もう降雪は勘弁してーーー!
と叫びたくなるくらい、三連休明けの1/11~16にかけて更に積もりまくった我が家周辺。
いやあ今季は酷い大雪です。
JRは大雪による千歳線不通が5日ほど続き、特に新千歳空港利用予定の方は大変な思いをされましたね。
だって、新札幌駅ホームと線路上の積雪が同じ高さになるくらいのドカ雪でしたもの
しかも東京圏で降るようなめっちゃ水分を含んだ重い雪だったので、除雪も簡単ではなく。
1/15には大学センター試験のため前日の14日21時からJR各線が全休し、除雪にあたられた作業員の方々は大変お疲れ様でしたm(__)m
函館本線は運休も多かったけれど、数時間に1本程度は動いてたかな?
でも、我が家最寄駅を経由するJR北海道バスなどは1/13から全便運休が8日間続き、本日になって一部路線が漸く運行しはじめましたが。。。
余りの積雪量に見通しが悪いわ、道路は道幅が狭くすれ違うのもやっとで、しかも路面は凸凹でガタガタ。
バスがそんな状態なので、JRが運休しちゃうと我が家周辺は陸の孤島に。
一応KITACA利用圏内だけれど、昭和のスポ根漫画の如くひたすら雪かき、更に雪かき
除雪・排雪作業も連日行われていますが、雪が多すぎるのと作業にあたる人員も減っているので中々進まないのだそう。
そんな状況の中、今朝は定期受診で札幌の掛かりつけ医へ。
今時期のJR定時運行はまず無理なので、30年以上の経験値から云って15~30分の遅れは個人的には許容範囲内
だって始発から遅れますからね~
とにかく早めに家を出て、運よく運行されている列車に乗れればOK
予約時間よりも1時間早く病院へ着いたのだけど、幸い直ぐに診察してもらえて助かりました。
千歳線が途中の駅でまたもやポイント凍結により昼過ぎまで運休になってましたからね~。
札幌で溜まりに溜まっていた用事も複数済ませた後、昼過ぎには再びJRで帰宅。
未だ確定申告準備中なのだけど、生存報告がてら更新します
さて、今回紹介するのはコチラ
Flamenco Dancer 2002年
練香水:ビューティフル
セカイモン経由ebayにて入手
牛も無事に米国より到着しました~
前回紹介した闘牛士と対となるフラメンコダンサー。
これまたスペインを代表する舞踊であり踊り手ですよね
スカート部に幾重にもフリルが付いた独特のドレスを身にまとい。
髪はきっちりシニヨンにまとめ、このダンサーはヘッドピースを着けています。
フリル部分とストールは赤と黒のエナメル掛けだけれど、ボディの真紅なラインストーンは
フラメンコ衣装によく見られるドット模様をイメージしてるんでしょうね
上半身をズームイン
両耳には大きめのフープ型イヤリングをし、両手には黒いカスタネットを持っています。
舞扇を持っていたり、長いフリンジの付いた三角ショール、
或いはこの容器のように長いストールを使って舞い踊るダンサーもいます
この動画は、スペインはトレドにあるフラメンコダンサー育成の専門学校生徒による演舞。
男女共に生徒さんだそうで、踊りながら打ち鳴らすカスタネットの音が耳に心地よい
解説によると、このお二人はアンゲルさんとアンジェラさんといって、偶然とはいえ二人とも「天使」が名前なのね~
撮影角度によっては、もの凄い細身のボディラインなダンサー。
カスタネットを打ち鳴らしながら舞うためか、ストールのフリンジも踊っています
この練香水容器は基本的なマーメイドラインのドレスになっていますが。
フラメンコの場合は、スカートのパターンも複数あるようですね。
容器を見ていて感じたのは。。。、
一歩間違えると(というか撮影角度によっては)、
ボディビルダーのキメポーズに見えちゃうのよね~
鍛え抜かれた全身の筋肉、上腕筋の力こぶを見て~!みたいな(笑)
底辺部を撮影
今回は商品シールがちゃんとあった!
練香水名はビューティフル。
蓋を開けてみました
フリルの2・3段目に練香水が収まっています。
蓋裏には「Estee Lauder 2002」の刻印が。
蓋を開けた側面図を
闘牛士と違ってダンサーさんは鍛えまくっているのか、ちゃあんと自立しています(笑)
背筋強いよ、やっぱりボディビルダー?
そんな闘牛士と競演させてみました
カルメンでお馴染み、闘牛士と踊り子の駆け引きですよね。
曲:エスパニア・カーニ
この動画は、「スペイン舞踊の表現」としてパソドブレを踊るペア。
パソドブレと云えば、社交ダンス(競技ダンス)のラテン部門における種目の一つ
ウリナリの芸能人社交ダンスや、金スマでのキンタローさんペアの競技ダンスをご覧になった方も多いのでは?
闘牛をモチーフにしたダンスだけあって、男性は闘牛士、女性は闘牛士が持つケープもしくは牛を表現しています。
この動画は通常のパソドブレとは違い、エキシビジョン要素が強いのかな?
男女ともにフラメンコシューズを履き、女性は舞扇を、男性はカポーテ(序盤~中盤に闘牛士が持つピンク色の布)を持って演舞しています。
ヒラリと闘牛士に躱された牛
お互いの生命をかけて闘うので、パソドブレでのみ競技者は笑ってはいけないんだそう。
この動画では「レホネオ」と呼ばれる、フラメンコダンサーと騎馬による騎馬闘牛ショー。
アンダルシア産の馬は名馬と呼ばれることが多いですよね。
この動画の馬も首のカーブが美しく、もしかしたらアラブ種の血が混じっているのかも?
