2021/02/09放送
マツコの知らない世界
《若者トレンドグルメ タピオカドリンクvsバナナジュース》
2019/05/28放送分
'タピオカドリンクを2500杯以上飲んできたたぴりすと。'
華恋(カレン)さん(以下、華恋)
奈緒(ナオ)さん(以下、奈緒)
マツコ「知らないでしょ?第一次タピオカブーム」
華恋・奈緒「知ってますよ。生まれてはいないです」
マツコ「そんなに前?」
奈緒「1992年頃の第一次ブームが、ココナッツミルクにはいった白くて小さいタピオカ」
マツコ「今見るとなにこれ、意味わかんないよね」
奈緒「僭越ながら言わせてください。タピオカをブームではなく文化にしたい。第一次・第二次ブームは、ブームで終わったじゃないですか。第三次ブームこそは文化にしたいっていうのがあるのと、私たちの死活問題。タピオカがなくなったら私たちもなくなる。今回大きさ3種類と固さ4種類に分けた表を作ってまいりました。やわやわ系だと本当にやわらかくておもちみたいで、かまなくても飲める」
マツコ「昔ってそんな感じだったよ。ぶちゅぶちゅぶちゅーみたいな感じだったのよ。今はもうないんだ。小粒・やわやわがたぶん昔の第一次だよね」
奈緒「そうですね」
小粒・もちもち系
Golden Ratio
乳酸ジャスミンティー
マツコ「これなんの味?」
奈緒「お砂糖なんですけど、着色料とか保存料を使ってないのを売りにしてて、優しい味になってる。もちもち系だとあと10回くらい噛まないと飲み込めないかな」
奈緒「正しい飲み方もここでお教えしておきます。私たちのおすすめですけど、注文する時氷少なめって言うのがおすすめです。タピオカが氷に引っ掛かっちゃうんですよ、氷が多すぎて。最後残っちゃってすぽんってなる。
マツコ「あれそれで残るんだ?」
奈緒「そしてストローを底までつけてもらいたい。つけたら飲んでいただいていいんですけれど、粒によって理想の粒数があるんですよ」
(理想の飲み方:小粒のため1吸い10粒)
マツコ「あんまり甘くないね」
華恋「本当ですか?けっこういけるじゃないですか」
中粒・やわやわ系
吉龍糖
黒糖タピオカミルク
(理想の飲み方:中粒のため1吸い5粒)
マツコ「これおいしい」
奈緒「やわもち系は歯がタピオカの中心部まで入るんですけど、中心部だけもちっとしてる」
マツコ「くずもちみたい。黒糖ミルクおいしいわよ」
大粒・やわもち系
茶咖匠
いちごタピオカラテ
(理想の飲み方:大粒のため1吸い3粒)
マツコ「さっきよりは甘味が抑えてある感じね」
奈緒「大粒・やわもち系は、女子高生大好き。これが今トレンドです」
マツコ「おいしいけど、あたしはおばちゃんなので黒糖牛乳です、今のところは」
大粒・弾力系
丸木製茶
沖縄黒糖タピオカミルク
(理想の飲み方:大粒のため1吸い3粒)
マツコ「これはもうね、これ自体がひとつのデザートよ」
奈緒「弾力系はハードグミみたいな感じ。噛めば噛むほど味が染みでるっていう良さがあります」
マツコ「普通の和菓子屋ででてきてもわからないレベルの。ちゃんと味がついてるよね」
奈緒「すごくいい黒糖使ってるんです」
マツコ「おいしい。さっきのミルクティー持ってきて。飲み比べるわ」
奈緒「たぴりすと。だ」
マツコ「どっちが好きかな」
奈緒「それでいいんですよ。どっちもいいんですよ。タピオカの世界はみんな違ってみんないいんですよ」
マツコ「おまえは金子みすゞか」
華恋「一番悩んでるのが、就職するか、タピオカを仕事にするか」
マツコ「ごめんなさい、『タピオカを仕事にする』の意味がわからないんですけど」
華恋「広めたい。伝道師みたいな」
奈緒「性別問わず幅広い年代に飲んでほしい」
