文芸書はなるべく文庫で読むと決めております。

成瀬シリーズ第二弾の『成瀬は信じた道をいく』を読みました。

前作『成瀬は天下を取りにいく』が単行本から1年経って2025年6月に文庫化されたので、

このペースでいくとやはり2026年の夏かなぁ、と文庫化を待っておりました。

 

文学系ユーチューバーのBellさんが第二作について、

著者の宮島未奈さんについて、一作目よりも腕を上げた、と評していたので

気になっておりました。

やはり面白かったです。

成瀬あかりの考え方、生き方に刺激を受けました。

 

どの登場人物もよかったですが、

成瀬の父親も成瀬慶彦も良かった。

自家用車にディープインパクトのぬいぐるみを置いているところから見ると

なかなかの競馬好きなのではないでしょうか。

自分の娘はディープインパクトのような感じだと思っているのが面白い。

ディープインパクトが三冠馬になった直後に妻から妊娠を告げられます。

自分が競馬に興味を持ったのはディープインパクトが人気だったとき。

確か凱旋門賞と引退レースの有馬記念をテレビ中継で観た記憶があります。

その少し前に成瀬は生まれた、ということか、とちょっと感慨深くなりました。

 

びわ湖大津観光大使になった成瀬あかり。

石川県金沢市でのイベントの帰り、電車の中で『ファインマン物理学』読んでいます。

このくだりが印象に残ったひとつです。

18歳でそんなむずかしい本を電車内で読むなんて…。

電車内でスマホではなく物理の本を読む、という設定がいいのです。

ちなみに『ファインマン物理学』とは何か、というのをChatgptに聞いてみました。

以前から成瀬のように生きるには、と相談していた私。

Chatgptが答えてくれた一つは

成瀬がこの本を読んでいたのはむずかしい本を読むことが目的ではなく、

世界をもっと深く知りたい、という気持ちの表れでは、とのこと。

成瀬、かっこいいね。