2020/01/03放送
マツコの知らない世界

'ほぼ全てのチェーン店のフライドポテトを食べ尽くした男性'
岡本智博(オカモトトモヒロ)さん(以下、岡本)



岡本「僕は今日岡山のいなかから」
マツコ「あら。どのへんから来たんですか?岡山の」
岡本「岡山市の端のほうから」
マツコ「岡山市をいなかって言っちゃったら。駅前にベネッセの大きいビルが建ってるじゃないですか」
岡本「よくご存知で」
マツコ「駅前も立派に再開発されて。イオンでしたっけ?」
岡本「はい。できてます」
マツコ「珍しく、駅前にでっかいイオンがあるのよ。ちょっと郊外に行ったところにあるじゃない?都市型のイオンなのよね」
岡山「よくご存知で」
マツコ「ちょっと離れれば天満屋の立派なバスターミナルがある本店があってね。高級ブランドも入ってますし。立派な街ですよ岡山は。...ごめんなさい、それぐらいが精一杯の知識」
岡本「さっそくなんですが、マツコさんは好きなチェーン店のフライドポテトはありますでしょうか?」
マツコ「マックのフライドポテトは、白髪染めに行った帰り、必ずマックに寄るって決めてるの。その時にマックのフライドポテトを買うって決めてるの。ただ、マックも好きですけど、意外と好きなのが、サービスエリアのやつ。太いのと細いのの中間くらいで、衣がついてそうな感じのやつあるのわかりません?」
岡本「衣がついてるやつわかります」
マツコ「ちょっと味がするやつ。あれ好き」
岡本「今回もたぶん出てくると」
マツコ「あら!...どこのなんだろう?」
岡本「僕が5年間の間に食べたフライドポテトを、まとめた比較表を作っておりまして。ご覧いただければと思います。お願いします」
マツコ「なんだろう。ちょっともう見る気がうせるんですけれど。...そんなことないですって」
岡本「あちら、ファストフードがございましたり」
マツコ「どこにあるの?...あ、こっちにもあるの?バカみたい。...冗談よ」
岡本「ファストフードとかを見ていただくと、早く調理しなきゃいけないので、けっこう細めのポテトが多くなってるんです。コンビニとかは、調理したあとストックしておく必要があるので、割と太めのカットの仕方が多くなっていたりします」
マツコ「こんなことしてるのねあなた」

岡本「今日は私が申し上げたいことはこちらです。私はフライドポテトの迷子です」
マツコ「...たいへんですね」
岡本「どういうことか、僕のプロフィールを紹介させていただきます」
マツコ「じゃないとちょっとこっちも困る。こっちもどんどん迷子になってくるから。よろしくお願いしますね」
岡本「岡本智博と申します。35歳です」
マツコ「おかもと、『と』で終わってともひろ、また『と』で始まる。なかなかご両親勇気のあるかたで。言いづらい時あるよね、おかもとともひろって」
岡本「そうですね、福山雅治さんといっしょかなって思ってるんですけど」
マツコ「じゃあそういうことで」
岡本「津山高等専門学校に15歳のときに入学しました」
マツコ「高専出なの?ロボコン出た?」
岡本「出てないです。けっこう山の上のほうにある」
マツコ「津山はなかなか岡山でも山深いほうというか、もう県北のほうだもんね。すぐ行ったら山陰に入っちゃうくらいのところ」
岡本「山のほうなので、チェーン店に都会的な魅力を感じるようになりました」
マツコ「まあ言わんとしていることはわかる。チェーン店が無いのよね?だから憧れるのよね?」
岡本「そうです。チェーン店に入るとシティボーイじゃないですけど、なんかこう楽しい気持ちになりますよね」
マツコ「だんだん好きになってきた。津山にマックはあったでしょうよ」
岡本「マックはありました。でも行くのに遠いので」
マツコ「マック行くのにどれくらいかかる?」
岡本「30分くらいだったかな。学校が山の上だったので、行くのはいいんですけど、行ったら帰るのが」
マツコ「じゃあ休みの日とかはみんな津山の街までチャリでウワアーッて行くのはいいけど、帰りみんな押し上がっていくんだ?」
岡本「そうです。立ちこぎか」
マツコ「久しぶりに聞いたわ『立ちこぎ』」
岡本「都会に憧れていたんですけれども、30歳のころに、一番好きだったチェーン店のフライドポテトが、メニューから突然消失してしまいまして」
マツコ「どこのやつ?」
岡本「TOHOシネマズのフライドポテト」
マツコ「一番好きだったのか?」
岡本「はい。突如なくなってしまったので、ある種の大失恋をしてしまったような気持ちになって。現在は理想のフライドポテトを探し求めて、食べまくっている日々を送っております。はい」
マツコ「何が『はい』だったの今の?」
岡本「すみません」
マツコ「いいんだって、そういう慣れないところがまた良い」
岡本「緊張してまして。汗が半端ないです」
マツコ「どうする?じゃあ脱ぐ?」
岡本「脱がないです」