華恋「人生かけてきてるんです。助言をお願いします」
マツコ「あたし就職かタピオカで生きるか、お前らには言えないぞ。そんな大事なこと」
ナレーション「その後就職をやめてタピオカの道に進んだという彼女たち。近況と新勢力のバナナジュースについて聞いてみると」
華恋「日本タピオカ協会をたてて、イベントをしたり、タピオカ好きとの交流を深めてきました」
奈緒「バナナジュースは、最近タピオカ屋さんとかでも新メニューとして見たりするので、けっこう流行ってるのかなっていうのは感じます。それは認めます。おいしいです」
2019/07/23放送分
'バナナジュースに人生を捧げる女性'
野田枝里(ノダエリ)さん(以下、野田)

野田「日本で食べられるバナナはほぼ一種類。しかし、一種類でもバナナの味は違う」
マツコ「どういうこと?一種類なの?」
野田「例えば太さが違ったりわ長さが違ったりするじゃないですか。同じキャベンディッシュっていう品種なんです」
マツコ「え!栽培法とかで変わるの?」
野田「そうなんです。産地とか標高の高さとかで変わるんです。こちら、産地も違います。山の高さも違います」
マツコ「昔はバナナっていったらフィリピンか台湾」
野田「よくご存知で。台湾が日本のバナナの歴史では一番」
フィリピン産高地栽培
野田「標高が高いところにあるので、寒暖差が激しく甘みがギュッと」
マツコ「甘い。バナナジュースおいしくなってきた」
フィリピン産低地栽培
野田「寒暖差がそんなにないんですけど、違いわかります?」
マツコ「あっさり。甘さは少ないけど、ちょっと野菜感というか。あたしこれぐらいが好きかもしれない」
エクアドル産低地栽培
野田「エクアドルは何が特殊かっていうと、低地栽培なんですけど、しっかりと甘みとバナナ感が出ている。寒暖差が激しいです。南極の海流が来て寒いのと日中の暑さでここまで甘くなります」
マツコ「迷ってきた」
野田「早く決着つけてください」
マツコ「ちょっと待って」
野田「今どれとどれで迷ってますか?」
マツコ「全部」
野田「迷うのもわかります。時間が経つと味が変わるんです」
マツコ「変わってくるのよ。何これ?全然味変わってきた」
野田「どうです?」
マツコ「あたしこれが好き。低地フィリピン」
野田「朝型人間になりましょう。けっこうスーパーなんかで簡単に手に入る」
マツコ「簡単な人間だったのかあたしは!でもこれ日本で一番手に入りやすいやつなのね。舌が貧乏よねあたしって。いっつもそうね」
ナレーション「自宅でバナナジュースをマックス楽しめるトッピング術をご紹介」
マツコ「全部おいしそう。黒ごまなんてなんの問題もないわよ」
野田「黒ごまはセサミンが肝臓に効くので二日酔いにいいです」
マツコ「ストロー太くしたら?お客さんすごく吸い込んでると思うよ」
野田「アーモンドは一番好きです。美肌効果がある」
マツコ「一番好きかもしれないけど、一番吸い込めない。...ああ、おいしい。次、これ楽しみなんですけど」
野田「甘酒。便秘解消にいいです。バナナだけでもどっさり出るんですけど、甘酒でさらにお通じが良くなります」
マツコ「ああうまい」
野田「深みが出ますよね、ケンカしてない感じ」
マツコ「甘酒って言われないとわかんないくらいだね。めっちゃおいしいバナナのジュースって感じ。これうまい!あたし甘酒だな。ちょっといやなのは次。ショウガとバナナでしょ?」
野田「ショウガは冷え症に効くので、エアコンがガンガンきくオフィスに行く前に、ぜひ朝とっていただきたい。体温まるので」
マツコ「あたしはこれダメ。女の子はたぶんこれ好きよね」
