令和6年2月3月 | 津人のブログ

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何かさ、犯罪告発は黙殺してはならない、犯罪告発は取り敢えず世間で受け入れなければならないという意見もある。一見もっともな意見だと思う。
ただ、もしその告発内容の真偽の程が分からない場合はどうするのか?裁判で白黒つけるのか?
時間が掛かり過ぎる裁判に対して、告発記事による悪評はほんの一瞬で立ってしまう。裁判が終わるまで悪評に耐えろというのか?その間の告発された側の身内の辛さたるやどれ程のものか?
週刊誌が「売上げ」の為に、告発記事を連発するというのなら、まだ、救いはある。書き得というのなら、別にそれでいい。
ただ、「告発=正義」という概念だけは受け入れる事はできない。告発は正義を全うする一手段であり、それ自体が正義ではない。告発は完全なる諸刃の剣であり、それを扱うには十分な裏付け調査が必要となる。告発は取り敢えず受け入れなければならないというのにはどうしても賛同できない。
とにかく、世間を騒がせたこの騒動も、時間が経てば必ず鎮静化する。一年後には誰も気に止めてない可能性も大いにある。だから自分も今後は裁判の行方をただ見守りたいと思うし、もう、この一連の週刊誌報道の件に触れるのも終わりにしたいと思う。
一つ言えるのは、出された判決に対し、両当事者が真摯に向き合って欲しいという事。それで一件落着だと思う。願わくば、性加害及び過剰な名誉毀損が一切なくなる社会になるような判決が出て欲しいと思うばかり。