんですけども」
マツコ「へえ、おいしそうね」
安井「はい、これがおいしいんですよ。あと例えばこちら、今年発売なんですけれども『饂飩鍋気分』ていうの、いかがですかね。うどんに特化した鍋なんですよ」
(饂飩鍋気分ゆずこしょう鍋つゆ/ヤマサ)
マツコ「もう最初からうどんを入れるの?」
安井「そうなんですよ」
マツコ「でもこれはヤマサさんだから、絶対おいしいわよ」
安井「間違いない。これやっぱりヤマサさんが調べたところ、ひとり鍋をしていて何が問題かっていうと、シメでもう一回立って温めるのがめんどうくさい。だったら最初からシメ入れちゃえばいいじゃないか、なんていうところにこだわった」
ナレーション「他にも、大根のおでんをおいしくたべるための鍋の素(大根おでんスープの素/ダイショー)や、バター醤油風味が食欲をそそるきのこをおいしく食べるための鍋の素(菜の匠 きのこ鍋用スープバター醤油味/モランボン)、広島県府中市の味噌に米味噌と豆味噌をブレンドしたかきに特化した鍋の素(かき鍋のつゆ/万城食品)も。そんな中、安井さんがぜひともマツコに食べてほしい食材特化型鍋が」
安井「こちら。マツコさんが元気のないときに食べてほしい。青菜特化型鍋の素。『糀にんにく鍋』、モランボンさんです」
マツコ「青菜特化型?チンゲンサイとか小松菜とか、そういう青菜に合う味?」
安井「そうなんです。お願いします」
マツコ「あれ?そっくりさん?何男?」
安井「長男」
マツコ「長男!さっき連絡しようと思っていたんだよ。今いくつなのよ?」
重人さん「31歳です」
マツコ「ちょっとマスク1回外してみて。もうちょっと待て。おまえに年齢が追いつく。もうちょっと待って、お母さん。一人で鍋やってる?」
重人さん「やっています」
マツコ「洗脳大成功」
安井「でも鍋つゆ使わないんですよ」
マツコ「自分で味付けするの?」
重人さん「そうですね」
マツコ「すごいな。なんで使わないのよ、こういうの」
重人さん「いろんな味食べ過ぎて、一番シンプルなのに戻った」
マツコ「お母さん洗脳失敗してますよ。ちょっとこれね、すごい。おいしいこれ」
安井「でしょ?」
マツコ「おいしい」
安井「よかった」
マツコ「長男、これオススメだぞ。これはオススメだぞ、『糀にんにく鍋』」
安井「これがですね、ニンニクっていうと大抵ラーメンスープ寄りになる、このこってり感。それをこってりの方向にしないで、青菜を健康的にヘルシーに食べてほしいなっていう思いから生まれたそうなんですよね」
マツコ「中華料理屋さんの青菜炒めあるでしょ。あれの味がする」
安井「それです、まさに」
マツコ「おいしい」
安井「コロナ禍になって、例えばおうちでお仕事する方とか増えて、ニンニク臭が気にならなくなった。一人ずつ食べてもいいじゃないですか、これだったら」
マツコ「リモートだとニンニク食べ放題ね。これ本当においしい。青菜炒めの味」
安井「ハイボールとかも合いそうです」
マツコ「そうね、あとこれごはんも合うと思う。味がご飯の進む味ね」
安井「そうなんですよ。お気に召していただけましたでしょうか?」

