ケーナ♪の響きと 分度器と 「可塑性」という「希望」 | てつびんてっちゃんの部屋 (思秋期☆てったん^^)


空を見上げて♪



2015-1-10(土) おはようございます。今朝も冷え込みました。天気はよさそう。洗濯日和。新聞の天気予報欄・・・降水確率に洗濯指数に紫外線予報まで。花粉のシーズンには花粉予報も。すごい時代です。そういえば昔も光化学スモッグ注意報とかもありました。


昨日ドラマを見て、また涙がボロボロ><。再放送の「僕と彼女と彼女の生きる道」。子供に愛情を注がない会社人間の主人公が離婚、小さな女の子と不器用ながら接していくうちに「変わって」いきます。


逆上がりができない娘さんと朝練。上がれるように。号泣する主人公の草薙君。「はい!」と健気にいつも答える女の子も素敵です。小雪さんも素敵な演技です。脇役の小日向文代さん・大杉漣さんとかも。


主人公が父親役の大杉さんに「子供のころ二人でキャッチボールしたことあったっけ?」。父親が退職の日の夜、言い争いになる二人。ソファーで眠ってしまう父親に声をかけてそっと毛布をかけてあげる・・・。


草薙君のドラマ好きです。人間って変わっていくもの・・・。どこか救われます。「僕の生きる道」・「恋に落ちて」・「任侠ヘルパー」・・・。新しいドラマ「銭の戦争」は録画してまだ見ていません。あえて内容は一切知らないようにして。出演者も草薙君以外は番組欄でも目をそらして^^。今、見ています♪。


映画でもドラマでも内容を知らないで「たまたま」見たものに感動することがよくあります。


関西でおそらく一番歴史のあるラジオでのパーソナルティーの浜村淳さん。いつも映画の解説がギリギリまで・・・><。あああ、ラストは言わないでちょうだい!!。ドキドキ。あは。



昨日は偶然、不思議な・・でも風に吹かれながらフワフワ漂うような映画に出会いました。地上絵のあるナスカに吹いているような風・・・。



チロリアンランプさん♪。一年中見かけます。彼女も南米出身。



チロランさん


「カミカゼタクシー」。偶然見かけてそのまま最後まで見てしまいました。ペルー系日本人のタクシー運転手。片言の日本語。彼の謎が次々と明かされていきます。信じられないような謎が・・・。主演は役所広司さん。


映画でずっと流れる民族楽器のケーナの響きも素敵でした。



ロードムービーというジャンルのようです。あまり見ないジャンルです。唯一記憶に残っているのは大昔、森田一義さんが主演されていた映画ぐらい。タイトルも忘れてしまいました。見知らぬ少女と旅をしていく・・・。



調べました。「キッドナップブルース」でした。ATGの映画。82年。森田一義さんは「タモリ一義」名義でした。映画の一場面一場面が少しづつ蘇ります。


他のキャストを見てビックリ・・・えええ、気づかなかった!!。



淀川長治さん・岡本喜八さん・山下洋輔さん・桃井かおりさん・川谷拓三さん・竹下景子さん・内藤陳さん・根津甚八さん・吉行和子さん・所ジョージさん・伊丹十三さん・宮本信子さん・・・・。監督は写真家の浅井慎平さん。



もう一度見直してみたいです。当時とはまた違う感覚で楽しめそう。



ひとり一人の「感覚」は常に「変化」している・・・。




「可塑性」(かそせい)という言葉を今年初めて知りました。テレビの朝のワイドショーで。



不思議な言葉です。まったく違う二面性をもっています。





見事な正三角形^^。


「あなたのこころの中には・・分度器と定規があるのですか?」。


ブーメランフラワー♪


心理学や脳科学や細胞学、そして教育学や哲学では「可塑性」は「変化できる性質」ととらえるようです。近代の法律体系もおそらく可塑性を基本においているような・・・。「可塑性」ってもしかしたら「希望」の別名なのかもしれません。



「対話力」や「雑談力」や「生きる力」。「老人力」や「聞く力」とかも・・色々な「力」が見直されています。今の時代を反映しているのかもしれません。


最近、「戻る力」とか「止まる力」とかも目にします。



答えは一つではない。多様な価値観や意見を受け入れる懐の大きさ・・。自分はまだ「何も」知らない・・だから謙虚でいたい・・・そんな感覚にいつもなります。





来週の土曜日は大震災から20年。


今朝のニュースで当時の被災者の半分近くが「価値観が変わった」と。



防災未来センターの西隣の人工池。行くたびに違う顔に。季節によっても、時間帯によっても・・・そして見る側のこちら側の「こころもち」の変化によっても。




あ、ドラマに大杉漣さんが出てきたあ!!。草薙君と大杉さん・・・どこか似ているような・・・素敵なコンビです♪。


大震災から20年