《表面サクサク!細い系No.1ポテト》


岡本「細い派の王道たちを、順番にご紹介していきたいと思います」
マツコ「『ポッポ』?『ポッポ』はどちらのポッポ?」
岡本「イトーヨーカドーのフードコート内にあるお店で、『ポッポ』というところがございます」
マツコ「ヨーカドーの中に入ってるのってポッポだった?中学生くらいまでかな、ヨーカドーが駅の近くにあったのよ。そこで食べたフライドポテトはめっちゃおいしかった思い出がある」
岡本「ポッポは今店舗数が55店舗」
マツコ「55店舗しかないんだ?このへんだとどこにあるの?」
スタッフ「木場です」
マツコ「木場のあのヨーカドーの中にある?じゃあ今度行こう」
岡本「すごくおいしいポテトが」
マツコ「いつもどこのポッポに行くの?」
岡本「岡山にはないです」
マツコ「え?岡山ってヨーカドーないの?」
岡本「はい。なくなりました」
マツコ「なくなっちゃったの?」
岡本「一番近いのが広島県の福山のポッポ」
マツコ「え?あんた福山までポッポ食いにいくの?」
岡本「はい。こちらがですね『フライドポテトがおいしい店ランキングベスト10』」
マツコ「ちょっと、1位じゃないポッポ」
岡本「これはインターネットのアンケートで、300人が」
マツコ「ええ、ちょっと。木場行こう」
岡本「イトーヨーカドーにはマクドナルドとポッポが両方あることが多くって、ハンバーガーはマクドナルドで買って、ポテトはポッポで買うという人がいるくらい、ポテトが人気なんです」
マツコ「みんなこだわってるのね」
岡本「ポッポは食べてみます?」
マツコ「ポッポ食べてみたい!」
岡本「ご用意してますので」
マツコ「でも変わっちゃってるよな、味は。あ、見覚えがある!この白肌のようなね」
岡本「もし良ければ、ケチャップを使われて」
マツコ「ああ!」
岡本「おいしいですか?これですか?」
マツコ「うん、うまい。ベースは変わってない気がする。和を感じるよね、少しね。好きなんだあたし、こういうの」

岡本「続いて、『ジョナサン』のご紹介をしていきたいと思います。ジョナサンは7ミリメートルです」
マツコ「見た感じで、もううまそうね」
岡本「なんといっても、トリュフ塩仕立て」
マツコ「おしゃれね」
岡本「トリュフがイタリア産で、塩がフランス産を使用しています」
マツコ「ジャガイモもヨーロッパ産なの?」
岡本「はい。フライドポテトがやみつきになる理由は、塩による効果もある」
マツコ「大きいですよ。半分塩を食べにいってるようなものですからね。手についたやつもおいしいし。無性に食べたくなるときあるよね。湖池屋スコーン並みに食べたくなるときある」
岡本「湖池屋スコーン並み?」
マツコ「たまに無性に湖池屋スコーンが食べたくなるときがある。そういうのじゃないの?」
岡本「いやいやいや、それで大丈夫です」
マツコ「大丈夫?大丈夫とかダメとかあるの?」
岡本「もうわからないです」

