(追記)メドちゃんのスピーチ和訳をシェアさせていただきました。中ほどです。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
10年以上にわたって、組織的に行われてきたというロシアの組織的ドーピング。
たった一人で、
解決への重責を背負わされたメドちゃん。
ニューヨーク・タイムズは、4日、IOC理事会の前に
「ロシア国外に拠点を置く選手の個人資格での参加も禁じるべきだと」主張する記事を掲載したという。
ソチ五輪の後でトップ選手へと成長した18歳の彼女がドーピング問題に関わってる可能性は皆無だろうと、誰もが納得できるからこそ、
大人たちが破壊してきた五輪へのロシア選手の参加への道の再建を、
たった一人で背負わされている理不尽。
彼女以上に、訴求力のあるスピーチができる人材はロシアにいなかったのだろうが、
怪我の治療に専念することもできず、
ストレスにさらされる理不尽。
そんな彼女は、
それでもなお、
「私は自分の国を誇りに思っている。
競技において国を代表することは私にとって偉大な栄誉です。」と発言する。
「非常に多くの人が自分を支えてくれている」と周囲のサポートに感謝し、
「私としては全力を尽くし続けると約束する」と、究極の演技への道を歩み続けることを宣言する。
この2年間、世界の女子フィギュアスケートを牽引し続けてきたメドちゃんがいなかったら、
平昌五輪は、
頂上決戦ではなくなってしまう。
五輪の意味がなくなってしまう。
結弦くんが男子フィギュアの象徴であるのと同じように、
メドちゃんは、女子フィギュアの象徴なのだから。
頂点に立ってもなお、
あくまで高みを目指すことをやめないアスリートとしての矜持、
国を背負う誇りを胸に戦う強さ、
恐らく、
結弦くんの気持ちを今、誰よりも共有できる戦友は、
メドちゃんでしょう。
同じ時代に、
同じリンクで頂点に立ち続けた二人。
この二人にこそ、平昌五輪の金メダルは相応しいのだから。
(追記)Cocoさんが訳して下さったメドちゃんのスピーチをご紹介します。
https://twitter.com/806coco/status/938200652249030659
IOC・バッハ会長からの「ロシアのクリーンな選手は、国と五輪運動との懸け橋になれる。」は、
まさに、彼女にむけて発せられた言葉。
彼女の平昌での活躍はきっと、
地に落ちたロシアのスポーツ界を蘇らせる鍵となるのでしょう。
メドちゃん、お疲れさま。
足の具合はどうですか?
あなたの与り知らぬところで行われた愚行のせいで、
あなたが人生賭けて全力で背負ってきたロシア国旗もロシア国歌も捨てて出場するしかなくなったこと、
それが、あなたのモチベーションに影響しないことを祈るばかりです。
◆メドベージェワ、IOCに要求へ=五輪参加のため演説-フィギュア女子
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017120400469&g=spo
ロシア・スケート連盟のゴルシコフ会長は3日、フィギュアスケート女子で世界選手権2連覇中のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が、国ぐるみのドーピング問題を抱える同国の平昌五輪参加可否を決める5日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会(スイス・ローザンヌ)で演説すると明らかにした。タス通信が伝えた。
メドベージェワは11月に「ロシアが参加しない五輪は五輪ではないと言いたい。汚染されていない選手はロシア国旗の下で国の代表となるべきだ」と主張。IOC理事に対し、潔白な選手が五輪に参加できるよう求めるとみられる。 (時事)(2017/12/04-12:14)
◆ロシア不在「五輪ではない」=フィギュアのメドベージェワ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017112300285&g=spo
【モスクワ時事】フィギュアスケート女子で世界選手権2連覇中のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)は22日、国ぐるみのドーピング問題で来年2月の平昌五輪にロシア選手団が参加できない可能性があることに関して、「以前は決して言わなかったが、ロシアが参加しない五輪は五輪ではないと言いたい」と強調した。国営通信社Rスポーツが報じた。
国際オリンピック委員会は12月5日の理事会で、ロシアの平昌五輪参加について判断を下すとみられている。メドベージェワは「ロシア選手団は五輪参加に値する。汚染されていない選手はロシア国旗の下で国の代表となるべきだ」と訴えた。 (2017/11/23-08:51)
