こんにちは。
すっかりご無沙汰しておりますが、
皆さま、
いかがお過ごしでしょうか。
さて、
私はと言いますと、
残念ながら、
がんの進行が止まらず。
いろんな選択肢を。
あーでもない、
こーでもないと。
正直、
何が正解なのか
わからないのです。
さて、
今週の出来事。
意地の悪い看護師の嫌がらせで、
緩和外来の予約が3ヵ月ぶりに取れまして、
受診してきた時のこと。
私の通院先の緩和外来は、
中待合室もなく、
みんなが行き交う廊下のベンチに待機です。
廊下は、
クッションシートなどがひいてあるわけでもなく、
芯から冷えてくるんですわ、
これがね~。
車椅子とか、
もう重篤な状況そうな方や、
杖をついてやっと歩いていらっしゃる方や、
暖房もないから、
きつい環境に待たされるのは、
何を隠そう緩和外来の患者。
この病院はね、
実はちょっと有名な緩和なんですけどねぇ。
桜穂の大根足♪(笑)
寒い、
寒いっ!
待たされている間、
車椅子に乗ったご主人の付き添いでいらしていた、
奥さまとたまたま、
話をしたんですよね。
たわいもない、
話~。
というか、
私はもっぱら、
冷える!寒いっ!と、
文句を言っていたような~(笑)♪
で、
私の順番が来て、
診察が終わり、
涙ぐみながら診察室から出てきたら、
ベンチに座っていた先ほどの奥さまが、
ぱっーって、
大きく両手を広げたの。
なんか、
思わずその胸に飛び込んで、
ギャン泣きをしてしまいました。
ただ黙ってその奥さまは、
ポンポンと背中を優しくたたいてくれたり。
ありがとうございますって、
お礼を言ったらね、
こわくないよ
大丈夫だよって。
患者であるご主人も、
その横で、
優しくニコニコ微笑みながら、
見守ってくれていて。
(ここの診療科は、
通路である廊下であるため、
マイクでの呼び出しができない)
そして、
次の患者を呼びに出てきた医師が、
奇妙な光景に、
ややドン引きしていたのでした。(笑)
で、
次に診察室に入ったのは、
杖をつかれた方のだったので、
このご夫婦は、
まだまだ、
寒い廊下でまたされるのだと思うと、
自分のことより、
怒りがこみ上げてきちゃいましたが‥。
何かのご縁だもの、
またお会いしましょうって。
微笑んで手を振ってくださったおふたり。
そうです!
また、会いましょう!
また、お会いしましょう!
そう思いました。(笑)
私は、
生きるぞ♪(笑)
生きてまた、
お会いしたいのです。
いつか今度、
もしも辛い時、
悲しい時があったら、
私が抱きしめます。
ありがとうございます。
無味乾燥の冷たい廊下と、
人の優しさや暖かさとを、
味わった、
そんな私の外来受診のご紹介でした。
自分の弱さを、
しみじみ感じてしまう今日この頃ですょ。
無邪気なおばちゃんの時代が、
懐かしいです♪(笑)
トホホ。