2022/09/20放送

マツコの知らない世界

 https://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/ 


瀧澤信秋(タキザワノブアキ)さん(以下、瀧澤)
篠井英介(ササイエイスケ)さん(以下、篠井)
山口智子(ヤマグチトモコ)さん(以下、山口)



瀧澤「今日はですね、私たち3人がですねマツコさんに伝えたいことがあるんです。今日マツコさんに伝えたいこと。ホテルから一歩も出ずにバカンスができる、ホカンスの魅力を伝えたい」
マツコ「そんな楽しい思いができるの?ホテルの中で」
瀧澤「ホカンスって言葉がですね、ホテルバカンスという韓国での造語なんですね。もともとコロナ禍でですね、人々が気になっていること気にすることというのが、旅先での人々からの目、観光地の人ごみ」
マツコ「いやだからもうやっぱりさ、職業柄もあるけど、ホテル行きづらくなっちゃって。本当何年か行っていない」


《ホテル評論家瀧澤信秋、ラグジュアリー独り占めホカンス》


瀧澤「私、瀧澤が思うホカンスの魅力。私が大好きな言葉‘ラグジュアリー’を独り占めということで」
マツコ「ただ一言、気持ちが悪いですね」
ナレーション「コロナ禍で人との接触や密を避けるため、今全国で広々としたスペースを確保できるラグジュアリーホテルが続々登場。そこで、みなさんも明日行きたくなる豪華ラグジュアリーホカンスをご紹介」
瀧澤「マツコさんにも行ってほしいということで、全国各地の」
マツコ「真ん中の伊東のホテルなんて、自らラグジュアリーホテルって言ってるじゃない」
(ラグジュアリーホテル風の薫MORI Premier)
瀧澤「ワンフロア貸し切りスイートルームということで」
マツコ「あら。すごい良いね」
瀧澤「そのワンフロアも、ワンフロア200平米あります。階段で2階に上がると廊下があるんですが、そこの途中に入り口があって、そこから全部その空間っていう」
マツコ「へえ、じゃあもう廊下も好きに使えるのね」
瀧澤「はい、リビングルームあるんですけども、その他にも寝室が3室。あと専用のバーカーウンターがあって、ワインセラーもあって。冷蔵庫には飲み物たっぷりで、全部タダです」
マツコ「タダなの?タダっていうか、だから宿泊料に」
瀧澤「オールインクルーシブで」
ナレーション「さらに、お部屋には温泉もついており、カラオケも歌い放題。食事は全て部屋まで運んでくれる。まさにホテルから1日中外出せずに楽しめる」
マツコ「いくらかによるわよね」
瀧澤「1泊1名5万3000円くらいから」
マツコ「5万円元は取れないでしょ」
篠井「でも夕食ついているんですよ、マツコさん。夕ご飯ついていると思ったら」
瀧澤「ここはかなり元が取れると僕は思っています」
マツコ「そう。『ここはかなり元がとれると思う』って。全然ラグジュアリーじゃない、表現が」
瀧澤「まずは『リーガロイヤルホテル広島』なんですが、お部屋でチェックイン」
マツコ「そんなことしてくれたかしら?」
瀧澤「お部屋で記帳して鍵を持ってきてくれてっていうのは、超ラグジュアリーなのかなと」
ナレーション「最近ではスマホのQRコードがルームキーになり、誰とも会わずお部屋へ行けるホテルも増えている。さらに最大100インチの巨大スクリーンを完備し、巣ごもりできるプランも大人気。そして岩手の『雫石プリンスホテル』では、ロープウェーに乗り、美しい星空を満喫できるプランもある」
瀧澤「とにかく自分たちだけのプライベート空間になる。すなわちホカンスと言えるかなと思いますね」
ナレーション「そんな中、瀧澤さんが今最もオススメしたい広すぎるプライベート空間を独り占め、ラグジュアリーホカンスがこちら。やってきたのは那覇空港から車でおよそ40分、沖縄県北谷町。美しい夕日がのぞめるサンセットビーチ。そのお隣にあるのが、鮮やかな色合いが特徴的『レクー沖縄北谷スパ&リゾート』。瀧澤イチオシそのお部屋が、なんと広さ約373平米、ダイヤモンドスイート。階段を上がるとクイーンサイズのベッドが2つ。そして瀧澤イチオシのラグジュアリーポイントが」