野田「好きです。ダブルトッピングするかたもいます。ココアとジンジャーにしたり。いろんな組み合わせができる」
マツコ「それはもう異常者よ」
《イマドキの若者が熱狂!時を超えたリバイバルブーム》
2015/03/03放送分
'プリントシールに120万円以上つぎ込んだ'
大賀彩貴さん(以下、彩貴)
大賀彩絵さん(以下、彩絵)

彩絵「私たちにとってプリクラって、夢と希望がつまったすごい機械なんです」
彩貴「夢の世界です。ディズニーランドみたいな」
彩絵「今日は盛れる機械を用意していただいたので、こんな企画です。あなたもなりたい自分になれる、超オススメのプリントシール機」
COLOR CHART
彩貴「この機械は全身を撮るのにすごいオススメ」
マツコ「全身撮れるの?」
彩貴「上ももちろん撮るんですけど、上だけじゃなくて全身も撮れて、その全身がすごく盛れるっていうプリ機になってる」
マツコ「すごい、今こんなに広いの?」
彩貴「最初アップを撮っていく。はい、いきますよ」
マツコ「目がデカくなってる」
彩貴「次全身なので、一番後ろまで。脚を長く見せるためにぎりぎりまで下がって。あとは脚を曲げちゃうと太く見えちゃったり短く見えちゃうので、ピンとしっかり伸ばすこと。あ、すごい!いい感じ。なんかベテランって感じです」
マツコ「ベテラン?プリクラ慣れしてる?」
彩貴「実はこっそり撮ってたり」
マツコ「撮ってないわよ。ちょっとおもしろいわねこれ。すごいことになってるわ今」
彩貴「次はレタッチで、ここで修正していきます。肌の色が暗めから明るめ。目の大きさも小さめから大きいのまで」
マツコ「目は小さめにしたい」
彩貴「肌の色は?」
マツコ「肌の色は白いほうがいい」
彩貴「脚の長さはなんと3種類から選ぶことができます」
マツコ「脚の長さ変えられるの?」
彩貴「そうなんです。なので、モデル体型にもなれる」
マツコ「すごいね」
彩貴「ここからラクガキです。さっき撮ったのをデコっていく。名前書いたりとかしてもかわいいですし」
マツコ「『衣食住』って書いたわ。『衣食住』ってプリクラに書いたやつはいないだろう」
彩貴「次、全身いきましょうか。ここに全身用スタンプっていうのがあるんです。ちょっと斜めになってて、奥行きが出るようになってるんです」
マツコ「あたしが思ってたのと全然違うわ。これ友達といたらやりたくなるね。まあこれで400円なら高くはないか」
FASHIONisM
彩貴「次はこちらの機種です」
マツコ「これ加藤ミリヤちゃんでしょ?」
彩貴「そうです。ミリヤさんとのコラボ機種です。大人数で撮るのにピッタリなプリ機です。10人以上で撮れて、他のプリ機に比べて中が1.2倍くらい広くなっている。10人以上で撮れるということで、私の友達に協力してもらおうと思って呼んでるので。お願いします」
マツコ「これ本当の友達?仕込みでしょ?本当の友達どこ?」
彩貴「れいなちゃんとさくらちゃんです」
マツコ「なんかわかる。プロの匂いがする人が何人かいる。全然ギャルじゃないって」
マツコ「入るよ。あたし真ん中に来ちゃったら、みんな写らなくなっちゃうから。入らないよこれ全員。もっとギュッてなって。入ってる?全員入ってる?あー、難しいわね」
彩貴「めっちゃ盛れてる」
マツコ「これあたしとっておく。手帳に貼っておくよ」
彩貴「どうですかプリクラ。お好きになっていただけましたか?」
マツコ「いっしょに行くんだったら楽しい。でも一人では絶対行かない」
2017/05/30放送分
'チェキカメラのカリスマ'
米原康正さん(以下、米原)

プロ仕様の機能満載
チェキinstax mini90ネオクラシック
マツコ「けっこう値段しますよね」
