2021/10/19放送

マツコの知らない世界

https://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/ 

 

'これまで食べてきた数500種類以上!きな粉に救われた女性'

穴沢聖子(アナザワセイコ)さん(以下、穴沢)



穴沢「はじめまして。きな粉の人です。今日よろしくお願いします。ちょっとメモを出させていただきます。もうだめですね、緊張しちゃってもう。すみまません」

マツコ「きな粉は食べ過ぎないほうがいいみたいね」

穴沢「先に自己紹介をさせていただきたいと思います」

マツコ「恐る恐る聞きます」

穴沢「恐る恐る言います」

マツコ「どうしよう、今けっこうせめぎ合い中よ」

穴沢「マツコさんに私を紹介します。見てください。これまで食べてきた数、500種類以上」

マツコ「500種類以上っていうのが。きな粉を使ったレパートリーが500種類?それともきな粉そのものに500種類があるの?」

穴沢「きな粉そのものに」

マツコ「こわっ。こんなに明るい人で怖いの久々ね」

穴沢「そのものに500種類あります。それを食べてきた人、それが私です」

マツコ「あっ、魚沼出身」

穴沢「知ってますか?魚沼なんですけど。郷土料理でちまきって新潟にあるんです」

マツコ「えっ、知らない」

穴沢「三角のちまき、知りません?見たことあります?」

マツコ「あ!ある。あたし草餅買っちゃうんだよね。新潟の草餅おいしいじゃない。要はちょっと米粒が粗いおはぎ・ぼたもちみたいな感じ。おいしそう。しっとり系だよね、きな粉」

穴沢「まあ゛あ゛~、そうですね」

マツコ「なにか生まれる?新たな穴沢が生まれるのね」

穴沢「そんなきな粉といっしょに育ってきた私なんですけれども、母親がガン宣告を受けて心が不安定になっちゃって、けっこうやせちゃったんです、今から10キロくらい」

マツコ「体重30キロ台までいったの?」

穴沢「なりましたね」

マツコ「あら大変」

穴沢「あら大変、見せたくないけど」

マツコ「これをきな粉が救ってくれたの?」

穴沢「そうなんです。それこそ両親が、大豆は畑の肉っていうふうに昔から言ってたので」

マツコ「それは昔の人はよく納豆食べる時とかでも言うよね。よかった、治って。でも情緒不安定は治っていないわね」

穴沢「そんなことない。大丈夫」

マツコ「これは違う。不安定なんじゃない。それ大豆ネックレス?」

穴沢「気づきました?」

マツコ「そりゃ気づきますよ」

穴沢「お目が高い」

マツコ「手作りじゃないよね?」

穴沢「手作りなんです」

マツコ「みんなやるね。なんでみんな手作りアクセ作る?」

穴沢「きな粉教でございます」

 


《本物の粉感マックス、きな粉スイーツ》

 

 

穴沢「どうしてもみなさんに伝えたいこと。世の中、雰囲気きな粉が多すぎませんか?」

マツコ「大豆使ってないやつがあるってこと?」

穴沢「この雰囲気きな粉っていうニュアンスなんですけど、きな粉風味の製品がたくさんあふれて」

マツコ「そういうことね。あたし、きな粉とか抹茶とかもそうなんだけど、むやみにスイーツにするの反対派の人間なので。これ抹茶っていうよりはもう気持ち悪い甘い抹茶の新しいフレーバーだよね、っていうものが多すぎるじゃない?それな感じよね、おっしゃりたいことは。ならわかります。イヤだ、意気投合してる」

穴沢「わかります、マツコさん。いっしょですから。それをきな粉味だとか言って、それを若い人が『これがきな粉の味なんだ』とか言って、それを後世に伝えていくと思ったら、怖い」