マツコ「ウマいわこれ」

安井「次にオススメしたいのは、こちらですね。ここまできたか。特化もここまでくるとすごいですよ」
マツコ「ケイちゃんってあの鶏の焼いてあるやつだよね?」
安井「はい、その通りです。飛騨のローカル鍋。ケイちゃん特化型鍋の素。『萩屋ケイちゃん鍋スープ』」
マツコ「もともと鍋じゃないよね、ケイちゃんって」
安井「はい。そういう調味料に漬けた味噌とか醤油なんかのね」
マツコ「野菜と焼いてあるみたいなやつだよね」
安井「キャベツとか焼いて食べるんですが」
マツコ「それで良くない?鍋にしたかったのね」
安井「実はですね、この工場の方とか、飛騨地方の方は、焼くだけではなくて、煮たりとか揚げたりしても召し上がる」
マツコ「もともとあるんだ?」
安井「あるんですって。鍋スープの中にケイちゃんをそのまま入れちゃうんですね」
マツコ「ドボドボって焼いたやつを?」
安井「焼いてないやつ」
マツコ「えー、焼いたやつがいい」
安井「いやいやこれが、全然食感が」
マツコ「ケイちゃん普通の出して。なんかわかるでしょ?ノーマルいったことないのに」
忍さん「どうぞ」
マツコ「息子に言っといたから」
忍さん「ありがとうございます」
安井「もしかしたら飛騨の方にとってはこっちがノーマルかもしれません」
マツコ「それくらいポピュラーなんだ?」
安井「これみそ味がすごく優しいので、根菜とかね、レンコンとかカボチャとか」
マツコ「根菜が多いね」
安井「はい、そういうのが合うと思うんですね」
マツコ「おいしい」
安井「優しいみそ味で、白いご飯が」
マツコ「うん、優しいけどけっこうしっかりめの味よ」
安井「お豆腐合いますよね。やわらかいふんわりした」
マツコ「おいしいけど、ケイちゃんはどんなんなんだろう」
安井「これがケイちゃんですから」
マツコ「これが出る前から、あれをご自宅で鍋に入れている人がいたのね」
安井「そうなんです」
マツコ「なるほど。でもやっぱり焼いているほうから入りたかったわよね」
安井「これ私のオススメのシメ。白いご飯もおいしいですけど、最後にシメに焼きそばを入れていただいてね。麺が味噌を吸っていい感じの味噌焼きそばになる」
マツコ「ちょっと水分が減った状態でやるの?」
安井「そうです。もう本当シメでね」
マツコ「じゃあ本当に焼きそばっぽくなるってこと?」
安井「はい、調味料の代わりに」
マツコ「そういうことか。やっぱりあたし、なんだろう、舌が保守的なオカマ。こういうの良いね」
安井「いかがでしたか?」
マツコ「いや、やっぱり鍋はダメね。このまま眠りたい。このままこうやってね」
安井「いやいや、こっちへどうぞ」
マツコ「それだったら旦那のほうが」
安井「あら、そうでしたか。意外にツボに入られました?」
マツコ「旦那だんだん土建屋あがりの市議会議員に見えてきた」


