地獄に行っている人がいるとしたら、その人が知り合いだとしたら、「かわいそうだ」と思う。
とくに自分の身内とか、ご先祖でそういう人が、もし、いるとしたら、なんとかして助けたくなるのが当然だって。
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この世では、犯罪を犯した人は刑務所に入る。
そこで反省して、「もう悪いことはしません」って、心を入れ替えて世の中に出て行く。
今後、まっとうに生きていける人間になるため刑務所に入るんだよな。
地獄もそれと同じなの。
生きてたときに自分がやったことを反省して、心を入れ替えてまた出て行く。
そのために地獄に行く。
刑務所の場合は、間違って入れられちゃうことがあるんだよ。
時々、死刑囚だった人でも、えん罪だったことがわかって釈放されることがあるじゃない?
だけど、死後の世界では間違って地獄に送られました、みたいなことは、一切ない。
地獄に行く人は、生きてるときに必ず、やっちゃいけないことをしたの。
それを地獄で反省して、自分はどういうふうに生きるべきかを学ぶんだよ。
自分の魂を磨く修行をしてる。
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「あなたの先祖が地獄に落ちていて、子孫のあなたに障(さわ)りが出てます」とかいう人がいるんだよな。
それを真に受けてビクビク怯えて、暗い顔して間違った先祖供養して、どんどん不幸になっていく人がいるけど。
先祖の障りなんてものは本来ないよ。
先祖供養のことだって、わたしにいろんなことを教えてくれた神は、「自分が先祖が喜ぶような生き方をするのが先祖供養なんだ」といってる。
先祖が喜ぶこと、それは、あなたが、いまいる場所で明るく楽しく生きるの。
親がわが子のしあわせを願うのと同じでさ、子孫のしあわせが先祖にとってうれしいこと。
それと、自分の周りにいる人に「あなたが生まれてきてくれてよかった」といわれるような生き方をする。
「あなたが生まれてきてくれてよかった」といわれたら、あなたもうれしいけど、ご先祖もうれしい。
だって、ご先祖が命つないできたおかげで、あなたがいるんだから。
だから、「あなたが生まれてきてくれてよかった」といわれるような生き方をして、あなたが最高にしあわせな気分を味わうの。
そしたら、その波動が地獄にいるご先祖さんに届いて、ご先祖が救われる。
これが、いちばんの先祖供養なんだよ。
舛岡はなゑさん著
「福の神がついてる人、貧乏神がついてる人」より
ついてるうさじです。
最近、アトリエの観葉植物もほったらかしで、なかなか水やりも出来ない状態ですが、それでもしっかり生きててくれてます。
パキラが急に成長しだして、時計が見にくくなってます。