まみれ、蒸される。 | 苦SMILE!

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鉄輪(かんなわ)温泉湯治旅の

最終目的地はココ(↓)。

 

 

イワシ料理店の店主激推しの

「むし湯」だ。

 

鎌倉時代(1276年)に

一遍上人(いっぺんしょうにん)によって

創設されたといわれるむし湯。


温泉の噴気で温められた

8畳ほどの石室には、

石菖(セキショウ)という

薬草が敷き詰められ、

その上に横たわるスタイルで

“入浴”する。

 

【むし湯のイメージイラスト】

※別府のホームページより

https://www.city.beppu.oita.jp/doc/sisetu/sieionsen/11/houhou.pdf

 

石室に寝そべると、

ものすごい熱にカラダが包まれる。

湿度でカラダの背面には

あっという間に石菖の葉が引っ付き、

ふわぁーっとその香りが漂う。

次第に身体の芯からじんわり温まり、

数分も経つと、

体じゅうに玉のような汗が。。。

うん、ワタシは今、

石菖にまみれて蒸されている。

 

むし湯の利用時間は約8分。

8分経つとお姉さんから声掛けをされ、

2分追加するかどうかを問われる。

(初心者のワタシは8分が限界だった💦)


むし湯を出ると、

温泉(塩化物泉)の内湯で

汗を流すことができる。

できたら水風呂が欲しいところだけれど…

湯上がりは本当にさっぱり。

 

これは今回の旅の

最優秀コンテンツ候補!!

 

 

しばらくカラダから石菖の香りが

ふわっと漂う。

本当に気持ちが良過ぎて、

堂々スッピンで路線バスに乗り、

別府の市街地へと戻る車中も夢心地。

 

本当に来てよかった。

イワシ屋の店主に感謝❤️