もーたんの受難 | 月子のひとりごと

月子のひとりごと

皆さま、ようこそ。
私の日々のつれづれを綴っていきます。
(とか、云う程のことでもありません^^)
2016年秋から、黒白猫♀との同居も始まりました。
どうぞ、よしなに。

 

 

 

平成のうちに書いておこうかな。

 

そう思っていた、幾つかの事柄がありますが。

 

日々はピュンピュンと過ぎてゆく。

 

ふはは。

 

もーたんの怪我の事、今日のうちに書いておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

何がどうしちゃったの。

 

教えて、もーたん!!

 

 

 

 

え~~~。
 
あの日の事、思い出すのぉ?
 
やだなぁ。
 

 

って言ってそうな、もーたん。

 

 

 

 

 

 

今回は、もーたんが怪我をしてしまったお話ですからね。

 

表現や写真に、やな感じを受ける方もいらっしゃるかもしれません。

 

けれど、記録として残しておくことにしました。

 

そして、長い。

 

短くする気はありませぬ。

 

どうぞ、よしなに。

 

 

 

 

 

 

忘れもしない、3月28日。

 

明日は健診だから夕飯を早めにしなくちゃ、、、とか、考え事をしながら仕事から帰って。

 

玄関ドアを開けてすぐの短い廊下を歩きながら、前方に見つけたものがある。

 

2階のリビングへ向かう階段の途中に、それはあった。

 

 

 

それは、私のお気に入りのバッグ。

 

なぜそれがここに?

 

さてはもーたんめ、クローゼットから引っ張り出してきたわね?

 

(クローゼットのドアは、湿気対策で常時開放の我が家)

 

なんて、のんきに思ったのも束の間。

 

布が大きく裂けている。

 

布の下に薄く綿が入っていて、ふんわりころんとした、可愛いがま口のバッグが、こうだ。

 

 

 

えぇ~!?もぅ!もーたんめ!!

 

作家さんの手作りで気に入っていたけれど、仕方がないか。

 

と、諦め気味に苦笑い。

 

でも、あれ?

 

辺りに裂けた布が無い。

 

ってことは、まさか食べちゃったの!?

 

慌てて階段を登り切る。

 

 

 

 

すると。

 

なんか、臭い。

 

 

 

 

えぇぇ、、、これ、何のにおい?

 

においのする方、3階への階段を登り始めると、においの素がある。

 

もーたんが、吐いてる。

 

 
しかも、乾いて、かぴかぴ。
 
ってことは、たぶん午前中の出来事なのね?と推測。
 
2ヶ所、発見。
 
でも、布はない。
 
布はどこに!?
 
じゃあ、なんで吐いたの?
 
 
 
 
そして、もーたんはどこに!?
 
呼んでみると、どこかから応える声がする。
 
あ、ともかく声は出るのね、と、少し安心。
 
声の聞こえた方面の、浴室を覗いてみると、居た。
 
うずくまるように座ってはいるけれど、私を見上げて鳴いている。
 
いたずらしてるし、吐いてるし、なんだか不安そうな瞳。
 
本当に布と綿を食べちゃったかどうかはともかく、病院に連れて行かなくちゃと思う。
 
けれど、ちょっと臭いので。
 
まず、階段の拭き掃除だけサッと済まそうと思う。
 
 
 
 
ともかく、リビングに除菌ウェットティッシュを取りに行く。
 
リビング方面はにおいはがしない。
 
どうやら、においがするのは3階方面だけみたい。
 
ふむふむと、リビングに足を入れかけて、気付く。
 
部屋中、足跡がスタンプの様に!!!
 

 

そう、それこそ、リビング中に、足跡が!!

 

ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!

 

何っ!?    この血判!!

 

ちょっともぅ!どうなってるの!?

 

落ち着いて行動しようと思っていたけれど。

 

血を見て、私のパニック度合いがグン!と上がる。

 

いえ、血が怖いんじゃなくて。

 

もーたんが出血してると思ったら、一瞬気が遠くなりそうだったの。

 

 

 

 

ずっと静かだったくせに、呼びかけに応えてからは鳴きっ放しのもーたん。

 

怪我の部位とか、体を確認してからキャリーに入れようとしたら、きっと入らない。

 

だから、ともかくキャリーを持ってきて。

 

そこで、ようやくもーたんを抱き上げる。

 

おかあさ~~ん(;_;)って、甘えた感じで抱かれたもーたん。

 

そっと抱きしめてから、そのまま素早くキャリーに入れる。

 

おかあさん!?