瀧澤「ホテルは動線が大事。アプローチだと思うんですけど、ここなんか車でピューッときて、降りてなんと目の前。約2メートル。2メートルで入り口です」
ナレーション「車を降りておよそ50秒でお部屋に到着。さらにワンフロアに一室のみなので、誰とも会わずに入室できるのだ」
マツコ「あんなにすぐもうエレベーターなの?」
ナレーション「ラグジュアリーポイント2つ目は、天然温泉を引いたお風呂。お部屋でいただけるあぐー豚づくしの料理」
マツコ「けっこうガッツリな朝食よね」
瀧澤「ガッツリ沖縄って感じで。あの周りがアメリカンビレッジで、すごくお店いっぱいあるので」
マツコ「デリバリーしてくれるの?」
瀧澤「そうです。88ステーキとか、有名なステーキ店です」
ナレーション「まさに部屋から一歩も出ずに、ホカンスできるラグジュアリーホテル。このお部屋のお値段17万6000円から。9人まで宿泊可能なので、友人や家族と行けば一人あたり2万円ほどで泊まることができる」
マツコ「安い」
篠井「安いし良いけど、一人はいやだな」
瀧澤「ですよね?だからみんなと行きたいですよね」
マツコ「いや、あたしいいですよ、一人で。デリバリーしまくる」
瀧澤「今日本でですね、すごく増えているホカンスの聖地って言われているところがありまして。ホテルマニアとしてお伝えしたいこと。ホカンスの聖地、淡路島」
マツコ「あたしも今淡路島すごい気になっていたの。けっこうホテルが次々できたのよ」
ナレーション「日本の夕陽百選にも選ばれた、絶景が見られる場所、淡路島。実はそんな淡路島が、今ホカンスの聖地として注目を集めているのだ。大阪市内から車で1時間ほどで行けるアクセスの良さから、およそ2年間で10以上のホテル・宿泊施設が誕生。例えばこちら『Holistic Wellness Hotel 望楼青海波』。地元食材を使った発酵料理で、女性に人気となっている。そして淡路島ホカンス最大の魅力が」
瀧澤「室数が少なめで、本当プライベート感も高くて、そういった施設が淡路島多いので。そのうち2軒、VTR紹介したいと思います」
ナレーション「聖地淡路島の極上ホカンス。まずは、何もしないホカンスを提案、日々の疲れを癒やす『Nook The Peak』。こちらは1日1組限定。1棟貸しの施設で、プライベート感を守るため住所は非公開。宿泊者のみ伝えられる。一番のラグジュアリーポイントは、部屋からの景色。それがこちら」
マツコ「あら、これはすごいね」
ナレーション「太平洋のラグジュアリーな絶景を独り占めできる。2つのベッドルームとリビングルームがあり、部屋の広さは100平米。お値段は1泊2食付き4万4000円から。おもむくままに景色を眺め、心をリセット。何もしないという極上なホカンスを楽しめる」
篠井「一人で行ったらダメだな。泣いちゃうな」
マツコ「本当さ、泣きにいくっていうのもあるよ」
篠井「ちょっとマジですか?さっきのあのブワーっていうところは本当に。一人であそこ立ったら、涙ボロボロって出てきそうな気がする」
ナレーション「続いて、心が生まれ変わるホカンスを提案、『禅坊靖寧』。明石海峡大橋を渡り、淡路インターから車でおよそ5分。こちらの見どころは、空に突き出した100メートルの展望デッキ。360度に広がる淡路島の絶景が堪能できる。このホテルでできるホカンスが、大自然での禅体験、座禅ホカンス」
マツコ「座禅ホカンス?」
篠井「でもちょっと興味あるな」
瀧澤「これ逆にラグジュアリーっていう。1.5畳」
マツコ「なんかすごいな。やっぱり淡路島は、なんていうんだろう、建築的にもすごいレベルが高い」

