コロナ禍前まで、みんなでわいわいお酒を飲みながら

盛り上がる、という社会人サークルに入っていました。

そのサークルのメンバーの一人に自分より少し年上の女性の方がいました。

仕事のできるキャリアウーマン、という感じ。

当時、外資系の機械メーカーの広報をしていて英語も堪能の方でした。

いえ、英語だけでなく会話の端々に知的な感じがして、

またあたりもやわらかかったので自分はその人のことを尊敬していました。

 

あるときその方から近況を聞かれました。

「“つきちょび”さん、最近いかがですか」

「うーむ、可もなく不可もなく、ですかね」

「え、それでいいんですか」

 

なんか軽く叱咤を受けた瞬間でした。

今日までこの会話を思い出さない日はない。

 

 

さて先日、NHKで放送していた『すごぶるアガるビル』を観ました。

アンガールズ田中と美村里江がニュー新橋ビルを探検していました。

このビル、自分もときどき行きますが、ちょっと不思議なビルだと思っていました。

1階に飲食店や金券ショップ、地下1階にも飲食店、ゲームセンター、郵便局。

2階以上にも多種多様な店がいっぱい。

 

このビルの始まりは戦後の闇市までさかのぼる。。

なかなか興味深い内容でした。

 

冒頭のエピソードを書いたのは美村里江がそのサークルの人に似ていたから。

美村里江は以前、ミムラ、という芸名でしたね。

いつの間にか改名していました。

知的で上品な感じがかつてサークルにいたあの人にも共通するところでした。

自分もがんばんなきゃな。