先週10日にはとうとう我が家周辺域でも初雪が薄っすら。。。
けれども1㎝に満たない積雪だったので、翌日には全て融けました。
道北の朱鞠内(しゅまりない)ではドカ雪となり、1日で約60㎝の積雪量に
稚内方面でも30㎝を記録したようです。
本日17日(金)から週末にかけて、日本列島を複数の低気圧が通過するため全国各地で大荒れ予報。
道内にも大雨予報が出ていますが、週明け月曜には再びのマークが!
大雨から氷雨、霙、雪になるパターンかもなあ。。。
道内を車移動される方々におかれては、俄かに冬型事故が多発中なのでくれぐれも運転にはご注意を。
場所によってはもうホワイトアウト起きてますしね~
車のトランクルームに毛布やカイロ、携帯食料やスコップ・砂袋などの準備はOKでしょうか?
あ、砂袋はですね、タイヤが轍にハマって抜け出せない時やアイスバーンでのスリップ時等に、砂を撒いてグリップ代わりにします。
冬になると、横断歩道の傍などに小分けされた砂袋の入った箱が設置され、ツルツルテカテカな横断歩道などにも砂を撒きます。
ちなみに誰でも使えて無料なのよ。
雪融け後には道路清掃車で砂を回収・洗浄し、また個袋に詰め直されて翌冬に備えるのです。
さて、今回ご紹介するのはコチラ
Princess Phone 2001年
練香水:プレジャーズ
ヤフオクにて入手
これまた長年欲しかった姫電話とのご縁が
左側面を
平成以降に生まれた人達は、ダイヤル式電話を見たことがあるのかしら?
昭和の時代、プッシュホンが登場するまではダイヤル式黒電話だった我が家。
子機だとか、保留機能も無かった時代なので。
保留時には傍にある洋風電話機型のオルゴールに受話器を載せ、
オルゴール音を聴かせるのが当たり前だったのよね
背面を
この電話機、よっく出来てるのよねえ。
姫電話の名にふさわしく、細部まで造り込まれでいます。
販売当時はもっと甘~いピンク色のエナメルだったのでしょうが、
経年変化で黄味がかったピンク色になっています
右側面を
ダイヤルの中央には一際大きいクリア色のラインストーンが嵌め込まれて。
黒電話だと中央部分には自宅の電話番号を記載していた人が
殆どじゃないかしらね?
NTTになる以前の、電電公社発行の分厚い電話帳を引いて、
相手の連絡先を探して電話を掛けるのが当たり前の時代でした
ちゃんと受話器が外せるのよね~
一家に一台だった時代は、自宅に電話線を引き込み
電話線と直に繋がっていた黒電話
1990年代になるまでモジュラージャックも無かったのよね~。
この二つの画像をよーくご覧ください
違いが判るかなあ???
正
解
は
、
なんとこの電話機はダイヤルも廻るんですよ~
ちなみに左側の画像が通常状態。
11時の位置にあるダイヤル穴が「0」で時計順に番号が割り振られ、
ジーコロジーコロロと音をさせながらダイヤルを廻した思い出。
底面部を
元の持ち主様は日本国内のエスティ店舗で購入されてるので、
日本語記載の商品シール。
練香水名はプレジャーズ。
蓋を開けてみました
落札時点で練香水は除去されていたのですが、
残り香は十分に残っています。
蓋裏には「Estee Lauder 2001」の刻印が。
なお、ローゼリンさんのコレクター本によると、
米国での姫電話の発売は2000年で、練香水はプレジャーズ
日本では1年遅れての販売なのだ
別角度より
これもちゃんと自立します。
受話器は転がりますけどね~
取り扱いを気を付けないと、受話器ホルダー部分が折れる可能性が
一度でいいので、こんなオシャンティな電話機で通話してみたかった。。。
ダイヤル式の黒電話は今でも十分に使用できます。
てか、道南にある父方実家では未だに現役の黒電話
コードレスタイプのプッシュホンも勿論所有してるんですけどね~。
何せ深い山間にある家なので、デジタル回線を引き込んでいるプッシュホンは使用できるけど、ド○モのスマホですら完全に圏外。
ガラケーでも辛うじて電波が立つかどうか、という場所なのよ
5年前、2018年の北海道胆振東部地震でのブラックアウトになった際。
NTTが管理する電話基地局の電池残量が0になると、携帯電話などのデジタル式電話をはじめ、PCや電子決済も一切使用不可となりました。
銀行だけでなく、頼みの綱の郵便局ATMですらも利用不可状態に
当時、現金を持っていなかった方は大変な思いをされたのでは?
やがて通電・ライフラインが再開しても、石狩新港にある大規模サーバーの復旧が遅れたために、電子マネーやATMの類は2週間近く使えませんでしたからね
いざという時に備えて、やっぱりある程度の現金、それも小銭は必要です。
小銭があれば、自販機で飲食物を買う事が出来ましたから。。。
復旧後、父方実家に電話をして判明したこと
ブラックアウト時、プッシュホンや携帯電話の類は直ぐに使用不可に陥ったそう。
しかし、アナログな黒電話はデジタル回線ではないので、普通に東京や海外在住の子供達(玉響の従兄達)と通話してたんだとか
そのアナログ回線も、スマホの5G回線の通話に影響が出るとかで、来年にはデジタル回線へ置き換えられます。
確かに今の時代、スマホは非常に便利なツールですよね。
もはや一家に1台ではなく、一人1台、もしくは複数台契約して所持してる人もいるでしょう。
玉響は未だに理由があってガラケー使用なのですが。
このブログの画像は全てガラケーで撮影(笑)
7年使用しているガラケーも物理的にボディのあちこちに損傷があるので、いよいよスマホへ切り替えなきゃな~と日々検討中
でもねえ、失われつつある「埋没した技術」には、モノづくり大国・日本の技術力の高さを感じることも多々ある訳です。
携帯電話で最たる技術はワンセグだったのに、総○省+N○Kがアホなことを言うから災害時に必要な情報源としてのワンセグをスマホに搭載出来なくなったじゃあないの
アナログな黒電話もまだまだ役に立ち、いざという時の命綱になる可能性があるのにね。
過去掲載記事より
左:の鳥籠1998年版と、今回の電話の土台部分の
デザインはほぼ同一
今年は各方面でシステムメンテナンスの結果、プログラムにバグが出て。
断続的に航空会社の搭乗利用が出来なくなったり、複数のクレカが使用不可になったり、全国の銀行ATMが使用不可になったり、某電話系の電子マネーが使用不可になったりしてるでしょ?
都会ではキャッシュレスが当たり前になっているけど、田舎では現金のみというところも未だ多い。
また最近は何気に郵貯ATMの撤去が進んでいるけどさ。
普段からメインバンクを地銀もしくは郵貯に設定している人は困らないと思うんだけど。
都市銀をメインバンクにしていて近所に都市銀やATM・コンビニが無い場合は、郵貯ATMでなら都市銀キャッシュカードも受け付けてくれるけど。
地銀ATMでは都市銀キャッシュカードの利用不可なのよ
なので安直に郵貯ATMを撤去されると困るんだよ!
マイナンバーカードも未だにビミョーだし、何でもかんでも紐付けしてあまり情報を持たせたくないのよね
デジタルに依存し過ぎて災害時に身動き取れないのは怖いので、多少は現金を持つことをお薦めします。
埋没しつつある技術を今一度見直して、現代でも共存できるようにしても良いんじゃないかなあ???