マツコ「『クアアイナ』のポテト6ミリメートルしかないのね」
岡本「クアアイナはハワイ発祥のファストフードチェーン店でして、店舗数は日本国内33店舗」
マツコ「えっ、クアアイナって33店舗もあるの?岡山にあるの?クアアイナ」
岡本「ないです。一番近いのは神戸」
マツコ「近くないよ!もはや。神戸まで行くの?」
岡本「はい、行きます」
マツコ「作ってあげてください、クアアイナ、岡山に。良いイオンできたので、入ってあげてください」
岡本「クアアイナはサクサク食感がすごくおいしくて、神戸まで行ってでも食べたい味です」
マツコ「でも確かに、クアアイナのポテトはスナックに近い感覚だよね」
岡本「ジャガイモはアメリカ産で、細いのはサクサクを長く保つためです。ケチャップとマスタードは置いてあるんですけど、店員さんに言いましたらマヨネーズを提供してくれる。隠しディップがございます」
マツコ「タダでくれるんだ、マヨネーズ。マヨネーズとケチャップを食ってると言っても過言ではない」

岡本「僕が考える最強の細い系のフライドポテト」
マツコ「え、ポッポじゃないの?」
岡本「はい、別にご用意しました。こちらです。細い系の最強フライドポテト、『カールスジュニア』、5ミリメートルです」
マツコ「えー、ちょっと想像と違う」
岡本「あら、そうですか」
マツコ「急にハイカラなのが出てきたから。ウソでしょ?っていうね。勝手に肥大していった岡本くんに対するイメージ。もう裏切られた」
岡本「そうはおっしゃいますけど」
マツコ「食べてみてくださいってことね」
岡本「こんな感じです。けっこう皮が残ってます」
マツコ「なんか不思議な」
岡本「これ珍しいですよね。網目状にカットされているので、サクサク食感が味わえると同時に、ボリューム感もあります」
マツコ「口のなかに入ってくる量としては、フライドポテトを超えているわね」
岡本「まさにフライドポテトってたくさんつかんで口にいれたくなるんですけど、それがこのままできるという感じです」
マツコ「おいしい」
岡本「皮がついてるのでイモ感がありますし、キャノーラ油で揚げているので、塩は使ってないそうです」
マツコ「えっ?ああでも確かに塩味は薄いかも。このスパイスの」
岡本「そうですね、スパイシーな味がおいしいです」
マツコ「もはやハンバーガーを食べようとしているのか、フライドポテトを食べようとしているのか、わからないね、どっちかね。あたしフライドポテトを食べにいってるのかもしれない」
岡本「あ、うれしいですね」
マツコ「全部デカイの頼む。ケンタッキーとか、あの箱のやつ食っちゃうよ一人で。箱のやつあるじゃん。めんどくさいからフォークで刺して食う」


《中はホクホク!太い系No.1ポテト》


岡本「続いて太い系の王道をご紹介していきたいと思います。まずは『フレッシュネスバーガー』です。フレッシュネスバーガーは、北海道産フライドポテトで、北海こがねという品種を使用」
マツコ「へえ、国産のなんだ」
岡本「北海道は寒暖差が大きいのと、日照時間が長いため、糖度が高くなりやすい。食感はホクホク」
マツコ「ホクホク感えげつないわよね」
岡本「そうですね。ハンバーガーといっしょに食べたとき、非常に合うように作られているそうです」

岡本「続いていきます。『モスバーガー』1センチメートルです。モスバーガーは塩にこだわっていらっしゃいまして、パタゴニアソルトという」
マツコ「そんなハイカラなもの使ってるんだ。『生命の塩』よ」
岡本「素材のうまみを引き出すそうです」