マツコ「ちゃんときな粉はきな粉で残りますから。大丈夫ですよそれは」

穴沢「私が思うきな粉の魅力というのは、和風の大豆のあの香りと舌にまとわりつく粉感があったらいいなって」

マツコ「わかります。あたし誤嚥が怖いので粉そのものは恐怖ですけど、ザラッとしている感触は残っていないと。きれいに溶けちゃうきな粉だと」

穴沢「良いポイント」

マツコ「これ以上なにも言いません」

穴沢「よく溶けるきな粉とかが売ってたりするんですけど、オリゴ糖が入っちゃってるきな粉があるんです。すごくおいしいし食べやすくていいんですけど、すぐスーッと溶けていく感じがするんですよ。きな粉が溶けたんだって勘違いするんですけど、溶けてるのは糖分なので、実際きな粉は溶けていないんです」

マツコ「きな粉なんて一生溶けませんよ」

穴沢「そう。溶けないで舌に残って、大豆の風味を味わうのがいいな、なくしちゃいけないなって思ってる今日この頃なんです。そんな私がオススメするきな粉感が満載のスイーツ4つをご紹介します。きな粉が舌にまとわりつく粉感スイーツ四天王ということで用意してみました。だけれどもむせない程度の粉の量となっております」

マツコ「そう、これくらいがいいの」

穴沢「マツコさん興味あるものありますか?」

マツコ「『棒きなこ当』?なにそれ?」

穴沢「正式名みたいなんですけど」

マツコ「駄菓子とかであるやつじゃない?あれウマい」

穴沢「好きでしょ?」

マツコ「あれ好き。あたしこういうのばっかり食ってたんだね昔」

穴沢「シンプルな材料で、きな粉と水あめと黒蜜が入っているもの。ダイレクトに粉感が味わえるけど、やわらかいからむせづらいですよね」

マツコ「あ、これ。ウマいこれ」

穴沢「この『黒豆きな粉あられ』は、あられがあるじゃないですか。せんべいにきな粉をまぶすために1時間ずっとあられにきな粉をまぶし続けて。米油まずまぶして、きな粉まぶして、1時間ずっとまぶす。まぶらなくなってきたなと思ったら、また油、きな粉。シンプルなおいしさです。ねっとりきな粉が溶けるんですよ。細かい粒子の黒豆のきな粉が入っているから」

マツコ「これすごい手間がかかってるのがわかる」

穴沢「次はわらびもち専門店『門藤』の『ぜいみ』。ふくゆたかっていう大豆の品種を使ったきな粉です。九州のきな粉なんですが、高級なきな粉なんです。おいしいですね」

マツコ「ウマいね。わかる?この付いてる感じ。これウマいよね」

穴沢「よかった」

マツコ「あたし黒蜜ときな粉が好きなんだと思う」

穴沢「あの人たちはすごい」

マツコ「あの人たちってすごいよね。引き裂けないよね。くずもちとか信玄餅とかそっちじゃなくて、黒蜜・きな粉を食べてるもんね。本体よりも。ベローンってなめてる」

穴沢「相思相愛とはこのこと」

マツコ「ヤダ。言うんじゃなかったわ」

穴沢「そんなマツコさんにオススメなのが『クズクズシェイク』というのがあって。これも黒蜜が入っている」

マツコ「それはくずもちのクズ?」

穴沢「そうなんです。豆乳ベースのシェイクの中に、くずもちがちりばめられて入っている」

マツコ「こんなおしゃれなもの作ってるのね今」

穴沢「おしゃれなんです。そして黒蜜ときな粉が。きな粉かけ放題。追いきな粉できるんですよ」

マツコ「こういう人見たことあるんだよな。鈴木奈々ちゃん?」

 

穴沢「舌にまとわりつく粉感をマックス味わえる、『吉祥菓寮』きな粉を味わうプリン」

マツコ「洋物できたのね」

穴沢「洋物できました。しかもこれはきな粉を味わうプリンなので、プリンきな粉添えではありません。このプリンはきな粉のために作られているプリン。なんて逆説的なプリンなんでしょうか。これ京都の『吉祥菓寮』さんっていうお菓子屋さんなんですけど、きな粉のお菓子専門店なんです。なので全部きな粉を使われてるわけなんです。こだわりがすごいんです。宮城県産のミヤギシロメっていう品種の高級大豆を使っていて、本当に大豆が甘いし香ばしいのがたまらない。じゃあこのプリンをどんなふうに作っているのかっていうのを見ていただきたい。プリンはきな粉のためにあるので、ちょっと甘さが控えめになっています。なにもかもが抑えめ」

