先日、面白い記事を見つけた。

 

※記事はこちら

イチロー“社長”、採用面接の質問は「悪口をその人の前で言えますか?」 |

 

プロ野球選手を経て、メジャーの舞台でも活躍されたイチロー選手。

 

現在は選手を退いて、コーチとして指導したり、多くのメディアで活躍されている。

 

そんな野球界のスターであったイチロー選手に対して、とあるメディアが質問

 

※一部抜粋

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社長”として採用試験の面接で何を質問するか?

という問いに、「僕、面接って受けたことないんですよね。うーん……」としばらく考えたあと、

「人の悪口は言いますか?」「それをその人の前で言えますか?」とコメント。

本人の前で悪口を言うことができないのであれば、「悪口は言ってほしくない」と語った。

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この記事を見たときに、すごく大事なことだと思った。

 

陰口とは、事実かもわからない相手の情報を、相手ではなく第三者に吐き出し、その噂が膨らんでありもしないことが色々な人の耳に渡っていく。

 

それを噂として当人が耳にしたとき、その人はどう思うのだろうか。

 

悪口と言っても、当人に直接言うのであれば悪口ではなく、それは指摘だろう。

 

しかし人間は直接言うことを避け、全くの他人に吐き出すことで快感を得ている。

 

 

 

ラブホテルは多くのスタッフさんがシフト制で交代しながら仕事をしていく。

 

当ホテルも同じで、多くのスタッフさんが在籍しているが、年代も異なれば性別、性格だって人それぞれ全く違う。

 

そんな状況で悪口や噂が出ない方がおかしい。

 

では、そんな状況の中でいかに誰かに対しての悪口や噂を少なくできるのか。

 

それは、同情しないことだと思う。

 

噂は噂を呼び、広がり、いずれ当人の耳に渡る。

 

この悪循環を取り除くには誰かが変えなければいけないし、だれかと違う発言をしなければならない。

 

僕はまだ20代半ば、スタッフさんはみな僕よりも年上だ。

 

しかし雰囲気を変えるのは僕の使命だと思う。

 

試行錯誤しながら、スタッフさん同士も仲良く、そして仕事をしやすい、楽しい環境をつくるのも上に立つ人の責務だと思ってやっていこう。

 

いいホテルを作り上げるには、1人の力ではできないのだから。