岡本「続いて太めの王道『シェーキーズ』」
マツコ「太めの王道ってすごいわね。シェーキーズ懐かしいな」
岡本「シェーキーズのポテトはまあおいしいですね」
マツコ「えー、記憶にないわ。シェーキーズけっこう行ったけどな」
岡本「それは確かにシェーキーズはピザを食べるところではあるんですけど」
マツコ「あたしもしかしたら頼んでなかったかも」
岡本「ポテトをどうしても食べてしまいたいくらいおいしいです。シェーキーズはホクホクを超えた、サクトロというような食感。シェーキーズはスライスしてありまして」
マツコ「いただきます。...うまいね」
岡本「おいしいです。シェーキーズのフライドポテトは圧力フライヤーというもので6分加熱をしていまして、サクトロの食感を実現しています」
マツコ「フライドポテトはフライドポテトなんだろうけど、もちろん調理法はそうだから。これはもう料理ですよ。本当にうまいよ。全居酒屋がこれを出すべき。うまい」

岡本「続いてご紹介していきたいのが『サブウェイ』」
マツコ「サブウェイのポテトうまいのよ。知ってる知ってる。昔、会社の近くにサブウェイができて、コンビニよりサブウェイが近かったのよ。1日2回くらい食ってた。もうめんどくさくて」
岡本「サブウェイはなんといってもヘルシーなフライドポテトでして、フライしたあとにオーブンで焼き上げることで」
マツコ「あのちょっと焦げてるところがおいしいのよね。焦げてるところだけで塩味を強く感じたりして」
岡本「おいしいです。衣が米粉を使っているのでサクッと」
マツコ「ああ、だからああいう感じなんだ。あれおいしいのよね、衣がギュッと固まっている、ちょっと焦げて塩がビュッとなってるところ」
岡本「あと、フレーバーもいろいろあるじゃないですか」
マツコ「まあでもオーソドックスなのばっかりだったな」
岡本「ああそうですか。ハーブソルトがおいしい」
マツコ「ハイカラね。忘れたの?あんた津山の山の奥に5年間閉じこもってたんだよ」
岡本「はい、そうでした」
マツコ「何がハーブソルトだよ」

岡本「サブウェイだけじゃなく、フライドポテト全体も、実は思っているよりはヘルシーかもしれないんです」
マツコ「えー?本当?」
岡本「みなさんそう思われるのは承知のうえなんですけれども」
マツコ「あたしはいいんですけど。ヘルシーになろうと思ってないので」
岡本「こちらは100グラムあたりのエネルギーです。フライドポテト237kcal、ポテトチップス554kcal。ポテトチップスより表面積が少なめなので、油の吸収が少ないからかなと思っております。そして湯葉が231kcal」
マツコ「湯葉?えっ、湯葉とフライドポテト、変わらないの?」
岡本「ほぼ変わらないです」
マツコ「うっそー!うそだ。湯葉だよ?味しないじゃん。味はするけど、フライドポテトみたいにガーッて味しないじゃない。本当?」
岡本「はい、本当です。良いリアクションですね。ありがとうございます」
マツコ「いやいや、うそだもん、本当に?じゃあもうこれから毎日フライドポテトにするわ」

岡本「私が考える、太い系最強のフライドポテト」
マツコ「太い系最強?」
岡本「ご紹介したいと思います。こちらです。意外なところを攻めて『ミニストップ』」
マツコ「意外」
岡本「エックスフライドポテト」
マツコ「ミニストップはなんか頼むとしても、マンゴーソフトいっちゃうよね」
岡本「エックスフライドポテトは、ドイツ産の黄色が強いポテトを使っていて」
マツコ「ドイツ産?」
岡本「はい。油にあたる面が多くて、12面になってる」
マツコ「12面?ああ、だから十字みたいになってるのね」
岡本「はい。エックスの形になってる。それで太いのにサクサクの食感が楽しめます」
マツコ「太いのにサクサク?」
岡本「ミニストップのエックスフライドポテトもご用意してるんですけど」
マツコ「いただきますよ」
岡本「よろしいですか」
マツコ「だってカロリー低いですから。あたしさっきから湯葉をばかばか食べてるのといっしょですからね。あ、ほんと黄色い」
岡本「太いんですけど、サクサク」
マツコ「これうまい。あと甘いね。えー、ミニストップすごい」
ナレーション「サクサク食感の秘密がもうひとつ。実は、お店でフライにしたポテトを注文を受けてからもう一度揚げているんです。この二度揚げで、ホクホクとサクサク、両方が味わえる最強ポテトに」
岡本「僕は毎回ミニストップで注文をして、サクサクにしてくださるので、ミニストップのフライドポテトに対する真摯な姿勢にこたえるために、必ずイートインで食べます」
マツコ「その場でね。熱いうちに」
岡本「持ち帰ったりとかはしないです。それは失礼にあたるかなと思いまして」
マツコ「向こうは『持って帰ってくれ』って思ってるかも。...冗談だって。岡山にミニストップはあるの?もしかしてお前ミニストップも越境して食ってるの?」
岡本「はい。香川にあります」
マツコ「えっ、瀬戸内海を越えていくの?ミニストップ作ってあげて。イオンの中に作ってあげて。初の岡山出店。マジか!?」
岡本「だからその場で食べますと申し上げたんですけど、持ち帰ることがほぼ不可能」
マツコ「瀬戸大橋を越えるんだもんな」