瀧澤「智子さんどう?ここ興味ない?」

マツコ「絶対興味ないわよ。1軒目でしょ、行ってみたいの」
山口「1軒目です」
マツコ「1軒目でしょ。ほら絶対そうよ」

瀧澤「良いラグジュアリーホテルの特徴。がんばりすぎちゃった支配人たち。オーナーは物件を持っているが、ホテルのことはわからない。ホテルのプロに運営を任せて、お金が落ちてくるのが今のホテルなんですね。でも実はホテルの中にはオーナーが自らホテルを持ち、自ら運営し、自ら作るところってのがあって。そういうところは良いホテルができる」
ナレーション「コロナ禍で苦境にあえずホテル業界。そこでお客様を呼び戻るべく工夫を凝らし、いろいろとがんばりすぎてしまったホテル支配人をご紹介」
瀧澤「京都『ホテル祇園一琳』専務取締役、木本貴丸さん。このホテル、僕京都のあらゆるホテル行きましたけど。今までで一番良かったです」
マツコ「ごめんなさい、ちょっとお聞きしたこと今までなかったんだけど」
瀧澤「最近できました」
マツコ「最近なのね」
ナレーション「京都祇園四条駅から徒歩約10分、『ホテル祇園一琳』。エントランスは木を基調としたラグジュアリー空間。ロビーサロンには滝が流れる、かなり内装にこだわったホテル。そしてこのホテルで一番豪華なお部屋がこちら、スパスイート75平米。お値段は1人あたり3万5000円。冷蔵庫の飲み物は、いくら飲んでも無料。さらにホテルでは意外と少ない電子レンジ常備」
マツコ「使いたいときあるよね」
ナレーション「ちなみに、このお部屋にはマッサージチェア付き。そしてこちらががんばりずぎた専務取締役、木本さん。そのがんばりすぎたポイントが」
木本さん「ご覧いただいたとおり、こちらが内湯となっております。岩盤浴となっております。そしてこちらがお風呂用のベッドとなっております。そしてこちらが露天風呂となっております」
番組スタッフ「お風呂多いですね」
木本さん「そうなんです。作りすぎてしまいました」
ナレーション「なんとこの部屋の半分以上がお風呂。お風呂ホカンスが楽しめる」
番組スタッフ「お客様の反応は?」
木本さん「そうですね、やはりお風呂が大きいので、ベッドルームを広くしたほうが良いんじゃないかというご指摘もいただいております」
ナレーション「ちなみに、このホテル貸し切り風呂も2つあるのだが、露天風呂気分を味わってほしくて、なんと天井に穴を開けたそう」
マツコ「採算性とか平均的なところを考えたら作れないよね。逆に風呂がデカいのが良い。それに文句ある人は、普通のホテルに泊まればいいのよ。あの割り切りがないじゃん。あんな部屋半分風呂なんてさ。むしろ泊まりたくなったよね」
瀧澤「もう一軒ですね、がんばりすぎちゃった支配人その2として、長崎の『ホテルコンチェルト長崎』。絶対ここは知らないと思います」
ナレーション「現在、新幹線の開通が迫る長崎駅から車でおよそ10分。住宅街に建つ『ホテルコンチェルト長崎』。がんばりすぎた副支配人が、こちらの宮原亜矢さん」
瀧澤「重厚感。すごく大理石の。お金かけまくってるんですよ。いまどきこんなスイートないですよね、重厚感のあるスイート」
篠井「ちょっとバブリーな」
ナレーション「ヨーロッパの王室をイメージしたスイートルームで、ゴージャスホカンスが堪能できるホテル。ゴールドを大量に取り入れ、これでもかというほどゴージャスな内装。ゴシック調のインテリアを詰めに詰め込んだお部屋」
番組スタッフ「なんでこんなにラグジュアリーなんですか?」
宮原さん「私が高級ホテルに泊まったことがなくて。デヴィ夫人が好きで、そういうお部屋をよくテレビで観ていて、それを想像して作ったのがこの部屋になりました。このイメージに」
ナレーション「さらにこのお部屋、階段を上ると屋上にはミストサウナと展望風呂がついており、部屋のテレビからドリンクが24時間注文可能。がんばりすぎたのは内装だけかと思いきや」
番組スタッフ「この部屋料金はおいくら?」
宮原さん「1名あたり1万900円になります」
マツコ「これオンエアしちゃったら、予約取れないよ。確実に後から値上げするから。いろいろ副支配人が気づく前に」


《独身俳優篠井英介の孤独を癒やすホカンス》


篠井「18歳で上京。ホテルオークラで会食。ホテルの魅力に取りつかれる。最初はあれだったんですよ、僕日本舞踊とか」
マツコ「ていうか、オークラ似合う」
篠井「オークラ、そうですか?踊りの先生に連れてってもらったわけですよ、小僧っ子のときに。そしたらすごいなと思って。ホテルマンがやっぱりかっこよくて。そのあとは紆余曲折があって」
マツコ「紆余曲折は今もじゃないですか」

