僕はここ数年で多くの経営者の方とお会いしてきた。

 

個人で事業を営んでいたことに加えて、ゴルフを通じて関係性を作ってきたからだ。

 

これまでお会いしてきた経営者の方はもちろんキャッシュだけでなく、多くの資産を持ち、お金には困らない人たちばかりだったが、

 

そんな人たちに限って、「意外とケチ臭いなぁ」と感じることは多いと思うし、

 

そう思われた経験がある方も少なくはないだろう。

 

ではなぜ、お金持ちはケチ臭いと思われてしまうのか。

 

今回は日ごろからお世話になっている、やり手経営者の方のお話から教訓を得ようと思う。

 

その経営者がお金の使い方で大切にしていることは以下だそう。

 

 

1.価値が同等なモノなら、安く手に入れ、時間をかけない

 

通販では同じ商品であっても付与ポイントが異なっていたり、若干の金額の差があったりする。

 

その際は、他サイトと見比べ、さっさと購入するそうだ。

 

これは貧相な人も同じ方法だと思うが、これもまた、経営者も同じことが言えるだろう。

 

一見、お金に余裕がある人間はサイトと価格を比較したりしないものだと思っていた。

 

普通に考えて得をするモノを選ぶんだから、そこは学ぶべき部分だと思う。

 

2.ローンを使わない

 

ローンというのは、手元に現金がない場合でも利子を払うことによって手に入れることのできる便利なシステムだが、

 

経営者というものはその”利子”というものがいかに危ないもので、損をするものかとしっかりと理解している。

 

もちろんローンというのは、手元にお金がない人が存在するからこそ需要のあるものである。

 

しかしそのローンというものを理解せず、軽い気持ちで手を出すから後々首が締まるのだ。

 

※”しっかりと理解した上で”ということが大事なんだと思う。

 

3.借金をしない

 

これは上記と同様、金利というものが発生する。

 

ましてや借りた人間が友人や昔からの付き合いのある人間だと、その関係性を壊してしまう可能性もある。

 

4.(言い方を変えると)水に流す

 

逆に考えると、お金の無い人間はお金のある人間に近づき、金銭的補助を得ようとする。

 

もちろんその社長さんもお金を貸してあげたことが何度もあるそうだが、基本的には返ってこないみたいだ。

 

しかしそこで催促の連絡をするよりも、その出来事自体を忘れて、別のことをやって儲けた方が早いならそうしているそうだ。

 

つまり、良い言い方をするならば、水に流すことも大事ということだろう。

 

5.選択肢は新品のみとは限らない。

 

型落ちの商品、いわゆる中古の商品でも動くのであればそちらを購入する。

 

現在では付加価値の無いような新品のある程度状態の良い中古なら半額以下だ。

 

それならば中古を選択する。

 

6.お金が生まれることにお金を使う

 

この6番目が一番重要だと思った。

 

将来的にお金を生み出してくれること、そして意味のあることに対しては躊躇せずにお金を使う。

 

これこそが最大のポイントだろう。

 

他にも沢山と学ぶべきことは教えてもらったが、上記のことを意識するだけでも、

 

お金に対しての考え方や使い道は変わってくるだろう。

 

最初は真似事でもいいと思う。

 

何れそれが当たり前になり、まさに自分の考え方として今後の役に立つのだから。