《居酒屋・中華・回転寿司  異業種ポテトが熱い!》


岡本「中華ラーメンチェーン店のフライドポテトで言うと、マツコさん行かれるお店とかありますか?」
マツコ「行ったことはあるけど、フライドポテトを中華料理屋さんで頼まないわ」
岡本「そうなんですね。『バーミヤン』と『大阪王将』はボリュームがけっこう」
マツコ「バーミヤンと大阪王将はラーメンとか他の料理にたどり着く前に、ちょっと腹一杯にならない?」
岡本「僕は『日高屋』をオススメしてまして」
マツコ「日高屋のフライドポテト?」
岡本「日高屋はラードで揚げていて、コクがありますし、ウェッジカットという皮が残っているような感じでイモ感がすごくあります」
マツコ「食べたことない」
岡本「ラーメンにフライドポテトを浸けて食べるのもおいしい」
マツコ「それはもはやラーメンがおいしいんじゃないの?」

岡本「続いて居酒屋のチェーン店にも。ほとんどの居酒屋にもフライドポテトございます」
マツコ「全部おいしそうなんだけど。やっぱりさすがにどこも力いれてるわね。『土間土間』が気になるんだけど」
岡本「土間土間はホットチリポテト」
マツコ「そうだよね、ただのポテトじゃないよね」
岡本「そこまで辛くはなくって、食べやすい味です。『つぼ八』はフレッシュネスバーガーと同じ、北海こがねを使ってます」
マツコ「上にバター乗ってるの?まあー。好きです、つぼ八」
岡本「僕がイチオシしたい、この中でいくとすると『鳥貴族』」
ナレーション「ポテトは国産のジャガイモを使ったオーソドックスなものだが、人気の秘密は黄色いディップにあるという」
マツコ「あれ何?タルタル?」
岡本「バターソースなんです」
マツコ「バターソース?」
岡本「バターソースが異常においしいんです」
マツコ「異常においしい?」
岡本「鳥貴族良ければご用意してるので、ぜひとも」
マツコ「いただきますよ。バターソースいただきます」
岡本「こちらです」
マツコ「おー!バターソース、想像以上にバターね。...デブ殺し」
岡本「ポテト自体に国産のポテトを使用していて」
マツコ「ポテトもおいしいよ」
岡本「サクサクで非常にクオリティが高いです。おいしいですね」
マツコ「デブ殺し。鳥貴族は岡山にあるの?」
岡本「岡山ないので」
マツコ「岡山なにがあるんだよ!どこまで行くんだよ鳥貴族食いに」
岡本「鳥貴族は赤穂に行きます」
マツコ「兵庫でもちょっと岡山寄りだから比較的行きやすい。よかったよかった。鳥貴族作ってあげて!今度立派なイオンができたから、中に出店してあげて」