篠井「おっしゃるとおりなんですけど。まあ置いといて、とりあえず。セリフ覚えるのが大変なんですよ、芝居の」

マツコ「セリフ覚えるのに借りるの?」
篠井「うん」
マツコ「すごいおしゃれね」
篠井「それはさ、家がイヤになっちゃうんです」
マツコ「イヤになりますよね、ときどき」
篠井「なります。それでもう受験勉強とか試験前と同じで、掃除してみたり、テレビつけてみたり、読みかけの本読んでみたりして、逃げるんですよ、セリフ覚えから」
マツコ「部屋が汚いんですよ。なのでときどき家にいたくなくなるときがある」
篠井「日常から逃げたい。そんな瞬間ありますよね、智子さん」
山口「あります」
マツコ「あら、じゃあ山口智子の家も部屋が汚いのね」

篠井「私、篠井が思うホカンスの魅力。独身ゆえの孤独感から救ってくれる」
マツコ「よっ!『よっ』じゃない」
ナレーション「今コロナ禍で、東京都内の高級ホテルもお手頃料金で泊まれるところが増えており、気分転換に一人で都内のホテルを利用する人が急増。そこで俳優篠井英介が、明日絶対行きたくなるおひとり様ホカンスの魅力を徹底解説」
篠井「孤独感を分かち合えるマツコさんと、こんな気持ちのときにはこんなホテルに泊まりたいっていうところを紹介します。こちらです。台本で頭がいっぱいいっぱいのときの癒やし。『ヒルトン東京お台場』です」
VTR;篠井「こんにちは。俳優の篠井英介です。今日はお台場に来ています。ゆりかもめに乗りました」
ナレーション「ゆりかもめの台場駅から直結の好アクセスで、鉄板焼き、寿司、天ぷら、それぞれの専門レストランを併設。さらに今年新設されたテラスラウンジでは、レインボーブリッジを間近に眺めながら一杯」
篠井「こんにちは。今日は泊めていただきます。よろしくお願いします」
ベルサービス・角さん「しっかり日ごろの疲れを取って、リラックスしていただければ」
篠井「ありがとうございます」
ナレーション「まずは心遣いあふれるホテリエとの会話に癒されるという篠井」
篠井「こちらが今日のお部屋です」
ナレーション「このホテルでどんなホカンスができるのかというと」
篠井「おおおお。すごい。快晴の空に見てください」
ナレーション「お部屋は全室バルコニー付き。東京にいながらリゾート気分を味わえるホカンス。そして篠井が台本を覚えるために行く場所が」
篠井「準備できました。ここはなんとなんとなんとプールです」
ナレーション「セリフを覚える様子を見させてもらうと、プールでセリフをつぶやきながら台本を覚える」
篠井「今日は残念ですけど、レインボーブリッジが。夜もここすごい素敵なんです。デートコースにこのプールをどうぞ、みたいな」
マツコ「本当たぶん景色だけで言ったら、あたしは東京で高層ホテルよりも絶対こっちのほうがオススメ」
瀧澤「僕住んでいました」
マツコ「そうだったの?ここに住んでいたの?」
瀧澤「はい。実は1か月間で22、23万円ってプランがあったんですよ」
マツコ「あたしもちょっと考えたんだよね。いろんなところがマンスリーでやったじゃない。たぶんこんな機会もうないだろうなと思って。帝国ホテルまでやったんだもんね」
瀧澤「帝国住んでいました」
マツコ「いやいや、もう本当」
瀧澤「また激安で、それも1日1万円ちょっとでした」
マツコ「家売っちゃえよ」