騎馬を闘牛士に見立てた、独特の馬術なのでしょう。
長い裾を引いたドレスで三角ショールを巧みに使いながら舞う女性ダンサーはやっぱり
騎馬とダンサーの信頼関係がないと踊れない舞踊だと思います
。。。こうしてみると、怒れる牛を男性が必死になって躱そうとしているようにも
それもマッチョで気性の荒らそうな牛だものね~(笑)
曲:スパニッシュ・ジプシーダンス
この動画は、2010年より競技ダンスラテン部門で10連覇したペアによる、2017年パソドブレのエキシビジョン。
ディズニーが競技ダンスショーの興行をも担っているのをこの動画で初めて知ったわ
男性はイタリア人のリカルド・コッキ、女性はロシア人のユリア・ザゴルイチェンコ。
とにかくダンスがひっじょーに華やかでキレッキレでダイナミック
ユリアさんの翻るスカートがムレータやカポーテのようにも、突進する牛にも見える
曲の冒頭はマラゲーニャを使用し、途中からスパニッシュ・ジプシーダンスに変化します。
検索すると、同一の振り付けで異なる衣装で踊る二人の動画を見ることが出来ますよ~
ただねえ、エスパニア・カーニとスパニッシュ・ジプシーダンスの違いが判らない
ほぼ同一の旋律に聴こえるんだけど、どこが違うの???
競技ダンスの動画を沢山見たけど、競技会により使用音源の組み合わせも異なるので、息抜きのために見ていた筈なのに余計に頭が混乱する(笑)
背面上方から撮影してみた
背を背けていても、内面ではお互いを意識している男女ですねえ
曲:マラゲーニャ
ザ・ワールド・スーパー・スターズ・ダンス・フェスティバル(WSSDF)2014年で、リカルド/ユリア組によるパソドブレ動画。
ジャイブやチャチャチャなど他のラテン種目の主役は女性であるのに対し、パソドブレの特徴は男性が主役なのだそう。
ただ近年、ケースバイケースで主役が入れ替わることも増えてきているそうで。
この動画においては、ユリアさんが主役の闘牛士を担いつつも、所々でカポーテになったり牛になったりしています。
またユリアさんが髪をフィッシュボーンに編み込んでいるのは、闘牛士は辮髪を髷にしていたそうで闘牛士引退時にその髷を切り落とすのだそう。
衣装が闘牛士風だし、辮髪に近い髪型という事でフィッシュボーンにしたのかな
曲がマラゲーニャだと、よりフラメンコ要素が強くなるというかドラマチックですね
エスパニア・カーニやマラゲーニャ以外にも、カルメンやその他の曲でパソドブレを踊ることもあるようですが、血沸き肉躍るような高揚感を得られ且つキメポーズの見せ場を作れるのはエスパニア・カーニもしくはスパニッシュ・ジプシーダンスになるようです
実際に女性闘牛士は少数ながら存在するそうですが、1970年代のフランコ政権下において女性闘牛士は認められなかったそう。
闘牛士を希望するスペイン女性はメキシコやエクアドルなどで闘牛士の資格を得た後、フランコ政権終焉後にスペインでの活躍を希望するも、土地柄故か男性優位の側面があり未だ中々受け入れられないようです。
背中合わせにすると、顔は同じ向きになるのね(笑)
そしてマラゲーニャとなれば、時期的にこの動画も見たくなる
曲:マラゲーニャ、 アンコール曲:カルメン
1998年 長野五輪アイスダンス銀メダリスト:アンジェリカ・クリロワ/オレグ・オフシアンニコフ組によるエキシビジョン。
「氷上の社交ダンス」とも呼ばれるアイスダンス。
長野五輪金メダリストのグリシュク/プラトフ組のフリーダンス、エキシビジョンプログラムも勿論好きだけど、このペアによるエキシビジョンを見てアイスダンスが好きになりました
マラゲーニャは男女シングル、ペアでも沢山のスケーターが滑っているし、長野五輪から24年経つけど定期的に見たくなる演技です
アンコールで、FDプロのカルメンを滑ってくれたのも大きいかな。
。。。今までにも男女シングルやペアを問わず、カルメンやマラゲーニャで滑ったスケーターは数多いるけど。
北京五輪で演技予定のスケーターはいるのかな?
楽しみ
突撃してくる牛を躱すためのカポーテやムレータにも、
牛そのものにもなる女性。
スペイン女性って情熱的で猪突猛進なのか
それともフラメンコが流浪の民により踊り明かしていた
情熱的で刹那的なジプシーダンスが由来とされるためなのか。
このフラメンコダンサーも待って待って待ち続けて漸くお迎えできたもの。
近頃はコレクションケース内の練香水容器の入れ替えが非常に早くなっている
徐々に容器は増えているけど、如何様にも楽しめる。
そんな練香水沼は更に深く広がっていきます
次の更新は多分2月に入ってから。
確定申告資料もなるべく早く税理士さんへ引き継ぎたいし。
北海道ゆえにまだまだ雪との闘いは続きますが。。。
1分でも1秒でも早く春が来てほしいわ
(切実な願い)