風の音が凄ーい
今シーズン最大の寒波と言われている昨日今日の爆弾低気圧。
日本列島の日本海側各地で酷い状況に。
道内各地も暴風警報などが発令され、ドカ雪+暴風で公共交通機関が麻痺しております。
我が家周辺域も昨日未明から強風・吹雪となり。
暴風吹き荒れる中、日中は気温が上がったためにやたら水分を含んだ湿った雪がドカドカ降り。
除雪したら雪が重すぎて死にそうになりました。。。
日が暮れるとその雪が凍ってツルツルテッカテカのアイスバーンになり超危険
昨日夕方には我が家方面は暴風注意報になったけど、風が収まらずに室内には隙間風が。。。
でも、呼吸器内科の主治医曰く「完全密閉されてる家屋より、隙間風が吹く方が空気が循環されるのでウィルスが蔓延しにくい」とのことなので、そこはポジティブ思考で~
という訳で、今週紹介するのはコチラ
資生堂「ばら園(Rosarium)」 発売年:?
練香水:芳純
フリマ系サイトにて購入
もう一種類のばら園練香水とご縁がありました
真っ白な二枚貝を象った陶磁器製容器。
蓋の正面には「ROSARIUM」と印字されています。
容器の側面部分を
昨年5月に紹介したもう一つのばら園(練香水:パパメイアン)とは
実は同時期に入手していたのです
あれから1年近く紹介保留していましたが、未だに
ばら園練り香水の詳細については不明な点が多く。。。
スマホ画像だと画質も綺麗になるわあ~(笑)
細部まで丁寧な造りは、やっぱり国内のメーカーさんが
手掛けてるんだろうなあ~
小振りでシンプルではあるけど携帯しやすい大きさで、
手に取った時に優雅な趣きがあるモノね
あ、逆さまで撮影してしまった
商品シールに記載された練香水名は芳純。
蓋を開けてみました
こちらも未使用品を入手出来たのはラッキー
(画像はお借りしています)
香水名の元は、このピンクのバラ。
1981年に京成バラ園にて作出された品種が芳純で、
資生堂の香水の原料となっています。
この芳純を手掛けたのが、世界中のバラ作出家・愛好家の間で「Mr.ローズ」の異名を持った男性:鈴木省三氏。
戦前の1937年には24歳で自前のバラ園を持ち、様々なバラの苗を取り寄せては育成・品種改良に取り組んでいたとのこと。
戦後、鈴木氏は京成バラ園の初代研究所所長に就任。
数多くのバラの品種を作出・名声を得た結果、資生堂の研究チームに新化粧品製作のための協力を求められ。
様々な品種を掛け合せ、10年かかって生まれたのが芳香バラの芳純
この芳純の香りを5年かけて分析研究し、1986年に資生堂から発売されたのがオードパルファム「芳純」なんですって
。。。折角なら、1986年発売当時の香水瓶or広告画像を載せたかったけど、見つからなーい
ので、
左:パパメイアン搭載容器と記念撮影
角度を変えて
芳純のほうをピンクの容器にしても良かったのでは?とも思いますが。
(画像はお借りしています)
パパメイアンのバラが赤系なので、
ピンク色の芳純を白色容器にしたのでしょう。
(画像はお借りしています)
ピンク系のバラ:芳純。
満開になるにつれ、ピンク色が濃くなっていくようです。
どちらも主張し過ぎない、しっとりとした色合いの容器。
資生堂の研究チームが新化粧品を開発するにあたっては。
「ブルガリア産やトルコ産の濃厚でむせかえるような香りのバラではなく、爽やかで軽やかな甘さを持った、上品な香りのバラを使った化粧品」というコンセプトの下、鈴木氏に協力依頼をしたそう
むせ返るような濃厚なバラの香りの香水は、欧米を中心に数多発表されていたので。
湿度の高い日本において、デイユースでも使える香り創りに当時の調香師さん達は腐心したのでしょうね
海外のユーザーの評価を見ると、ばら園については「香りが物足りない」と感じる人も多いようですが。
逆に言うと、日本では香害になることのない“爽やかな軽さ”の調香が成功したという事。
だから40年近く経つ現在でも、ばら園の販売は続いています。
パパメイアンに比べれば、芳純の方がまだ参考資料は見つかったけれど。。。
それでも少なくて苦戦しました
そして、元旦から捜索中の練香水容器は未だ行方知れず
ドカ雪に次ぐドカ雪続きで除雪に時間を大幅に取られ、他にも優先すべき事柄が多々あり捜索時間が中々取れないのよねえ
もうね、二シーズン前のドカ雪地獄の様相になりつつあるの。
確定申告の準備もしなきゃなので、突如またブログ未更新になったら3月までごめんなさい