《究極の楽しみ会!味変!鍋つゆミックス》


安井「ぜひひとり鍋だからこそやっていただきたいことがございます」
マツコ「わかった。ミックスじゃない?やりそうだもんあなた」
安井「やっぱり?わかります?」
マツコ「やりそうだもん」
安井「やっぱり?」
マツコ「とんでもない悪魔の味を作りそう」
安井「ひとり鍋の究極の楽しみ方。鍋つゆミックス」
マツコ「組み合わせによるわよ。まだ拍手はしないわよあたし」
安井「そうですか。6年前に出演した際にマツコさんが『鍋の素がおいしいだけじゃないのよ』っておっしゃった」
マツコ「それは今も変わっておりません」
安井「なので今日はこのミックスで私の腕を見せつけたいと思います」
ナレーション「毎日鍋を食べる安井さん。おいしさを追求した結果、たどり着いた究極の楽しみ方は、鍋の素を掛け合わせる鍋つゆミックス」
安井「例えば、醤油ととんこつ合わせて醤油とんこつとか。あと柑橘系と塩味合わせてレモン鍋風にするとか。あとキムチ鍋を召し上がるときに、今日はちょっとキムチきついかもって思ったとき、豆乳とか合わせていただいて、マイルドキムチ鍋とか。たとえば味の素の鍋キューブ。何種類か合わせて混ぜキューブなんて言ったりしてますね。私のオススメはこちらでございます。イチビキ『赤から鍋』と、味の素『鍋キューブ濃厚白湯』。これ合わせるとマイルドな火鍋風のお味になります」
ナレーション「他にも、無印良品の『ビスク鍋』にイチビキ『赤から鍋』を加え、相性の良いエビを入れたモロッコ風エビ鍋。モランボン『完熟濃厚トマト鍋』にミツカン『濃厚みそ鍋つゆ』をミックス、合い挽き肉のつみれを加えた。デミグラス風鍋など。組み合わせ次第で味のバリエーションは無限大。そんな中、マツコの胃袋をつかむために考えた、鍋つゆミックスが」
安井「マツコさんの胃袋をつかみたい。これモランボン『クリームフォンデュ鍋』さんと、ミツカンの『炒めにんにく醤油』。これを合わせて、シュクメルリ風鍋つゆ。ダメですか?」
マツコ「ごめん、拍手をするほどシュクメルリにあんまりこう、よくわかっていない。どういう料理?」
安井「ジョージア料理」
マツコ「知らないですよ。ああ、おいしそうね」
安井「はい、おいしいんですよ。日本で例えば作るとしたら、クリームシチューにガッツリニンニク入っているみたいな感じです。でも松屋さんでも出されたんですよ。シュクメルリ定食。それをだからご飯にもけっこう合うんですよね」
マツコ「松屋がそれを出したんだ」
安井「初めて食べてみたくて、松屋さんに初めて入りました」
マツコ「松屋でだからご飯といっしょに出してもいいっていうような味なんだね」
安井「そうなんですよ。これを私、鍋つゆで再現してみようと思いまして」
マツコ「ちょっとその前にあたしさっきのケイちゃんじゃないんですけど、まずシュクメルリを食べたいんですけど。ちょっといきなり鍋から入っちゃってるんであたし今日。でもこれちょっと興味あるわ、炒めにんにく醤油。醤油入っちゃってるからね」
安井「ぜひお願いいたします」
マツコ「順番的には息子よね」
安井「あそこにいますからね」
マツコ「もうちょっと待て」
ナレーション「オススメの鍋つゆミックス、シュクメルリ風鍋をマツコが実食」
安井「お芋ね、さつまいもがすごく」
マツコ「これは本来は鶏料理なの?」
安井「はい。でもさつまいももすごく合うと思います」
マツコ「チーズをかけてあるのね、上からね。でも見た目はかなりおいしそうよ。ちょっと、ご飯ない?これたぶんご飯にかけたらおいしいと思うんだけど」
安井「ご飯に合う味になりましたでしょ」
マツコ「うん、なんかね、なんだろうこれ」
安井「クリームシチュー、ご飯にかけてもいいけど、さらにご飯に合うように。この焦がしにんにくが良い味を出すんですよね」
マツコ「やっぱり醤油が入っているからかな、炒めにんにくに。グラタンの焦げた感じ。わかる?」
安井「おいしいところですよね」
マツコ「あれの香りとか味がするんだよね。ああ、ご飯だわ。すごいわね、この穀物祭り。ウマいよこんなの。松屋さんがなんで出したかわかる。ご飯だよこれ。よくない。よくないわこれ。たぶん本場のやつはもっとガッツリにんにくがきいているんだろうけど、もう口の中にんにくの臭いおさまらなくなるとかってレベルじゃない。程よい」
安井「これはどうでしょう。アリですか、ナシですか?」
マツコ「おいしいですよ」
安井「アリです。本当は次男と三男もと思ったら、次男と三男が『僕たちテレビはイヤ』って言って。一人『じゃあ僕が』って長男が言ってくれました」
マツコ「案外そういうの平気なタイプ?」
重人さん「まあ案外平気なタイプ」


~完~