マツコ「ラジオDJをやったらいいと思う。すごい向いてる」

穴沢「練習したんです」

ナレーション「食べる直前にきな粉をかけることで、香ばしい和風な香りと、まとわりつく粉感が味わえる一品」

穴沢「楽しみですね。牛乳がありますね」

マツコ「これは好きな量かければいいの?こんなものかしらね」

穴沢「もしイヤじゃなければ、まずきな粉だけ食べていただいて」

マツコ「きな粉だけ好きね」

穴沢「あれ?って思いません?」

マツコ「これすっごい口溶けがいいね。なくなっちゃう」

穴沢「粒子がかなり細かいので、溶けるんです。なのでプリンに入ったときも邪魔しない。ぼそぼそしない」

マツコ「もっと入れてもいいわね」

穴沢「そうなんですよね!」

マツコ「いえ、これくらいにしておきます」

穴沢「いやっ、マツコさん!自分の気持ちに忠実に」

マツコ「大量にきな粉を食べていいように作られている」

穴沢「お店では卓上にこんなふうにきな粉が用意されていて、自分でそれこそ追いきな粉ができる」

マツコ「やっぱりいっぱいきな粉かけたほうがウマい」

穴沢「そうなんですよ。私も感動して、こんなにきな粉おいしいし、きな粉好きじゃなくてもどんどんかけて食べ進められる」

マツコ「おいしいわ。これが好きなの。わかる?水分のところ。ちょっと今から汚いことするからね。『これわかる』っていう人多いと思うよ。あの状態のきな粉好き。だから私おもちとかを食べたあとのお皿についてるやつを集めて食べるのが好きなのよ」

 

 

《どうしても叶えたい夢、きな粉を呪縛から解放したい》

 

 

穴沢「私が叶えたいこと。もちやスイーツの呪縛からきな粉を開放したい」

マツコ「でも確かにそれ以外できな粉を食べたことないか」

穴沢「みなさんに聞くと、もちでしか食べない、正月にしか食べない、って言うんです。でもきな粉は名脇役なんです。脇役ってところがすごく魅力的で素朴で何にでも合う。嫌われない。言葉もかわいい。きなこちゃんって犬とか猫とかうさぎとか、たくさんいるんですよ。みんな大好き。ですよね、言葉がかわいいじゃないですか。見てください、このペットの名前ランキング」

マツコ「こんなのまで出してくるの?」

穴沢「言葉、人気なんですよ」

マツコ「でもあたしはすごい猫好きなので、猫の動画とか見てるととんでもない数のきなこちゃんがいますよ。だいたい茶トラとかベージュ系の猫にみんなきなこってつけるんです」

穴沢「きな粉の可能性って果てしないんですけど、いろいろ私も新しいメニューを開発している。80種類くらいはいろいろ作ってみている」

マツコ「甘くないの?」

穴沢「そうなんですよ。けっこうあるんですよ、郷土料理とか」

マツコ「急に怖くなってきた」

穴沢「大丈夫、怖くないです」

マツコ「あなたが怖いわ」

穴沢「気になるものとかありますか?」

マツコ「『ゴマきな粉あえ』なんて食べてみたいもん。別にあれなんでもいいんだよね、インゲンでもなんでも。ゴマあえをきな粉入れて作るんだよね?」

穴沢「濃いめの深煎りきな粉だと、香ばしくなっておいしい」

マツコ「これは絶対おいしいと思う」

穴沢「あとは『ピリ辛きな粉ダレつけ麺』。これがまたおいしいんですよ」

マツコ「ゴマ的要素になるのかな」

穴沢「ゴマと相性いいですし、あとラー油と相性がめっちゃいいんですよ。ちょっとお砂糖も入れて甘みも足して、本当に合います。ピリ辛も合います。『そぼろ風きな粉ふりかけご飯』。そぼろって鶏肉とか挽き肉じゃないですか」