◆平昌冬季五輪、ロシアに参加禁止処分 個人出場は可能に 12/6(水) 3:52配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00000000-jij_afp-spo
【AFP=時事】(更新)国際オリンピック委員会(IOC)は5日、国家ぐるみでのドーピングが指摘されているロシアについて、来年2月に開催される平昌冬季五輪への参加を禁止すると発表した。ただしロシア選手については、「厳格な条件下」での出場を認めるとしている。
ロシアによる国家ぐるみのドーピングは十数年にわたり続き、2014年に同国で開かれたソチ冬季五輪で最大規模に達したとされ、IOCはその証拠を検証した上で、今回の発表に至った。
国レベルで五輪出場が禁じられたのは、アパルトヘイト(人種隔離政策)時代の南アフリカをはじめ過去にも例があるが、ドーピング絡みで一国全体に出場禁止処分が出されたのは今回が初めて。IOCは、ロシア選手については「五輪旗の下で」個人での出場は認めるとしている。
IOCのトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は、ロシアの国を挙げてのドーピングは「五輪とスポーツの高潔性に対する前代未聞の攻撃」だと断じた。
さらにIOCはロシアのビタリー・ムトコ(Vitaly Mutko)副首相に対し、五輪への関与を生涯にわたり禁止する処分を科した。
昨年のリオデジャネイロ五輪からも排除されていたムトコ氏は、世界反ドーピング機関(WADA)がリチャード・マクラーレン(Richard McLaren)独立調査官に委託してまとめた報告書で、当時のロシアのスポーツ相としてのドーピング関与が取り沙汰されていた。【翻訳編集】 AFPBB News
◆ロシア選手団の派遣認めず=IOC、個人資格には道-平昌冬季五輪
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017120600153&g=spo#cxrecs_s
【ローザンヌ(スイス)時事】国際オリンピック委員会(IOC)は5日、スイスのローザンヌで理事会を開き、組織的ドーピングによりロシア・オリンピック委員会(ROC)を資格停止とし、来年2月の平昌冬季五輪への選手団派遣を認めないことを決めた。
一方、過去に違反歴がなく、潔白が証明された選手は「ロシアからの五輪選手」として五輪旗の下で参加を認めることとし、個人資格での参加に道を残した。表彰式などでは国歌の使用を認めず、五輪賛歌で代用する。
理事会では、2014年ソチ五輪でロシアが組織的なドーピングを行ったとする報告書を承認。平昌五輪ではロシア・スポーツ相らの参加を認めず、副首相のムトコ前スポーツ相は五輪から永久追放とした。ジューコフROC会長はIOC委員としての資格を停止し、ROCにはドーピング問題の調査や独立検査機関の設立にかかった費用の計1500万ドル(約17億円)の支払いを求める。
記者会見したバッハIOC会長は「(ロシアの不正は)五輪とスポーツに対する前代未聞の攻撃だ。不正の影響を受けた全ての潔白な選手に対し、非常に申し訳なく思う」と述べた。同会長によると、理事会に出席したロシア代表団からは謝罪の言葉があったという。
ロシアは14年ソチ五輪で金13個を含む33個のメダルを獲得する躍進を見せた。その後のIOCのドーピング再検査で違反が次々と判明。金4、銀6、銅1のメダル計11が剥奪され、ノルディックスキーやボブスレーの金メダリストを含む25人が永久追放処分を受けた。
◇IOC声明要旨
一、ロシア・オリンピック委員会(ROC)の資格を即時停止する。
一、過去にドーピング違反歴がなく、大会前に検査を受けるなどの条件を満たし、潔白が証明された選手は平昌五輪の個人、団体種目に出場できる。
一、出場が認められた選手は「ロシアからの五輪選手」として、五輪旗の下に参加する。表彰式などのセレモニーでは、五輪賛歌を使用する。
一、ロシア副首相のムトコ前スポーツ相を五輪から永久追放する。
一、ジューコフROC会長のIOC委員としての資格を停止する。
一、ROCにはドーピング問題の調査や独立検査機関の設立にかかった費用の計1500万ドル(約17億円)の支払いを求める。(2017/12/06-07:52)
◆「証拠そろっていた」=IOC・バッハ会長の一問一答-ロシア・ドーピング
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017120600340&g=spo
「ロシアのクリーンな選手は、国と五輪運動との懸け橋になれる。」
◆「受け入れられない」 メドベージェワ、ロシアの五輪参加禁止決定前に理事会で意思表明
2017/12/06 10:05THE ANSWER
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3125587
