もう20年以上になるかな?浜松基地でパイロットの育成に活躍したいたT-33Aジェット練習機が老朽化に伴いT-4練習機に交代し、その多くが廃棄解体の運命をたどりましたが、うち1機の機首i部分をスクラップ業者から購入、レストアしたのち知人宅の庭先にずっと保管してもらってたんです。なにより飛行機好きの知人でしたが3年前に57歳という若さでこの世を去りました。このT-33をそのままにしておく事も気が引けるのでどうしようかと思った矢先、静岡理工科大学に航空資料館があることを知り連絡をとってみたんです。
早速担当の教授さんたちが足を運んで頂き話がまとまりました。昨年秋に搬出してその後同校資料館に搬入後、機体の切断部を補修後、展示されました。まだ再塗装等は4月以降検討されるそうです。そんな状況を見てきました。公に公開している資料館ではありませんが水曜木曜日には事前連絡すれば見学可能です。
富士山静岡空港近くのFDA訓練センターの同敷地内にあります。場所の詳細等は最後に記載します。
いろいろ貴重な物がありますのでいくつか画像で紹介しますね!
第一航空団第33飛行隊所属後当時のT-33A323号機
知人宅庭で長年保管して頂きました。
搬出時の模様
切断面を補修後館内に展示して頂きました。
コックピット内は完全にレストア済みなんです
セスナの実機も展示
元朝日新聞社で使用した双発機(分解保管)やグライダー2機も展示
貴重な珍しいエンジン各種・・これは誉エンジン 戦時疾風に搭載されていたようです。
T-33A搭載エンジンの元ですね。
国産初のジェット練習機T-1のエンジンの原型らしいです。
ベルX-1のロケットエンジン!なぜ日本にあるのかが昔話題になったようです。
秋水などに使われたロケットエンジン
このほかエンジン多数展示
タミヤ社長より提供された模型のタミヤ製の航空機プラモデル全種に近い展示コーナー
実際体験できるフライトシミュレーター
航空管制の仕組み解説装置
別室にも大型模型の数々
JALが当時導入寸前まで検討したコンコルド超音速旅客機の模型などなど多数展示
静岡理工科大学航空資料館詳細は以下にて↓
http://www.sist.ac.jp/about/aeromuseum/kengaku/index.html