マツコ「えっ、どういうこと?」

穴沢「これを使わず、かつお節ときな粉でその食感を再現したものなんです。けっこうおいしいと思うんです」

マツコ「そぼろ大丈夫?」

穴沢「大丈夫です。たっぷりかけてお召し上がれ。きな粉も絶妙な量にしてあります」

マツコ「そんなにきな粉きな粉してないよね、香りも」

穴沢「あんまり入れすぎると甘くなる。まろすぎるというか」

マツコ「ああ、いるねきな粉。一見わからないくらいだね。どれくらいの割合なの?きな粉」

穴沢「みりんをまず入れてアルコールを蒸発させて甘みを出すんです。そしてきな粉大さじ1にしょうゆ大さじ2ぶんの1。かつお節は20グラム入っています」

マツコ「おいしい。自分的にはもうちょっときな粉を入れたほうがいいでしょうよと思ってる?」

穴沢「もちろんです」

マツコ「ものすごい社会に向き合って作ったのよね」

穴沢「そういう面もないといけないと思ってますから」

 

 

《500種類以上食べて見つけたきな粉の知られざる魅力》

 

 

穴沢「健康的に太りたくて、最初きな粉牛乳にして飲んでいたんです。牛乳に溶かして」

マツコ「おいしいよね、きな粉と牛乳混ぜるとね」

穴沢「おいしい?よかった。よかったですねー」

マツコ「誤嚥の危険性はあるけどね。パサパサのまま集合体になって残ってるやつがパッと張り付くと、バアーって誤嚥が始まる」

穴沢「飲んでたんです。一袋終わって別のきな粉買おうと思って、何の気なしに別のきな粉を買ってきて溶かして飲んだら、味が違うことがわかったんですよ」

マツコ「さっきまで飲んでたきな粉と味が違うわって?意識したことないわ、きな粉の味って」

穴沢「そうでしょ?だから新しい世界ですよ今日は」

マツコ「うわ、ハマったわ今。ヤバいわ。ハマっちゃったわ。でもきな粉、東京でそうやって集めてもそんな種類集まる?」

穴沢「東京だけで10年前くらいですけど、300種類くらいはありました。ねえ、そうなんですよ」

マツコ「うかつなことは言えない。あー、でもすごい。全然色が違うわね」

穴沢「今日はこんな感じで、なるべく味とか食感とか種類が違うものを持ってきてみました。マツコさんぱーっと見て、普段どんなきな粉を食べてるかなってあります?」

マツコ「たぶん自家製のが一番食べてるのに近い気がするんだけど」

穴沢「黄色い大豆で作られてる」

マツコ「それが多いよね、よくあるきな粉は。あとのは見たことないわ」

穴沢「大豆って、こんな感じでいっぱい色があるんですけど、本当に種類がたくさんあるんです。一番出回っているのが、マツコさんのおっしゃる黄色い大豆のものが多いです」

マツコ「ほぼそれよね」

穴沢「次に、青い大豆。うぐいす豆とか言われたりするんですけど。丹波の黒豆の黒大豆とか。あとちょっと知られてないかもしれないんですけど、くらかけ豆って言って青と黒がまだらになったような、海苔のような味がする豆もあったりとかするんです」

マツコ「見たことない、あんな豆」

穴沢「マツコさんに特に味の違いがわかりやすい4種類を今日は食べてもらおうと思いまして、持ってきてみました」

マツコ「そのまま?恐怖」

穴沢「大丈夫。もちといっしょに持ってきました」

マツコ「これはそのまま食べたほうがいいって言うんだったら、そのまま食べてみるわよ。その代わりまき散らす可能性があるからね」

穴沢「正直そのまま食べてもらったほうがわかりやすい」

(富澤商店、特撰きな粉)