篠井「続いてこちらですよ。悪役を演じ心が荒んだときの癒やし。『パークハイアット東京』です」
マツコ「『パークハイアット』は本当に20年前とか15年前は、週に1回は行っていた。いろいろ行くけど、結局パークハイアット東京が一番良い。一番すごいスイートの風呂がすごい」
篠井「出る」
マツコ「出るの?あたし動画で見るの初めてかも」
ナレーション「新宿パークタワー39階から52階にある超高層ホテル。部屋数は177室と少なく、都会のど真ん中とは思えない、広々としたラグジュアリー空間でホカンスができる。最上階の『ニューヨークグリル&バー』をはじめ、個性的なレストランやバーの絶品料理も魅力的。さらにホテルのコンセプトは、本との出会い。館内には無数の本がインテリアされており、これらは全て借りて読むことができる」
篠井「さあお部屋です。おおお、すごい。うわー、マツコさん、入ったことあります?大スイートもスイート、超スイートルームですよ」
マツコ「ちょっと待って、これすごいね。やっぱりおしゃれだわ。え、今こんな安いの?こんな安いって言っても高いわ」
ナレーション「それでは篠井イチオシのホカンスポイント、まずは」
篠井「これな〜んだ?お風呂だ。お風呂ですよこれ。ほとんどプールですか?って感じ」
ナレーション「さらに大理石でできたサウナに、ダイニングキッチン。広々とした寝室にはエキストラキングサイズのベッド。ホカンスポイント2つ目はルームサービス。100種類以上の絶品料理から時間帯に応じて注文でき、24時間営業している。しかし篠井は」
篠井「今夜はコンビニのサンドウィッチ。節約してラグジュアリーなホテルに行きたいからです」
マツコ「食事にはお金使わないのね」
ナレーション「すると」
ハウスキーピング・小田さん「こんばんは篠井様。お休みのご準備にまいりました」
篠井「ターンダウンですね。お願いします」
ナレーション「ターンダウンとは、夕方ハウスキーパーがベッドメイキングや清掃などをおこない、ゲストの就寝前に客室を整える、一流ホテルならではのサービス」
小田さん「恐れ入ります。失礼いたします」
篠井「靴を脱ぐんですか?」
小田さん「恐れ入ります。こちら失礼させていただきます」
篠井「ご丁寧に。恐縮です」
小田さん「恐れ入ります。こんばんは。実はですね、こちらのパークハイアット東京にお部屋に本棚が多くあるんですけれども、そちらの全ての本に関しては、配置が全て決まっておりまして」
篠井「そうなんですか。それ誰かチェックする人がいないとダメですよね」
小田さん「そうです。おっしゃるとおりでございます」
篠井「その係の人がいらっしゃる?」
小田さん「そうですね」
ナレーション「そんなパークハイアット東京で、篠井が悪役を演じるときに癒されるポイントが」
篠井「この夜景を見て、心癒やされるっていうことは、とても僕にとって大事なことなんですね。テレビドラマで私ね、悪い人とか感じ悪い人とかやることが多いんですよ。とてもストレスで、気持ちもちょっとイガイガしちゃう。それを癒やすためにホテルへ。『これだけは言っておく。全ては私のせいじゃないんだ。全てはこの夜景のせいなんだよ』」
マツコ「なにをやらせてるのよ」
篠井「恥ずかしかったです」
マツコ「パークハイアット東京がなんで良いかっていうと、すごい歩いて、奥まで行ってフロントがあるって、日本で初めてだったよね」
山口「最初エレベーター降りたときに、フロントがどこかわからなくて」
マツコ「わからないよね。ライブラリーみたいなのがあって、その奥にあるのよ。次元が違う場所に来た感じ。できたときの衝撃」
篠井「そうだったよね」
マツコ「すごかった、本当に」
篠井「28年経ったんですって」
マツコ「もう28年も?全然色あせないよね」
ナレーション「そして宿泊しなくても手軽に癒やされに行けるというのが、『フォーシーズンズホテル東京大手町』のアフタヌーンティー。世界47か国に展開するホテルグループのフォーシーズンズホテル東京大手町。最大の魅力は東京タワーと大都会の大パノラマの眺望が壁一面に広がる空間。さらにホカンス好きの人たちにもうれしい、宿泊3日目が無料になるサービスも。そんなホテルのアフタヌーンティーをスタジオで体験」
マツコ「ああもうなんか、見た目がタイプ」
篠井「今もう刈り上げているホテルマンいなくなったんじゃ?昔のオークラ、こうだったんですよ」
マツコ「見た目がタイプだった」
ナレーション「レストランマネージャーのゴウジョンさんは、世界各国のフォーシーズンズホテルを渡り歩いてきた経歴の持ち主」
ゴウさん「今回のアフタヌーンティーなんですけども、シャインマスカットをテーマにご用意させていただいています。下にはセイボリー、上にはスイーツですね。季節感を感じることができるティースタンドでございまして」
マツコ「結婚しているの?」
ゴウさん「準備している段階です」
マツコ「指輪だけしてるじゃない。浮気防止ね」
ゴウさん「いや、はい、そうですね」
篠井「真っ赤になっているじゃないですか。かわいそうに」
マツコ「ゴウかわいいんだもん。うん、おいしい」
篠井「あちらにひそやかに立ってらっしゃる青木さんはパティシエさんで」
マツコ「青木もいける」
篠井「お作りいただいた方でございます」
マツコ「ありがとうございます」
篠井「これは何層になってるんだ?」
青木さん「7層くらいになっていまして。マスカットのショートケーキをグラスの中で表現させていただきました」
マツコ「青木はそれ天然パーマなの?」
青木さん「いや、かけています」
マツコ「デザインしているのね」
瀧澤「ゴウさん、ホテルにいろんなお客さん来ますよね。接客のときに自分が守っていることはありますか?」
ゴウさん「お話を最後まで、お客様のお話を聞く。そして理解しようとする」
マツコ「あたしのご希望にもこたえてくれるの?」
ゴウさん「できる限り」
マツコ「『できる限り』って言葉を選んだのがすごい」
ゴウさん「ありがとうございます」
マツコ「できないこともあるっていうね」
ナレーション「そんな超一流のアフタヌーンティー。みなさんも自分へのごほうびに行ってみては?」