米原「これはけっこうすごいんですよ、いろんな機能がついてて。風景を用意していますので。チェキって色をよく撮るので、色の前とか撮ったりとか、景色を撮ったりする。まずどれか風景選んでもらって」
マツコ「ピンクからやってみようか」
米原「ではモデルさんお願いします。今日はおもしろさをわかってほしいっていうのもあるので」
マツコ「え?あたしが撮るの?」
米原「ここで見た感じと、左右感とかが違うので。一歩前に行くと、さっき見えてる感じがここの位置。今の位置撮りたいんだったらもう一歩前。近すぎるっていうぐらい寄ったほうが、チェキの場合はいい写真が撮れる」
マツコ「いいんじゃない?構図うまいよね」
米原「二重露出できる。二重露光」
マツコ「今こんな機能がついてるの?チェキに」
米原「まず彼女たち撮って、その後にこれ撮りましょう」
マツコ「一回押しただけじゃ出てこないんだ?」
米原「出てこない」
マツコ「重ねるんだ。これすごいね、二重撮りね」
米原「2つに分けたりとか、いろいろできるんです」
マツコ「真ん中で、1回目撮った写真、2回目撮った写真が1枚に出てくるの?」
世界的老舗が力を入れる、その見た目がたまらない
ライカゾフォート
マツコ「ライカがインスタントカメラ出したの?」
米原「ライカが出したんです」
マツコ「かわいい。買っちゃうかも。すごいな。ライカがインスタントカメラを出す時代になったんだ」
米原「バルブモードっていって、光を10秒間とか30秒間とか撮ってくれるから、真っ暗な所で光が撮れるんですよ」
マツコ「本当に真っ暗でいいの?」
ナレーション「今回、真っ暗にしたスタジオでモデルさんに光の文字を書いてもらいます。果たしてどのように写るのか?」
マツコ「これしばらく押し続けるの?これすごいね。これをインスタントカメラでやれるってすごいよね」
《知らないとおじさん認定!10代女子に当たり前のスマホ文化》
2020/02/18放送分
'写真アプリで盛って盛って盛りまくって人類を救いたい女子高生'
ひかりんちょさん(以下、ひかり)
久留栖るな(クルスルナ)さん(以下、久留栖)

ひかり「ヤバい」
マツコ「何がヤバいんだろう。すごいヤバいって言われてるんだけどあたし。何がヤバい?」
ひかり「会えたことが」
マツコ「(Tシャツのロゴを見て)あ、デラックス」
ひかり「ねらって」
マツコ「デラックスサービスカンパニーって書いてある。デラックスサービスカンパニーにすればよかったな、会社の名前。良い名前だね」
ひかり「あー、ウケる」
マツコ「『あー、ウケる』って言われたわよ」
久留栖「私たちがどうしても言いたいこと。スマホの中ぐらい理想の自分になって、何が悪い」
マツコ「こんなことを言ったらあれですけど、二人は普通にしててもかわいいじゃないですか」
ひかり「いや違うんですよ」
久留栖「ほめられた」
ひかり「あれ?」
マツコ「正確がわからないんですけど。どっちだったんだろう」
ひかり「まあ確かに、今化粧した状態は、自分の中では80パーセントくらいかわいいと思ってるんですけど」
マツコ「思ってるんじゃねえかよ」
ひかり「いやでもまだ100パーセントじゃないっていう。これはたぶん自己満ですね。べつに加工詐欺って言われるのが何が悪いの?っていう。自分が思える顔になれるならいいんじゃね?みたいな」
マツコ「もしなんかつっこまれた時は、その時に説明すればいいやと」
ひかり「はい」
マツコ「何が悪いの?と」
ひかり「うん」
久留栖「盛りの2大派閥。ナチュラル盛り派と、別人盛り派」
マツコ「つけ麺の派閥みたい」
ひかり「ナチュラル盛り派は、ナチュラル、さりげなく加工みたいな」