マツコ「わかりやすいね。じゃあちょっと。あー、これもうコーヒー」

穴沢「ですよね、びっくりですよね。一番香ばしいきな粉だと思っている。しかも溶けがめちゃくちゃ良くないですか?」

マツコ「これはラテとかにしたらおいしいわよ。ちょっと、牛乳ない?」

穴沢「いいですね、牛乳で溶かして飲んでいただきたい。けっこう溶けがいいので、先ほど懸念されていましたダマみたいなのはできにくいんですよ」

マツコ「あ、ウマい。ミロみたい」

穴沢「たぶん知ってるきな粉牛乳の味じゃないですよね」

マツコ「おいしい」

穴沢「青大豆のきな粉です」

(松田卯之七商店、純国産きなこ)

マツコ「ああ、青くさいわ。ちょっとやっぱりずんだっぽいというか。青っぽい味がする。この味のお菓子がある」

穴沢「中にパフパフみたいなものが入ってる?」

マツコ「モチパフみたいな」

穴沢「五家宝ですね」

マツコ「これこれこれ!五家宝?」

穴沢「確かにうぐいすきな粉を使ったやつもあるんですよ」

マツコ「これはなに?どこのお菓子なの?」

穴沢「これは埼玉の熊谷の銘菓なんです。東京でも作っているところがあったり」

マツコ「親戚いるわ。熊谷周辺に。もらったのか、親戚から。家のおせんべい入れみたいな木でできたこういうのあったじゃん。あれにこれ入ってたんだよな。なんだこのババくせえ菓子と思いながら、食ったらウメえなって思って。けっこう食べてた」

穴沢「地域によって自分のきな粉、自分にとってきな粉って緑、っていう地域の人もいるんですよね。当たり前に黄色でしょって言う人もいるし、緑じゃないのきな粉って?っていうのがおもしろいところですね」

ナレーション「他にも煎り方を浅くしてほんのりきな粉風味が感じられるあっさり白きな粉(坂口製粉所、白いきな粉)や、丹波黒大豆を使いコクのある深い甘みが特徴の黒きな粉(株式会社小田垣商店、黒豆きな粉)など、大豆の品種や煎り方によってさまざまな味の違いが楽しめる。全国各地500種類以上のきな粉を食べてきた穴沢さんが正月に絶対食べたい、究極のきな粉をご紹介」

穴沢「こんなきな粉です。茶大豆のきな粉。500種類以上食べてきた女が持ってきた究極のきな粉です」

マツコ「『大阪で生まれた女』みたい。『500種類以上食べた女』」

穴沢「こちらのきな粉なんですけど、茶大豆のきな粉なんです」

(吉祥菓寮「自家焙煎きな粉茶大豆」)

マツコ「何にかけてるの?パスタ?カルボナーラにかけるのを推奨しているきな粉?」

穴沢「ご覧ください。この茶大豆、新潟の豆です。東北地方の一部でしか作っていない、めちゃめちゃ希少価値が高い豆です。そして粒が大きいんです」

マツコ「色が粒によって違うのね」

穴沢「粒が大きいので、旨みが凝縮されているんです。煎るときに回して煎るので、均一に火が通るようになってじっくり中まで火を通すようにしています。焦げない程度に、煎り方としては香ばしさは中間くらいです。豊かで甘い、でも深煎りっていう大豆の味になっています。味は本当に食べていただきたいんですけど、今まで食べたことがない味になっていると思います。本当はきな粉ご飯がオススメなんです。今日も私は勝負ご飯でそれで朝食べてきた、きな粉ご飯。だけどマツコさんはおもちで食べていただければと」

マツコ「わあ、うれしい」

穴沢「粉だけでも大丈夫です」

マツコ「うわー、おいしい。まず味がめっちゃ濃い。なんかこれ味混ぜてる?」

穴沢「混ぜていないです」

マツコ「なんでこんなにはっきりとした濃い味がするの?甘いだけじゃなくて、お醤油とかそういう調味料を混ぜた味」

穴沢「私も衝撃の味でした」

マツコ「衝撃的だよね」

穴沢「なので究極として持ってきてみました」

マツコ「このきな粉すごいね。なんて言ったらいいんだろう」

穴沢「自分が思ったのは、音楽で言うならベースかと思ったんです。ベースの野太い音で厚いんです、ブオーンって」

マツコ「ちょっと違いますね」

 

 

~完~