 

おかあさん!やだ!なに!?

 

出して!出してよ!おかあさ~~~ん!!

 

って感じに。

 

鳴くじゃなくて泣く!もーたん。

 

だけれど、私はアチコチの写真を撮る。

 

病院で、お医者に見せて説明しなくては。

 

ともかく A病院 に電話を掛ける。

 

も、話し中で。

 

待ってられなくて、もう出発する。

 

駅まで歩きながら電話を掛けたら、やっと繋がる。

 

そうしたら、本当に食べちゃってるなら、診られないと言われる。

 

内視鏡の設備が無いそうだ。

 

ともかく、バッグの切れ端をもう一度探してみてと言われて、家に戻る。

 

もーたんはキャリーごと玄関に居て貰う。

 

 

 

辺りを探すも、やっぱり切れ端は見つけられない。

 

そこで、PCを開いて内視鏡設備のありそうな病院を探す。

 

もーたんが玄関で鳴いている。

 

焦る。

 

何軒か電話をするも、なかなか見つからない。

 

それぞれの病院に内視鏡設備のある病院を尋ねるが、判らないと言われる。

 

そこで、もう一度最初に行こうと思った A病院 に電話を掛ける。

 

布も、内視鏡設備のある病院も見つからない事を伝える。

 

内視鏡設備のある病院を知っていたら教えて欲しいし、知らないならともかく怪我だけでも見て欲しいとお願いする。

 

すると、心当たりがあるとB病院を教えてくれた。

 

そこに内視鏡設備が無ければ、とにかく怪我の様子は診てくれるとのこと。

 

ネットで調べたら、隣町にある。

 

(A病院も隣町だし、Aの方が家から近い)

 

電話で問い合わせたらBには内視鏡設備もあるし、今すぐ診察してくれると言う。

 

急いで駅に向かい、タクシーに乗る。

 

10分もしないうちにB病院に着く。

 

問診票に記入して、しばらく待つ。

 

待ったのは5分くらいだと思うけれど、長く感じたわぁ。

 

 

 

 

 

優しそうな女性の医師にアレコレ伝える。

 

布と綿を食べちゃったかもしれないこと。

 

手足のどこかを怪我していること。

 

吐いているけれど固形物は無かったこと。

 

医師は、もーたんの体温を計る。

 

そしてバッグを見せながら話していると、さっきまでは気が付かなかったモノに気が付いた。

 

バッグの綿に、もーたんの血染めの爪が2つ引っかかっている。

 

写真はセピアに加工して目立たなくしてあるけれど、実は血が付いているの。

 

(ただ、それも初見では気が付かなかったんだけれど。

布地がモスグリーンで、発見時は電気を付けずにいたからね、、、)

 

 

 

この時点でやっと、

 

爪が根元から抜けちゃってるんだ!!

 

2本も!?

 

って気が付いて、私、さらに血の気が引く。

 

医師は冷静にバッグを確認する。

 

裂けた布が見つけられないと言う私の話を聞きながら、バッグの裂けた部分の体裁を整えてゆく。

 

すると、こんな ↓ だったバッグが、

 

 

こうだった ↓ ことが判明!

 

 
布が裂けてるだけ!
 
千切れていない!!
 
食べてない!
 
食べていない゜゜(´O`)°゜
 
良かった。
 
本当に良かったぁぁぁ。
 
・゜・(つД`)・゜・。
 
 
 
 
そして、そこで急に緊張が解れた私。
 
よく見ると、裏側の持ち手部分に噛み痕と、もーたんの白い抜け毛がいっぱいだったり。
 
 
 

 

ここで、私は待合室に戻される。

 

気持ちがどんどん落ち着いてくる。

 

 

 

 

なんだ!

 

もぅ!

 

だったら、いつもの A病院で良かったじゃないの!

 

私のばかめ!!!

 

とか思い始める。

 

でも、もぅ、なんでもいいや。

 

とにかく、設備の良い病院を知れて良かったし、とも思った。

 

 

 

 

再び呼ばれて、説明を受ける。

 

念の為、エコーでもーたんを診て貰ったけれど、どこにも閉塞もなく。

 

爪は、両足の人差し指の爪が、丸っきり根元から取れちゃってる。

 

 

 

両足の、人差し指ぃぃぃ(´д`|||)

 

 

 

包帯を巻けない部位だから、薬塗ってねとのこと。

 

舐めちゃうコも居るから、塗ったらカラーをして。

 

10分くらい経ったら、薬も浸透するから拭いてあげて構わないそう。

 