久留栖「別人まではいきたくないけど」
マツコ「その人だってもうわかって」
ひかり「ちょい足し」
マツコ「まあでも、ちょっとこれは一番汚いわよね」
久留栖「あ、でもそれ私です。ナチュラル盛り派は私なんです」
マツコ「あんたはいいのよ、かわいいから。かわいい子はいいのよ」
久留栖「私がいつもナチュラルに盛りたい時に自撮りで使っているアプリが、オススメのアプリがあって。それが『SODA』っていうアプリなんですけど。そもそも加工と言えど、初期の段階というか、基礎の段階で撮り方っていうのがすごく重要になってくるんですよ」
マツコ「なんでもかんでもいいわけじゃないのね」
久留栖「じゃあ実際にやっていっていいですか?」
マツコ「いいよ。ちょっと教えてよ」
久留栖「記念にマツコさんといっしょに」
マツコ「汚いことするわ。これよくやるのよ。かわいい子がよくやるのよ。とんでもないのといっしょに撮って」
久留栖「私右派なので、右でいいですか?」
マツコ「好きなことしてくれ!」
久留栖「まず、これはなんの加工もしてないノーマルの状態です」
マツコ「うわ、拷問よ」
久留栖「ノーマルの状態なんですけど、まずこれで撮ります」
マツコ「恥ずかしい」
久留栖「ここから加工を。ナチュラル盛り加工をしていきたいと思います。まずですね、フィルターっていうのがあるので、フィルターを変えます。私がいつも使ってるのは、『Coral』っていうフィルター」
マツコ「ちょっとピンクっぽくなるのかな?」
久留栖「ちょっと明るくなります。そしたら次に『ビューティ』っていうところがあって、ここが一番すごいんですけど、顔が小さくなるんですよ。わかります?」
マツコ「おおー!恐ろしいな!こんな自然に変わるの?」
久留栖「そうなんです」
マツコ「すげーな、アプリでこんな自然に今できるんだ?」
久留栖「そしたら次、『鼻筋』。これがけっこう大事。鼻はどんだけやってもキモくならないです。鼻に注目してください。いきますよ。小さくなってる」
マツコ「あー、本当だ。ここの小鼻のところがキュッてなる。恐ろしいなこれ!」
久留栖「そしたらここもポイントです。ナチュラル盛りの。『肌』っていうのがあって、肌をきれいにする加工があるんですけど、私はこれをゼロにします」
マツコ「しないの?」
久留栖「マックスじゃなくて、ゼロ。このほうが、加工すると、余計にフワフワして、加工してる感が出ちゃうんですよ」
マツコ「確かに。肌が一番加工してる感が目立つよね。他はするけど、肌をゼロにすることによって、加工してないかのように見せるわけだ。なるほど」
久留栖「あんまり言いたくないんですけど。本当は内緒なんですけど、実際そうです。ゼロにすることによって、『あれ?これ本当はアイフォンのカメラで撮ってるんじゃねーか?』っていうリアルさが出るんですよ。これはまじテクニックです」
マツコ「あー、全然違う。でも『あら今日よく写ってるわねこの人』くらいだよね。これぐらいはみんなやってるな。ブログやってる芸能人。みんなやってるな」
久留栖「ちょっとひかりんちょのやつを」
マツコ「ひかりんちょはすごいの?」
久留栖「見てほしい」
ひかり「私まじヤバいですよ。一番、こちらです。ヤバくなーい?ヤバいよね」
マツコ「あたしこれ言うと若い子『えー?』って言うんだけど、あたし実物のほうがいいと思っちゃうんだよね」
ひかり・久留栖「ええー!?」
マツコ「ほらほら。みんな言うのよ。
久留栖「なんか暴かれてる感じする。ヤバいヤバい」
ナレーション「ひかりんちょの別人盛りは、『SNOW』と『Beauty Plus』という2つのアプリを使用。実際、女子高生の間でも、複数のアプリを使い、別人になる加工がブームになっているという」
