本日もブログご覧いただき

有難うございます。

 

福岡県みやま市にて

 「月2整体指導室」

という店名で整体やってます。

 

・「月に行く」ぐらい夢のある

          整体院に!

・1ヶ月に2回ほどお越しください!

 

という意味込めて名付けました。

自己紹介はこちら 

 

 

 

 

 

「二宮整体」という整体法になります。

 

 

マッサージなどとは別ものです。

興味のある方はぜひ一度

ホームページをご覧下さい

二宮整体アカデミー協会 

 

 

 

You Tubeでも、講師の先生方が

いろんな話しされてます。

そちらもぜひご覧ください。

 

 二宮整体アカデミー

 

 

 

先日、大名活元会に参加して

まいりました。

 

まずは、先生の話しから。

 

月間秘伝という雑誌に

 ハンマー投げの室伏広治さんが

 表紙のやつが今度出るんですよ。

 その方の話しで、

 紙風船を全力で両手を使って潰すんですが、

 それと同時に、その紙風船を潰さないように

 全力で力を入れる(笑)。

 そうすると、

 丹田に力がこもるそうなんですよ。

 それに「道法」について

 室伏さんが話しされてるみたいなんで

 興味ある方は、ちょっと読んでみてください。

 

 ダン先生の教えていること、

 今は内観という、

 独観法双観法二つに分けて

 教えてらっしゃるけども、

 昔は「動法」というのをされてたんですね。

 整体協会の指導者は僕を含めてですけど

 方向性などの違いはあるとはいえ

 みんな野口晴哉先生

 目指してるわけなんですよ。


 あの人がてっぺん。


 あの人がやったことを再現したい、


 一歩でも近づきたい


 ということなんですけど

 そのためにダン先生が一番初めに

 とっかかったのが道法という、

 

 野口晴哉先生はどうやって

 身体を動かしていたのか


 よくでてくる表現に

 呼吸の間隙をぬう、って

 いうんですね。

 吐ききった瞬間なのか、

 吐きから吸いに戻った頭なのか、


 わかるかそんなもん(笑)、

 て言いたくなるようなレベルの話しで、

 そのタイミングで背骨を押せとかね、

 いろいろ仰ってたりする、まあ、

 平たく言えば達人技ですよ。

 だけど、それに近づいていくには

 あまりにもヒントが少なすぎるんで、

 なぜできないのか

 どうやったらできるように

        なるのか

 ずっと研究してた時期があって、

 それをまとめ上げたものを、

道法」というんですよね。

 僕らの少し前の世代の人達は

 その道法の特訓を徹底的に

 受けた世代なんですね。

 今でも教え方にちょっと名残が

 残ってますけどね。体ができるまで

 他人の身体には触るなんて

      ことはならん

 とかまでいわれてて、

 じゃあどうやって鍛えるのかというとまず、

 正座の仕方ダン先生

 今でもやってますけど、

 座法臥法という座り方とか、

 うつ伏せになり方があるんですね。

 仰向けになり方もあって、

 仰向けからまたうつ伏せに戻る、

 いろんなやり方がある。それで、

 一番最初に座法という、

 正座をしてお辞儀をして体を起こす、

 その正座をして座る、立つ、

 お茶の世界なんかではいうそうですが

一足立ち」という、

 畳に手をついてよっこいしょと立つと、

 こりゃだめだよっていうことで、

 いっさい手を使わずに

 足だけで立つ、座る

 実際にやってみると、

 足を見ずに、足の片側を半側下げて、

 半側下げた方の膝を床について、

 その後、もう片方の膝をついて、

 膝をそろえて跪坐になって、

 足の甲を払って正座になる。

 立った状態から膝を畳につくときに、

 身体を左右に揺らさないよう

 するんです。お茶の世界では線香の煙

 例えますよね。これらを徹底的に

 きちんとやるとそれだけでも

 身体が整うとかいう言い方までされてます。

 

 もともとの出発点というのは

 ダン先生野口晴哉先生達人技

 再現するためにどういうふうな

 体を作らないといけないのか、

 どういう身体の動かし方を

 しないといけないのか、

 それを研究されてて、「道法」というのを

 作られたんですね。整体協会本部と

 袂を分かつ前までは、その「道法」を

 徹底的に指導されていて、僕らの先輩たちは

 その「道法」というので構えとか

 いろんなものを作っていたんです。

 ダン先生ご自分でも言われてたんですが、

私は野口晴哉先生のような天才ではない、

 どうしてもいろんなものを、ああでもない、

 こうでもないと、回り道をしないといけない、 

 そのおかげで、お茶だったり武術だったり

 いろんなものを研究して、見識ができてきた

 と仰ってたんですね。

 室伏さんがやってきたときに

 ダン先生はハンマーなんて持ったことも、

 投げたことなんてもちろんないのに

 だけどどうやったら上手に投げられるか、

 こういうふうにやってみたらどうなんだとか、

 アドバイスができるのは、

 そういう回り道をしたおかげだと

 言われてました。

 

 野口晴哉先生がどうやって座って、

 どうやって立って、

 どうやって押さえてたのか

 ていうのをずーっと

 ああでもない、こうでもないと

 研究されてたんですね。

 