岡本「いろいろな業界のフライドポテトをご紹介してきたんですけれども、最も熱い業界があるんです。こちらです」
マツコ「回転寿司?」
岡本「意外ですよね。各社さん、『スシロー』や『くら寿司』、『はま寿司』など、フライドポテトには非常に力を入れていらっしゃいまして」
マツコ「そっか、子ども連れでみんな行くんだもんね」
岡本「はい、ご明察です。こちらご覧ください。『子どもが好きなサイドメニュー』」
マツコ「笑点みたいな空気が流れなかった?今。いや良いと思うよ。そういうのいれていこう」
岡本「子どもが好きなサイドメニュー、No.1が堂々のフライドポテトです」
マツコ「そうだよな」
岡本「そんなホットな回転寿司業界の中でも、僕がぜひオススメしたいところがございまして。それがこちらです。『函太郎』です」
マツコ「ちょっとごめんなさい、勉強不足で」
岡本「函太郎はですね、名前の通り函館発祥の回転寿司チェーン店で」
マツコ「全部で19店舗しかないんだ」
岡本「東京都内だと、東京駅一番街地下にございます」
マツコ「すごいところ出してきたわねあんた。どうするのよ、岡山あるわけないだろ」
岡本「ないです」
マツコ「どこが一番近いの?」
岡本「大阪ですね」
マツコ「どんどん離れていくね。たいへんだなおまえ、フライドポテト食うのも。大阪まで行ってるのか」
岡本「はい、行ってます、ご用意しておりますので、ぜひとも召し上がっていただきたい」
マツコ「函太郎も複雑だろうね。ポテトがオススメ。せめてここに一貫寿司を乗せさせてくださいっていうね」
岡本「こちらの函太郎は、インカのめざめという希少なジャガイモを使用したフライドポテトなんです」
マツコ「インカのめざめは甘くて有名な黄色のやつよね。高級なの使ってるのね」
岡本「すごくこだわってらっしゃって、バイヤーさんが市場で直接仕入れていて、店舗で調理をしている」
マツコ「甘い。これうまいわ」
岡本「ジャガイモなんですけど、まるでサツマイモのような。フライドポテトの概念を覆すようなフライドポテト」
マツコ「おいしい」
岡本「良かったです」
マツコ「一個、余計なお世話なこと言っていい?インカのめざめ買って家で揚げたら?大阪まで行くのたいへんじゃない?」
岡本「ちょっと検討してみます」
マツコ「検討してみます?笑」


《ついに出会えた!理想のNo.1ポテト》


岡本「僕がもともとフライドポテトにハマるきっかけとなった、かつての映画館のポテトに近いものが見つかりまして」
マツコ「見つかった?良かったな。よく探したなおまえ」
岡本「『快活CLUB』というネットカフェチェーンの、細切りポテトフライ」
マツコ「おまえよく見つけたな!ネットカフェにあったか。良かったな」
岡本「はい。見つけました。快活CLUBはスーツのAOKIの系列会社なんです」
マツコ「えっ?でも確かにこれ元AOKIっぽいわね、造りがね。へー、おまえよく見つけたな。今日あるの?」
岡本「ご用意してます」
マツコ「食べさせてみなさいよ。ちょっと待って、わかるわ。これ系ね。これあたしが言ってたのに近いかも。最初に言ってたサービスエリアにあるっぽいの。ちょっとおまえほんと結婚する?あ、これ!気が合うな、おまえな!」
岡本「これが一番おいしい」
マツコ「これよ!これが一番おいしいのよ。この衣の感じわかる?ちょっとポコポコしてる感じ。これがおいしいのよ。うまいね~」
岡本「これが30代40代男性に好む味でつけられているそうです」
マツコ「おもいっきり30代40代男性でした。なんでこうなってるの?表面が」
岡本「衣をつけて揚げている」
マツコ「うすく衣がついてるんだ?知らなかったわ」
岡本「快活CLUBは無料モーニングで朝6時から10時30分まで細切りポテト食べ放題」
マツコ「えっ!これ食べ放題なの?」
岡本「味が塩味になっちゃうんですけど」
マツコ「あたし好きなの塩味ですから」
岡本「そうですか。食べ放題になってます」
マツコ「ちょっとまさか、こういうことだったのか」
岡本「はい。良かったです」
マツコ「あたしが最初に言ってたの聞いて、『あ!』って思った?」
岡本「はい」
マツコ「結婚するか?」
岡本「笑」



~完~