《ホテルは女の夢舞台!山口智子のお姫様ホカンス》


山口「私からはですね、私、山口の主張。ホテルにいるときくらいお姫様になりたい。ホカンスは女の夢舞台」
マツコ「うわー、すごいわね。梅沢富美男さんみたいよね」
山口「前リッツ・カールトンに行ったときの話なんですけど、私実は車寄せけっこう大好きで、わざわざ名古屋から車で行くんです」
マツコ「キー預けたり、一連の流れが好きなんだ?」
山口「好きなんですよ。帰りに私の車、名古屋ナンバーなんですよ。それを見て『帰り長旅になられるのでどうぞ』ってミントタブレットを車に乗る前にそっと。こんな私でも特別に扱ってもらえるんだみたいな」
マツコ「何があったのよ」
ナレーション「実は今、より多くの女性にホテルステイを楽しんでもらうため、さまざまな趣向を凝らした女性向けのホカンスプランが続々誕生。ここからは女性必見、あなたもお姫様になれる全国のホカンスプランを山口智子がご紹介」
山口「新宿にある『新宿プリンスホテル』のバルーンをお部屋に、バルーンだらけにしてくれる」
マツコ「一人でここに入っていく勇気ないわあたし」
山口「お誕生日会を女子会でやったりとか、お部屋の中で」
マツコ「これでも確かに女子会に良いわね」
山口「はい。これも私この間ちょっと体験してきたんですよ。それがリファルームっていう」
マツコ「何ルーム?」
山口「リファルーム。高級美容機器の」
マツコ「ああ、あのローラーとかの」
山口「そう、コロコロとか。それがお部屋の中で好き放題使いたい放題使えるっていう」
マツコ「お試しできるんだ?」
山口「そうなんです。あと横浜にある『インターコンチネンタルPier8』。そこがですね、なんとクルーザーでホテルの前に桟橋っていうか、があって。そこから乗るんですね。Pier8に泊まっている方は無料」
マツコ「へえ。あれはあるんでしょ?あのインターコンチは」
山口「あります。Pier8は赤レンガ倉庫に近いほうに」
マツコ「じゃああの対岸にあるんだ?」
山口「そうです」
ナレーション「そんな女性のためのサービスが多く誕生する中、山口がイチオシするホカンスが」
山口「山口流ホカンスということで、ホテル自体を楽しむ究極の形」