 結局、内観法独観法双観法

 全然別個のものではなくて、

 愉気をするときに「感応動向」という

 のですが、そういうのがちゃんと 

 起こるようにどうしたらいいかって

 ちゃんとやってった挙句に、

 その内観というものがあって、

 独観双観と技術的にというか

 分野的に分かれて教えてらっしゃる形に

 なってます。「道法」というのは物理的な 

 体の動かし方、お茶の作法とか武術とか

 武道とか、田植えの仕方とか、

 いろんなものを集めて、西洋人日本人

 体の使い方の違い、当然ですよね、

 一番大きいのは椅子の文化か、

 正座の文化かですよ。

 正座って凄い特殊な文化ですよね。

 一つ海を渡れば椅子の文化に行くんですけど、

 その文化というのがなんで生まれたか

 というと、みんなが

 これでOKと思える状態

 生まれてくるのが文化だと

 言われてるんですよね。

 女性の着物なんかぎゅうぎゅうに

 締め付けられて、中には吐きそうだって

 いう人もでてくる、

 そんな動きにくい格好

 日常からするわけがないんですよ、

 逆に言えば

 あの状態がベストだって

   いう時代があったわけですよ。

 前の世代には。

 ただ、さっき言った座法とか臥法とか

 いうのは着物が基本なんですよ。

 着物を着てる前提で動いてるわけですよ。

 

 帯の結び目、ありますよね。

 柔道とか空手見たらわかるけど、

 帯の結び目が前に来てますよね。

 下帯っていうんですけど、

 普通前なんですよ

 たぶん、女性の着物の帯も前に

 あったと思うんですよ。花魁さんなんか

 前に結び目来てますけど、

 現在ではそっちの方が特殊な形になってる、

 おそらく結ぶっていう作業からいくと  

 前の方が簡単ですから、あるとき、

 いまでいうギャルみたいな人がいて

これ結び目後ろの方がかっこいいんじゃね?」 

 とか言い出してグルっとまわしちゃった、

 そうすると、周りの人

 「それいいね、そうだそうだ」なんて

 言い出して変えちゃった、

 その流行が定着することで

 文化になる、それを支えているものが

 ダン先生の言い方でいうと

 「身体感覚」というような

 体の感覚なんだと思います。

 畳の上に土足じゃ入れない

 和室のない家も最近増えてきたと聞きますが、 

 そんな家で過ごしてきた子供でも、

 畳の上には土足ではNGだ、

 感覚的にわかりますよね。

 でもなんでだめかは理屈では分からない。

 そういう身体の感覚ですね。

 

 例えば手首を決めるというのが

 あるんですけど、手首を決めるというのが

 一番大事なんですね。何もしないで

 押さえちゃうと親指でギューッ

 押さえちゃう。いかに

 親指に力を入れずに

 相手の体に親指を使って

 圧をかけるかという矛盾した

 二つのことをやらないといけないんですよね。 

 なんで力を入れちゃいけないのかというと、

 親指って力を入れて刺激を与えるということ

 よりも大事なのは、これ

 親指ってセンサーなんですよね。

 例えば頭部第2調律点なんか触るとき、

 親指に力入れちゃうと、

 入れれば入れるほど

 鈍くなって分からなくなる

 力を入れないためにどうするかというと

 4本指を外に張ってその時に

 手首を決めて

 決めてっていうのは動かさない、

 固定してしまうという事なんですが、

 そうするとこういう形になって、

 親指に筋が2本見えてくるんですよ。

 指は動かさずに、

 この状態を崩さずに、

 腕っていうのは一切動かさない。 

 動かすとすると身体を

 使って動かす。

 この状態で腕を動かさない

 わかります?(笑)」

 

 

 

などなど。

整体での体の使い方って、

ホントに難しいです(^_^;)


気を取り直して

とりあえず

活元運動の実践です。

 

まず一人で脊椎行気して、

その後、二人組になって背中合わせで

脊椎行気します。

自分の脊椎に行気したら、

次に相手の脊椎

行気していきます。

 

それから準備運動して活元運動が

起こるのを待ちます。

 

 

その後は、

相互運動を行いまして、

今日は立ちあがったままでの

相互運動です。

足がよく動くようにするためです。

 

今の時期は活元運動がよく出る時期で

終った後もなんか

身体が緩みすぎるような

状態が続く場合もあるので

その時は、

終わりの体操を何度か

きちんとやっておくと良いそうです。

 

それから

 

「活元運動は、身体を緩めるための

 ものなのですが、それだけで

 終わりではなく

 その後にちゃんと身体を

 締める力をつけるためのものです。

 夜、寝る前に活元運動やって

 そのまま寝てしまってもいいのですが

 朝起きた時に、ちゃんと身体を

 引き締める力をつけるためのもの

 でもあります」

 

という説明もありました。


今回、月刊全生5月号の

お話しもありましたので

それは、また次回書きたいと

思います。

 

 

今日も整体通じて

皆さんの身体に触れられたことに

感謝します。 

 

   🌜月2整体指導室