拾った | 月見書店日記(仮)

拾った

自分は寮に住んでいるんだが、ここにはPC室という名の個室が一つだけある。
まあぶっちゃけコピー機(かなり古い)とかパソコン(旧式:デスクトップで200MHzのやつ)
とかが散乱してる汚い部屋なんだが、ここだとコピーが一枚4円(月末一括払い)なので自分でプリンタとかは買わずによく利用させてもらっている。

そんなわけで今日も俺はシケプリを印刷するためにノーパソ持って、PC室まで行き、プリンタにUSB接続したんだが、ワードの印刷ボタンをクリックする前にいきなりプリンタが動き出した。一瞬あせったものの、こういうことはよくあることで、前に使用した人とかが要求枚数より少ない枚数で印刷をやめちゃうと、メモリに残った印刷命令が次起動したときに再発するといういわゆる「事故」。もう!こっちは試験勉強で忙しいのにしょうがない子ね!と刷り上るのを待ってたんだがなんかすごいのが出てきた


画像UPしちゃうとばれたときに寮内に居場所が無くなっちゃうからしませんが
なんというか・・・その・・・・
同人誌の原稿だったんですよ(えー

少し推理してみましょう。
このプリンタからこのような原稿が出てくるということは、犯人はこの寮内にいる可能性が非常に高いということです。しかしまだ100%ではありません。なぜなら昨日部外者である先輩の同級生が数人遊びに来ていたからです。
でもちょっと考えてみてください。人んちに遊びに行ってわざわざそこにあるプリンタで勝手に同人誌の原稿を刷る人間がこの世にどれほどいるでしょうか?まず皆無といっていいでしょう。そんな友達嫌だ。まあ可能性があるとすればその友人と寮生が同人仲間で、一緒に描いた原稿をプリントしたという線が浮上します。この場合、寮生の関与が認められるわけで・・・・




サクラたんハアハア(´Д`)


はっ、原稿に描いてあるナルトのサクラに萌えてる場合じゃない!てかもうぶっちゃけ勉強どうでも良くなった
しかしまあ、よくよく考えるとこの原稿、同じ寮生が書いてるんだよなあ。俺はそれに萌えてるんだよなあ。それ考えるとなんか微妙に萎えてくるというか、ヘコむというか(笑)


つまるところ寮というのも社会の縮図であり、「隣は何をする人ぞ」な世界なんですよ~というお話。俺はまだこの寮のほんとの姿を知らないのかもしれない