女の子も男の子も外で遊ぶとき、六年生も三年生も一年生も一緒だった。

上級生は下級生に気をつかったし、下級生は上級生を見て、あの先輩のようになりたいと憧れた。

さまざまな感情がひとつの時間を作りだしていて、ふりかえってみると、その時間がもうひとつの学校だった。



吉川 良   PHP「昭和の家族」より




人形創作  安倍明美さん
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おはようございます

ついてるうさじです。

いつ頃から学校って変わってしまったのだろうか。

私が中学生の頃、風邪で休んだ男子がお昼の給食を食べるだけの為に学校に来たことがある。

それでも、ばかにするするような奴は一人もおらず、彼が食べるパンやおかずはちゃんと残しておいてくれた。

いじめにしても、ないことはなかったが必ずいじめられてる子を助ける子が現れた。

今の学校や会社の世界ではどうだろうか。

部下が、上司にこっぴどく怒られてるのに誰ひとり助けてあげられる勇気のある社員なんかひとりもいない。

むしろ、それを見て喜ぶ奴がおるぐらいだ。


この話と関連はないが、昔、偉いお坊さんから聞いた言葉を思い出した。


「 三つの事をしたら国は滅びますよ。

ひとつ、人口を減らす事。

ふたつ、正しい歴史を教えない事。

みっつ、宗教を無くす事 」



今の日本ってどうなのかな?