◆フィギュア:終盤ミス連発も…羽生、耐えて初V NHK杯
毎日新聞 2012年11月24日 21時28分(最終更新 11月24日 21時35分)
羽生は、耐えた。GP2試合連続でSP世界歴代最高得点をマークしたが、前戦のスケートアメリカ(10月)ではフリーで大崩れ。だが、この日は2種類の4回転ジャンプに挑戦し、中盤でも大技の連続ジャンプを決めた。さすがに終盤は疲れでミスが重なり、終了直後は両手で顔を覆って悔しさをにじませたが、優勝が決まると両目を閉じ、「地元だから力を出せた。背中を押してもらった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
前半は、前戦の借りをしっかりと返した。冒頭の4回転トーループを軽々と決め、続く4回転サルコウはステップアウトしたものの転倒せずにこらえた。中盤の3回転半-3回転トーループは、ため息が出るような演技。圧勝を予感させた。
だが、課題のスタミナ不足が徐々に羽生を襲った。最後に跳んだ3回転ルッツで転倒。続くスピンでもバランスを崩し、尻餅をつきかけた。「疲れて体が動かなかった」と羽生。しかしSPでの貯金も多く、自己ベストの合計点で優勝した。
「体力不足は自覚しているが、今日は集中力が切れなかった」と羽生。体力強化のための通し練習を多くこなした「自信」が、極限状態にあった羽生の精神を支えた。
◆フィギュア:羽生が悲願の初V、2位高橋とファイナル進出決める NHK杯男子
2012年11月24日 毎日JP
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯(宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ)は、第2日の24日、男子フリーが行われ、23日のSPで世界歴代最高の95.32点を出して首位にたった地元出身の17歳、羽生結弦(はにゅう・ゆづる)=宮城・東北高=がフリーでも165.71点の高得点を出し、合計261.03で初優勝を果たした。
SPで2位の高橋大輔(関大大学院)はフリーで164.04点、合計251.51点を出したが及ばず、2位となった。
羽生、高橋はともに、14年冬季五輪開催地のロシア・ソチで12月に開催されるGPファイナルへの出場を決めた。GPファイナルにはパトリック・チャン(カナダ)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、町田樹(たつき)=関大=の3人がすでに確定しており、日本男子が4人出場することになった。【毎日jp編集部】
◇フィギュアスケートGPファイナル 男子シングル出場選手
パトリック・チャン(カナダ)▽羽生結弦(宮城・東北高)▽小塚崇彦(トヨタ自動車)▽町田樹(関大)▽高橋大輔(関大大学院)▽ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
【写真特集】フィギュアGP第6戦 NHK杯
http://mainichi.jp/graph/2012/11/23/20121123org00m050008000c/058.html
このレイバックイナ、ド根性で頑張ったね(o^-')b
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