ひかり「クイズなんですけど、この写真、私がもうすでに加工しているアフターの写真なんですけど、どこを加工したのか」
マツコ「まずやっぱり目でしょ」
ひかり「正解。目を切れ長にしております」
マツコ「だって幅が大きくなってるもんね。あと鼻がやっぱり。鼻筋がすごい通ってる」
ひかり「正解」
久留栖「鼻を小さくシュッとした」
ひかり「あと3つ」
マツコ「ムズいな。輪郭を小さくしてる?」
ひかり「正解」
マツコ「え、でもちょっと待って、実際のほうが小さくない?」
ひかり「え?違いますよ」
マツコ「違います?」
ひかり「じゃあこれビフォーの写真」
マツコ「そうしないとわからないわ」
ひかり「いきますよ。じゃん」
マツコ「はっ。まじか!」
ひかり「ヤバくない?響いた?」
マツコ「こんなに?」
久留栖「これを見たあとでわかりますか?」
マツコ「いやいや、もう体が小さくなってるもん」
久留栖「そうです。きゃしゃな感じにした」
マツコ「まじか」
久留栖「たぶんここはわからない」
マツコ「ちょっと待って、当てるわ。もう一回ビフォー見せて」
久留栖「わかるかな。わかりづらい」
ひかり「ビフォー、アフター。これはちょっとわかりづらいかな」
久留栖「メイクの部分にはいります」
マツコ「教えて」
ひかり「こちら、リップを少し濃くした」
マツコ「ちょっともう一回見せて」
ひかり「わかる?ちょっとピンクみたいな」
マツコ「本当だ。要はだからもうちょっとこのピンク濃くしたいなって時に、やれるわけだ」
ひかり「そうなんですよ」
マツコ「はあー。体びっくりしたわ」
ひかり「ヤバい。公開処刑。ウケる」
ナレーション「さらに写真アプリは顔を加工するだけではない」
ひかり「これ、今からすごいです」
久留栖「神の力で」
ひかり「いきます。はぁっ!わかりますか?」
ナレーション「背景の天気を自由自在に変えられる『PICNIC』や、写真に写りこんでしまった余計なものを塗りつぶすだけで加工で邪魔なものを消してしまう『Touch retouch』など、写真アプリは多種多様。そんな中、二人が今一番知ってほしい写真アプリが」
ひかり「JKが絶対使っている激アツアプリは『meitu』っていうアプリです。meituのすごいところは、まじで簡単に二次元化できちゃうっていう」
ナレーション「選んだ写真を瞬時に超かわいくイラスト化。加工の種類も豊富で大人気」
2020/10/13放送分
'ハッシュタグ無しでは生きていけない幼馴染ツインズ'
むくさん(以下、むく)
えなさん(以下、えな)

マツコ「全然SNSやってないけど、ハッシュタグを有効活用みんながしてることはわかってる。そこまではわかってる」
えな「うれしい」
マツコ「実際にどういうやり方してるのかは具体的なことまではわからないけど、それでみんな検索するから、引っ掛かりやすいようにしてるっていうのは知ってるのよ」
えな「さすがマツコさん」
マツコ「恥ずかしいよー」
えな「そんなマツコさんやみなさんに知っておいてほしいことがあります。こちらです。どうしても知っておいてほしいこと、ググるはもう古い。ハッシュタグ検索は○○を知れる最強ツール」
マツコ「絶賛ググッております」
むく「ちょっと古い」
マツコ「知ってますよ」
えな「若い子たちは基本ハッシュタグをつけて検索するのが当たり前みたいになって」
マツコ「じゃあ普通に検索したいときはどうしてるの?」
むく「天気とか地図とかってなると」
マツコ「それはちゃんとグーグル検索とかでやるのね?」
むく「それ以外のほとんどはハッシュタグです」