IOC理事会で主張「受け入れられない」…その後にロシアの平昌五輪参加禁止が決定
国際オリンピック委員会(IOC)は、国を挙げたドーピング問題の可能性が取り沙汰されているロシアに、来年2月に開催される平昌五輪の参加禁止処分を課した。ロシア人選手に関しては厳格な条件下での出場を認めると発表しているが、フィギュアスケート世界女王のエフゲニア・メドベージェワは“無所属扱い”での出場について「その選択肢を受け入れられない」と明かしたという。米ヤフースポーツが報じている。
“銀盤の妖精”の不退転の決意は、スポーツ界に大きな衝撃を与えている。
米放送局「NBCスポーツ」は、「エフゲニア・メドベージェワは中立国のアスリートとして五輪に出場しないだろう」と伝えている。
右足中足骨にヒビを負い、グランプリ(GP)ファイナル出場を辞退したメドベージェワはIOCの理事会にロシアオリンピック委員会で唯一の現役選手として出席。ロシア代表の五輪参加を訴えるスピーチで重大な発言に至った。
記事によれば、ロシア代表として五輪に参戦できない可能性について「受け入れることはできない」と言及。その後、ロシア代表の五輪参加禁止が決定したが、無所属扱いでの出場に関しては、母国ロシアメディアに対して「答えるには時期尚早」と話すにとどまったという。
「国を代表することが、演技でも力と刺激をもたらしてくれる」
一方、米ヤフースポーツは「五輪:ロシアのトップフィギュアスケーターは中立国のアスリートとして参加するか、確信なし」と特集。メドベージェワのスピーチ内容とともに、固い決意を紹介している。
「私はロシア国旗ではなく、中立国のアスリートとして五輪に参加するという選択肢を受け入れることはできない。私は自分の国を誇りに思っている。競技において国を代表することは私にとって偉大な栄誉です。それが演技でも力と刺激をもたらしてくれるのです」
記事では、「メドベージェワはソチ五輪の時にわずか14歳だった。彼女の潔白さについては疑いは存在しない。彼女の求めるもの全ては国を代表する機会だったのだ」と触れてる。
ロシア代表としての平昌五輪参加の道が閉ざされたメドベージェワ。無所属での参戦か、あるいは不参加か。世界女王はどのような決断を下すのだろうか。
ジ・アンサー編集部●文
◆メドベージェワ出場前向き=IOC理事会でスピーチ-フィギュア(2017/12/06-06:59)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017120600278&g=spo#cxrecs_s
【モスクワ時事】平昌冬季五輪にロシア選手の個人資格での参加を容認した国際オリンピック委員会(IOC)の決定を受け、フィギュアスケート女子世界王者のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)は5日、自身が参加する可能性について前向きな姿勢を示した。タス通信が伝えた。
スイス・ローザンヌでのIOC理事会に出席したメドベージェワは「スピーチする機会を与えられたことをうれしく思う。決定に効果的だったと思いたい」と笑顔で語った。五輪出場については「今後議論される」と述べたが、「非常に多くの人が自分を支えてくれている。私としては全力を尽くし続けると約束する」と意欲を示した。
◆選手団に近い「個人資格」=ロシア・ドーピング
2017/12/06 09:58時事通信社
ドーピング違反歴がないなど一定条件をクリアしたロシア選手について、IOCは個人資格で平昌五輪に出場することを認めた。
昨夏のリオデジャネイロ五輪では、国内オリンピック委員会が資格停止となっていたクウェートの選手が個人資格で大会に出場して「独立参加選手」と呼ばれた。しかし今回は、五輪旗の下に集うアスリートを「ロシアからの五輪選手」と呼ぶという。ユニホームに国名が入り、事実上の選手団といった印象を与える。
個人資格が認められてチームを編成できれば、アイスホッケーやカーリングなど団体競技にも出場してメダルを狙える。ロシア国旗と国歌の使用は禁じられるが、IOCの声明文では、ロシアが今回の決定を全て順守した場合、閉会式で国旗を掲げられる可能性に言及。参加選手にモチベーションを与えている。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3125575
結弦くんの平昌金メダルを、一緒に応援して下さる方は、『ここ』か↓のバナーのクリックをお願いしますp(^-^)q
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
お写真、沢山お借りしました。感謝と共にUPします。
※ブログランキングへの投票方法(ちょい説明)
※コメントポリシー
※アメンバー申請なさる方へのお願い事項
※フィギュアスケート関連図書一覧