大変お待たせいたしましたm(__)m
声枯れが酷くて、声はまだ全く出ないのですが。。。
咳発作+喀痰がかなり落ち着き、睡眠時間も6時間以上確保できるようになりました。
しかし、土日月と道内を襲ったあの酷暑は一体なんだったのやら。。。
只でさえ発熱等で脱水してるのに、干からびるかと思ったわ
身体は非常にしんどかったのだけれど、先週金曜にドラッグストアへ行き、予めOS-1(6本セット)を購入しといて良かったです。
何本飲んでも美味しく飲めたということは、それだけ脱水症状になっていた証なので(苦笑)
一転して今日はかなり気温が下がったので日中も肌寒く、体調管理がさらに大変。
蜂蜜のストックも無くなりそうなので、明日は買い出しに行かねば
さて、本日ご紹介するのはコチラ
Charles Revson「Treasure Knot」 販売年不明
練香水:ウルティマ(Ultima) 3/16 oz入り
フリマ系サイトにて購入
前回ご紹介の、レブロン創業者の一人である、チャールズ・レブソンが個人で興した会社(財団?)より発売された練香水です。
邦訳すると「宝結び」と名付けられたこの容器は真鍮製。
直径4㎝ほどで、かなり大きめなコンパクト型容器です
日本で発売された品でもあるのですが。。。
日本語表記だと「アルティマⅡ」となっています
ですが、「ウルティマ」と「ウルティマⅡ」は全く別物の香水です
(外箱が無いので、画像はお借りしています)
外箱の蓋にも、香水名は「ウルティマ」と印字されているのにね~
香水としてのウルティマは1961年発売なので、
練香水はそれ以降に販売されたようです。
ちなみに、ウルティマⅡの発売は1985年です。
蓋には、Ultimaの刻印が。
父はリトアニア系、母はハンガリー系ユダヤ人であるチャールズ・レブソン。
レブロン製ネイルと口紅で大成功を収め、その巨万の富をもって慈善事業も行っていました。
1956年に自らの名を冠した財団を設立し、ユダヤ人社会に奉仕する学校や病院・奉仕団体へ資金を提供していたそう。
チャールズ・レブソン名義の練香水は幾つかあるのですが、レブロン及びこの財団を通じて、二通りのルートで販売された可能性があります
要求の激しい完璧主義者だったチャールズは、共同経営者だった他の二人をはじめ配下の社員を大勢クビにしてきたようです
巨万の富を得たが故に独裁的となり、猜疑心もあったのかもしれませんね。
一方で、自分の身の回りには惜しみなく整えていたらしく、いつも紺かグレーの三つ揃いのオーダーメイドスーツに身を包み。
自分専用の豪華ヨット「ウルティマⅡ」を購入し、内装は非常に豪華で専属のスタッフが常駐していたようです。
また、多大な寄付により自身の名を冠した通りがあったり、リンカーン・センターの黒い大理石の土台はチャールズ・レブソンの寄付により造られたそうですよ
ところで、容器のデザインに取り入れられている「宝結び」ですが、日本人だと連想するのは水引のデザインや家紋でしょうか
(画像はお借りしています)
いずれも家紋で、左から「宝結び」「宝結び蝶」「角宝結び」。
(画像はお借りしています)
リリアンなどのアジアンコードで作られた「中国宝結び」
(画像はお借りしています)
ケルト文様結び
世界各地に様々な「結び」のデザインがあります
数々の美しい結びをご覧になった方も多い事でしょう。
一見シンプルですが、かなり緻密なデザインの
「結び」文様になっています
次回ご紹介予定の練香水もチャールズ・レブソン製なのですが。
美意識も相当強かったらしくて、そんなチャールズ・レブソンの御眼鏡に適ったものと思われるデザインの練香水容器をご紹介します。
お楽しみに~