マツコ「若者の新しい感じのものは、そこで検索してもたどりつかないのね?」
えな「そうなんです、今まさに言ってくれたことが、こういうことなんですよ。究極のリアルを知れる最強ツール」
マツコ「知らないまま死んでいきたい」
えな「どうやってハッシュタグ検索を使うのかっていう話なんですけど、私たちがよく行く『タパスタパス』っていうお店を例に、実際に検索をしてみたいと思います。ホームページを見てみます。メニューが写真もいっしょに載ってて見られるんですけど、これ見てどうですか?けっこうわかりやすいなと思うと思うんですけど」
マツコ「だいたいこういうのしか見てないからね。これ以外にどんな世界が広がってるのかがわからないから」
えな「実際にこれってプロの方が撮ってるので、よく写りすぎちゃってるってありません?」
マツコ「なるほど。何が言いたいかわかってきた。そうよね、あなたたち顔は盛るけど飯は盛らないもんね。そこに真実の料理があるわけね」
えな「胸が痛い」
マツコ「なるほどね。確かにそれはそうだわ」
えな「ここで一回ハッシュタグ検索で見てみます。同じようにお店の名前だけでハッシュタグ検索してみると、5000件以上の投稿があって、バーッと出てくる。本当に行った人の文章とかあったじゃないですか。感想とか。これも一般の方が撮ってこんなにおいしそうっていうのがリアル」
マツコ「リアルに近いよね」
えな「最近はメニューに名前だけとかあったりするので、そういうときとかも使えます」
マツコ「上の方いい?あの人誰?運が悪いことに捕まったね。ツダサトシよ。『ポテト好きの僕が、ギガポテトが届いてテンション上がった時の写真!!』うーん、まあでもね、上がったあとにもう一回上がり直して撮り直してるんだろうね、きっとね。こういうのも見れるってことよね」
えな・むく「そうです」
マツコ「グーグル検索でツダサトシにたどり着かないわよね、そういうことよね。サトシ、お願いだから使用許可出して」
えな・むく「お願いします」
(使用許可ありがとうございます)
えな「もうひとつ、例で『草津温泉』を調べてみてください」
マツコ「急に渋くなるわね」
えな「これは大きめのワードで調べてみようっていうことで。草津温泉に行くとして」
マツコ「必ずしも若者が調べる感じでもないよね。それでどういう差が出るかね」
えな「まずこれはネット検索で、おおまかに『草津温泉』で調べたらこういう感じになります」
マツコ「まあまあ、こういう感じよね。オススメの旅館とかがでてきたりね。いわゆる旅行サイトの案内が多いよね、やっぱり」
むく「なんとなく大人がまとめた記事とかって、スッて入ってこないんですよ」
えな「大人向けだったりしちゃう」
むく「なんとなくリアル感が足りないというか」
マツコ「だからこれで、じゃあ草津行ってみようとは若い子はなりづらいと」
えな「なんですけど、ハッシュタグでもう一回同じワードで調べてみます。『#草津温泉』28.3万件も投稿されています。パッと見でもう全然違いますよね」
マツコ「全然違う。クリームソーダ出てきたもん。草津温泉でクリームソーダとグラタンよ。こんなの出てこないもんね。これはだから若い子が行って、『ちょっとエモい喫茶店がある』みたいな感じで、ちょっと入ってみようってやったら、『グラタンおいしいじゃん、クリームソーダかわいいじゃん』で撮ってるわけよね?」
えな・むく「そうです」
マツコ「絵面がおもしろそうだもんね。みんな楽しんでる感じ」
えな「カピバラとかいるんだみたいな」
マツコ「カピバラがいた。カピバラいるの?草津温泉」
えな「たぶんこれネット検索では出てこないですよね」
むく「出てこないと思います」
~完~
