アルファポリスにて、小説『白河夜船』を投稿しました。
白河夜船 | SF小説 | 小説投稿サイトのアルファポリス (alphapolis.co.jp)
というわけで裏話です。読了前提で書いていきますので、まだ読んでいない方は読んでから戻ってきてください。
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大学時代に所属していた部活動の一環で書いたものを、リメイクした小説です。
文学研究会と言って、文学の研究をするほかにも小説を書いて、月一(だったかしら)で小さめの部誌、年一で大きめの部誌を出していました。
『白河夜船』を出したのは、大きめの方だったかな……?
部誌に載せる小説のルールとして、「続き物はNG」というものがありました。要は読み切りオンリーにしろということですね。このルールはとてもいいと思います。今は関係ないので置いておきますが。
なので、当時出した分にはサラへの言及は一切ありませんでした。
でもこの白狼の大事な分岐点に、サラが一切関わってないのもおかしな話だなあと思い、最後の最後に出てきてもらいました。実際に出てきたわけではなく、白狼が思い出しただけですが。
あのスミレがサラの生まれ変わりということはありませんので、悪しからず。
書いた当時から、ずっと気に入っている作品ではありました。話の流れ、オチ、パロディの塩梅、タイトルあたりですかね、気に入ってるの。
特にオチは、当時すごく悩みました。ここで死んだ方が白狼にとっては幸せなのかもしれないけれど、果たして本当にそうか? と。
結果的に白狼は不老不死になりました。
彼を不老不死にしたことによって、私の創作活動も大きく変動しました。作る作品全部に白狼を出さないと気が済まないという。病気か?
出てこない作品も書こうと思えば書けるんですが、「そんなもん書いてる時間があるなら、白狼がメインのやつを書きます!!」という思考回路に陥りがちに。白狼と違って時間が有限なので、私は。
なので限りある時間の中で、思いつく限りの白狼のお話を、これからも刻んでいこうと思います。そうすることが、彼に不老不死という選択をさせた私の責任だと思うので。私が書かないと、彼、不老不死のくせに死ぬんですよね。何事?
白狼メインの話を全部書き終えた時が、私の創作人生の終わりだと思っています。
さっさと終わらせて、のんびり家事と読書とゲームとアニメを楽しむ余生を送りたいのですが、全然消化できないんですが。むしろ増えてるんですが。どうなってるんですかね。誰か助けてください。
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次は『白河夜船』と『悪役女王に転生したので、悪の限りを尽くします。』の間の話を書こうと思います。
タイトルは『不死王(しなずのおう)』で、「地球、元に戻る」「吸血鬼、現る」「白狼、救世主になる」の3本でお送りしますみたいな感じの内容です。
サラが転生した子も出てきます。というか主人公がこの子になると思います。
これ、かれこれ7年ぐらいネタを温めてるんですが、いまだに温まり切ってないのがなんとも。書いては消しを繰り返しています。誰か助けてください。