カラーも嫌なら外して良いし、だそうだ。

 

 

 

 

 

出血の原因が爪だったこともあり、医師に全爪の状態を見て貰う。

 

うちは小まめに爪切りをしているの。

 

でも、そもそもの切り揃えている長さが、長めだったのね。

 

もーたん、ごめんなさい(。>д<)

 

そんなわけで、今回切り揃えて貰って。

 

帰ってから、夫にその長さを覚えて貰った。

 

そう、長めだったからこそ、小まめに切らなくちゃならなかったのよねぇ、、、。

 

 

 

 

あと、歯茎が腫れているそう。

 

そりゃそうだ。

 

布が裂けるまで、噛んで引っ張ってを繰り返したんだから、、、。

 

パニックだったんだろうなぁ。

 

痛かったんだろうなぁ。

 

はぁぁ。

 

 

 

 

 

 

そして、お会計を済ませる。

 

 

高いか安いか、よく判らない。

 

ただ、爪切り1200円は高いと思う。

 

もーたんが我が家に来たばかりの時に行った病院では、500円でしたよ。

 

 

 

 

 

 時間はもう夜の7時。

 

病院が夫の職場の傍だったから、一緒に帰れるかなと思った。

 

病院を一歩出たら、夫からちょうど電話が。

 

隣町の駅前で待ち合わせて、一緒にタクシーで帰宅。

 

 

 

 

玄関に入ってすぐに、夫がキャリーからもーたんを出す。

 

もーたんは何やら文句を言いながらも、すぐさまキャリーから脱出。

 

そして、タタタと階段を登り2階へ。

 

安心して後に続くと、まだ何やらくさい。

 

拭き掃除をしてもにおいが残っているのかと思ったけれど。

 

それにしても、くさい。

 

においがする方へ進むと、先ほど拭いた場所以外にも吐いてる箇所を発見。

 

階段の、先ほどよりも上の場所。

 

クローゼットにより近い場所に、もう2ヶ所。

 

そして、それだけではなくて、爪も。

 

しかも、たくさん。

 

綿に深く刺さったのは2本だったのだけれど。

 

綿から爪を外そうとして、ジタバタしたんだろうね。

 

そして、他の指の爪も剥がれた、と。

 

そのたくさんの爪は、まだ取ってある。

 

血染めの爪と一緒に。

 

 

 

本当に、ごめんね。

 

もっと短く切ってあげていたら良かったのに。

 

 

 

 

 

帰宅後、もーたんにカラーをつける。

 

 

意外と暴れない。

 

私が床の足跡を掃除している間に、夫がコンビニでお弁当を買ってきてくれた。

 

私、翌日健診なのに、コンビニ弁当!

 

とか思ったけれど、作る気力もなかったしね。

 

 

 

 

もーたん、自宅でホッとしたのか、案外と元気。

 

ご飯も食べました。

 

トイレの砂が傷口に当たって痛いかしらと心配していたけれど、ザクザク入場。

 

カラーをつけたまま、出窓に飛び乗り、飛び降りる。

 

止まった血がまた出てしまい、またも血判状態。

 

猫タワー代りのパソコンラックにも飛び乗る。

 

いや、飛び乗ろうとして、カラーが引っ掛かって、落っこちる。

 

あわわ(;´゚д゚)ゞ

 

慌てて抱き上げて、どこか痛めていないか確認する。

 

今回は大丈夫そう。

 

 

 

 

 

これ、あれだ。

 

元気なんじゃなくて、興奮か不安のどちらかなんだわ。

 

慌てて、カラーを外す。

 

足の怪我を気にして舐め続ける。

 

血が出る。

 

慌ててカラーをつける。

 

高いとこに登る。

 

今度は大丈夫、登れた。

 

けれども!

 

私たちが寝ている間に高いとこから落ちたら?

 

もぅ!どうしたらいいのさ!

 

 

 

 

夜、寝るまでカラーを付けたり外したり。

 

一緒に寝ようと、カラーのままベッドに連れてくる。

 

落ち着かないのか、なかなか寝る様子がない。

 

隣室のお気に入りの座椅子の上に座らせるも、落ち着かない。

 

結局、またベッドに連れて来てカラーも外す。

 

足が痛いのか、ベッドから降りようとはしない。

 

だからもぅ、寝ちゃうことにした。

 

暗くしたら、そのままそこに留まった。

 

朝まで一緒に過ごせたのだ。

 

ホッとしたのを、覚えている。

 

 

 

 

 

 

 

長くなったから、続きます。

 

気が向いたら、読んでね。