マツコ「夢もへったくれもないわね」
山口「日帰りステイホカンスということで。夢舞台なんです」
マツコ「夢舞台なのね」
ナレーション「そう、実は今、家事や仕事で忙しい女性たちのためにホテルが考えた、泊まらずともホカンスができる日帰りステイプランが大人気」
山口「『W大阪』さんという」
マツコ「ああ、Wできたんだよね、大阪ね」
ナレーション「世界トップクラスのラグジュアリーな内装で大人気のホテルブランド『W』。昨年3月、そんなWが日本初上陸。扉を開くと、そこは青く光るトンネル。一歩足を踏み入れれば、日常を忘れさせてくれるラグジュアリー空間」
山口「季節によって色が違って」
マツコ「すごいね」
ナレーション「とにかく映える内装で、今女性に大人気」
マツコ「海外のWってもっとすごいわよ。すごいなあれ。東京にできるかな」
山口「そんな『W大阪』で、どんな一日を過ごしているか」
マツコ「一日じゃないわね。半日よ」
山口「ほぼ一日です」
マツコ「21時にチェックアウトして、そこから車で名古屋に帰るの?過酷な一日ね。朝9時にチェックインするために名古屋出るんでしょ?」
山口「まず早朝に自宅でいろいろ片づけて、お子さんいらっしゃる方とかだと、育児とかも終わらせて、9時にチェックイン。だいたい宿泊する3ぶんの2くらいで利用ができるので」
マツコ「3ぶんの1足せば泊まれるんなら泊まるわ、あたし」
山口「ポイントが、もう朝食を食べてしまうんです。朝食をいただくと泊まったような気分に、錯覚になるんです」
マツコ「確かに。泊まったときじゃないと朝食食べないもんね」
山口「いろいろした後にプール」
マツコ「プール、どんななの?」
山口「こんな感じです」
マツコ「でもやっぱりちょっとWっぽいね」
山口「Wっぽいですね。そこで朝食のカロリーを消化しまして」
マツコ「でもすぐにランチ食うのね」
ナレーション「そして3時。アフタヌーンティーを楽しんだら」
山口「ここからが私のオススメ夢舞台です。これがイケメンがお部屋に来てくれて、カクテル作ってくれるんですよ」
楠元さん「ではこちら、あなただけの特別なカクテル、ご用意いたしました。どうぞお召し上がりください」
山口「私のためにお部屋に来てくれて、カクテル作ってくれるんです」
マツコ「金払ってるからだよ。…言っちゃったわよ。ダメそれ。夢舞台なんだから」
ナレーション「さらに5時にはスパへ行き、7時にはディナー。8時に夜景を見て、9時チェックアウトというスケジュールも可能。日帰りカクテルプランは4万4275円。ぜひ行ってみてください」
山口「私のお姫様アイテムが実はありまして。私にとってはガラスの靴、スリッパ。今日はちょっとマツコさんに比べていただきたいなと思いまして。私がオススメするスリッパを4つ、四天王を持ってきましたので、ぜひ」
マツコ「これ夢舞台なんですよね?」
山口「夢舞台なんですよ」
マツコ「夢舞台なのね」
篠井「けっこうホテルの格がわかるので、これで。良いところ突いてますよ」
山口「今お手に取られました黒い。こちら、『ACホテル・バイ・マリオット東京銀座』の」
マツコ「これちょっとすごい立派なスリッパね。ガウンみたいな素材よね」
山口「そうですね。実はこのスリッパを履きにいくためだけにこのホテルに泊まった」
マツコ「これ持ち帰りできるの?」
山口「できます。続きまして『シェラトン都ホテル東京』」
マツコ「これまたすごいね。これこそお姫様気分じゃない?」
山口「履いていると2日目で、もう低反発枕感感じまくりで」
マツコ「この自分の足になじむのね」
山口「そうなんですよ」
マツコ「これ夢舞台なんですか?」
ナレーション「そして『東京エディション虎ノ門』は床がフローリングのため、ほどよく滑り止め加工しているところに気遣いを感じるという」
山口「最後に『HOTEL THE MITSUI KYOTO』。私ホテルに行くと必ずお部屋のドア開けて、スリッパ最初に探すんですよ。靴脱ぎたいので。ここの『HOTEL THE MITSUI KYOTO』はスリッパがもう並べてあるんです」
マツコ「入口に?」
山口「入口に」
マツコ「良いねえ」
山口「それどういう意味かというと、京都だと観光で歩き回るじゃないですか。そのホテルにドアを開けたときにスリッパが置いてあるってことは、『早く靴を脱いでおくつろぎください』っていうホテルからのメッセージなのかなって」
マツコ「でもそれ全員にしているのよ。いいのね、夢舞台で?」
山口「夢舞台なんです」
マツコ「あのね、確実なのは、良い人ってこと」

瀧澤「ホカンス、どうでしたか?マツコさん今日は」
マツコ「今日はね、もうそろそろあたしも経済活動も始めないとね。そろそろ行こうかなと思いました」
篠井「行きましょう行きましょう」


〜完〜