本日もブログご覧いただき

有難うございます。

 

福岡県みやま市にて

 「月2整体指導室」

という店名で整体やってます。

 

・「月に行く」ぐらい夢のある

          整体院に!

・1ヶ月に2回ほどお越しください!

 

という意味込めて名付けました。

自己紹介はこちら 

 

 

 

 

 

「二宮整体」という整体法になります。

 

 

マッサージなどとは別ものです。

興味のある方はぜひ一度

ホームページをご覧下さい

二宮整体アカデミー協会 

 

 

 

You Tubeでも、講師の先生方が

いろんな話しされてます。

そちらもぜひご覧ください。

先日、大名愉気の会に参加してきました。

 

まずは先生の話しから。

 

野口晴哉先生の思想の底辺には

 荘子が入っていると思うんですよね

 

 というものを鮮明に

 押し出したのは

 儒教が初めてなんですよね。

 儒教のことを話し出すとすごく

 長くなるのですが、

 世の中の法則のことを

 単純に言うとという言葉で表し

 中国語でいうタオ

 タオイズムとか言うのですが

 

 平清盛の時代に日宋貿易が盛んな頃

 中国文化がどっと入ってくるんですね。

 そしたら儒教というのが世の中の

 隅っこの方に追いやられて

 しまうんですよ。

 それを盛り返さないといけない

 ということになるのですが、

 儒教の一派に 朱子学(道学)

 というのがあるのですが

 その人達がを言い始め

 たんですよね。

 

 儒教の中の一番大事なものの中で

 四書五経というのがあるのですが、

 その中に易経もはいって

 いるんですよ

 

 僕的には老荘のイメージだったのが

 実は儒教のものだったということが

 世の中にはぽつぽつとあるんですよ。

 

 というものを物質だと

 いい始めたのも

 孔子のお弟子さん達

 なのですが

 

 野口晴哉先生も「気」の説明を

 物質的に話されてたみたいです。

 

 日本語の「気」っていうと何というか

 情緒的というか

 

 なんか手からビヨーンとでて

 それで温かくなって、

 それで良くなっていく

 それを求めて愉気の会などに皆さん

 参加されるのですが

 

 日本語で「気」というものを

 表そうとすると非常に希薄ですよね

 もともと日本語は熟語の文化ですので

 単発漢字一字で表そうとすると

 難しい。なので、下に一文字付けると

 実に分かりやすい。

 例えば「気配」。気だけだと

 訳わかんないでしょうが「気配」

 となるとパッと イメージが

 湧きますよね。あと、

 「気持ち」とか「気分」とか

 

 もともと「気」というのは漢字で書くと

 ×印を中に書くでしょ。昔は米の字を

 書いてた「氣」、諸説ありますのような

 話しなのですが

 

 昔の中国の人

 お米を炊いてるときに、

 ボコボコと昔ながらの大きなお釜の蓋が

 あの重たい蓋がボコボコ動く

 それを見て

 「なんで蓋が動くんだ?白い湯気が

  出てるけどあれはなんだ?

  触ってみると熱い、けどすぐに無くなる

  触れそうで触れてない、これはなんだ?」

 ということで、気の漢字の中に米を書く

 漢字を当てはめたんでしょうね。

 

 気というものに解釈の仕方は

 いろいろあると思うのですが、

 気がそこにある

 というのはわかるのですが、

 実際にはなんだかよくわからないものを

 総称して「気」だと言ってたんでしょね。

 

 ある時期には「気」というものに対して

 手からマイクロ波が出てるとか

 赤外線が出てるだとかいろいろと

 研究されたみたいですが、結局のところは

 よくわかっていない

 やってる僕ですら、何が出てるかなんて

 分からない。ただ、やってると

 身体が変わるのはわかる。

 

 野口裕介先生

 「気」だとか得体のしれないものが出て

 手を当てて身体が変わるなんて

 いってみりゃオカルト的

 もののような

 そういう説明を非常に

 嫌ってたんですね。

 愉気をするときも「気を集める」ではなく

 「気持ちを集める」と

 言われてました。

 

 今のダン先生は「気」という言葉を使わず

 「集注」と言われます。

 「中 なか」という字ではなく

 「注 そそぐ」を使われますが

 どっちにしても何かを集めるという

 ことには変わりないです。

 

 背骨を触るときも

 「気配を感じるんだ、

  そうすると

  背骨一つ一つで気配が違う」と

 いう言い方されてました。

 客観法というなまえをダン先生

 つけてるんですけど、いわゆる

 古典的な見方で、背骨が

 上がってる、下がってるとか

 右に寄ってる、捻じれてる

 中にもぐってるという見方の

 ことなんですが、背骨を

 物質的に観るのを非常に

 嫌悪感持たれてたんですよ。

 「背骨は生き物なんだ。だから

  生き物の気配を読むんだ」と言われ

 「最初から背骨を物質的に観ている

  癖をつけると指が硬くなるんだ

 と言われてました。

 

 今から合掌行気法をやりますが

 背骨数えたりとかなんとか

 分かろうとして

 一生懸命になっていろいろ

 分かろうとして

 やってしまいがちなんですが、

 熱心なのはいいっちゃいいんですが

 そこに手を当てて、

 気配を感じるという

 スタンスでやる方が手を無駄に硬く

 しなくて済むと思うんですね。

 

 それと、「気」の中で一番

 わかりやすいのは殺気だと

 言われます(笑)

 背中からいきなり襲われたなんて

 ことのないように、そんな事も敏感に

 気づけるようにした方がよいのでしょうが

 脊椎行気法というのはそういった

 意味では そういうものを感じる力を

 高めるために有効な方法です。

 自分の後ろに気を集める

 目を開けるとどうしても前面に気が

 集まってしまう

 それをわざわざ目をつぶって後ろ側に

 集中していく、後ろ側に気を

 集めていくと後ろからの気配に

 敏感になるんです。

 

 これって操法する側にも非常に

 助かるんですね。鈍い人って

 少々愉気しても、

 相手が感じ取ってくれないと

 変わらないんですよ。(笑)

 昔、野口晴哉先生の指導受けるときに

 株とか競馬とかのラジオ聞きながら

 受けようとした人がいて

 怒鳴りつけられて追い返された人が

 いるなんて話もありますが(笑)

 

 野口裕介先生は整体の

 社会的立ち位置として心理学の方に

 寄せたかったのかな~、と

 先生の言葉の端々から感じたのですが

 どうしても身体の病気というものを

 観るとなると医者とぶつかる

 医師免許を持たないのに

 病気のことをガタガタ言うなんて

 社会的にはちょっと考えにくい

 ことですよね。

 

 僕が卒業するとき裕介先生

 話されたのですが

 君子、怪力乱神を語らずとよく

 言われてました。

 妖怪の「怪」怪しいこと

 を誇示しない

 世の中を乱すようなことを言わない

 自分はである、なんてことは言わない

 君子とはそういうことを言わないんだ

 これから整体指導者として仕事する

 ようになると、ついつい天狗になって

 言いたくなるかもしれないが

 整体指導者はそんなことは

 言わないんだと仰ってました。

 

 あと、心というのが

 人の体のどこに出るのか

 という話もあって

 男の人がお尻に「痔」ができると

 腰椎2番左一側硬結

 できるんですよ

 これができるということは

 自分のキャパを超えてものすごい

 ストレスがある、

 プレッシャーを抱えてる

 ということなんですね。

 だから「痔」を治そうというよりは

 その硬結押さえて

 「この人相当なストレス

 抱えてるんだな」と

 思ってほしいと言われてます。

 腰椎2番左一側に硬結観たら「痔」

 じゃなく、「ご苦労様です」

 思って操法しなさいと言われました(笑)

 ちなみにですが、女性は足の小指の

 外側に出ます。男女で出方が

 違ってくるんですよね。

 

 ダン先生感情とか

 喜怒哀楽というものはそもそも

 女性のものだ、男性にはないとは

 言わないが、男性の中にある女性的な

 ものが出た時に、感情が出る

 言われてました。

 そんなとこからも、男性と女性では

 出方が変わってくるのでしょう。

 

 人間の怨念てどこに出ると思う?

 という話も合って、確かに

 胸椎6番上がってたら、嬉しい

 下がってたら、悲しい、

 胸椎7番が下がってると不安だとか

 背骨って、心理が出るから

 そのつもりで触りなさいという意味が

 ふくまれてたと思うんですよね。

 

 とりとめもなく僕が習ったことを

 つらつらと話してますが

 それでは実習に入りましょう。

 

というわけで、

実習として、相手の背骨に気を通して

それから、手が自然と吸い付くところに

愉気していく。

 

それから、目の活元運動を誘導する

為の愉気。

 

 「耳の外周を引っ張って痛みを

 感じないところが

 異常のある証し。ただ

 その程度なら、軽い目の疲れ。

 胸椎1番2番3番の三側、四側まで

 硬直が来てる場合は、

 目の疲れが

 自然治癒できない

 ところまできてる証し。」

 

目の疲れが原因となる

肩こりとか、肩甲骨付近の

違和感などの

症状の場合ですね。

 

そこまで来たなら、無理せず

整体操法受けに来てください。

 

誰かの力を借りるって大事ですよ。

 

心理学でも、幸せになれる人って

誰かの力を自然と借りれる

って聞きました。

 

 

肩こりなどは揉んでも、押しても

良くならないって聞きましたよ。

一時的に症状が軽くなるような

気がするだけで。

揉んだり押したりは

筋肉がますます硬くなるそうです。

 

愉気による二宮整体

ぜひ一度お試しください。

 

 

 

今日も整体通じて

皆さんの身体に触れられたことに

感謝します。 

 

   🌜月2整体指導室