はじめてあった時は、寝たきり状態でした。
お医者さんは、一生この状態で、すわって食事をしたり
コミュニケーションがとれるようにはなれないだろう、
という診断されたそうです。
それほど、脳に酸素が行き渡らなかった時間が長く、
脳のダメージが大きい、ということを伝えられたのだと思います。
ある日突然交通事故に 出会ってしまったように、
不幸にしてアクシデントに見舞われましたが、
「アクシデントの遭遇によって、寝たきりになりました」ことを証明する人生が本当の
生き方ではない
「アクシデントの遭遇は、運命の材料であって、人間の蘇生力がどこまで発揮できるか、」
そのことに挑戦すること自体が 、人間らしさではないか…
ゆりっこは、Sちゃんとの出会い のときに思いました。
身長が伸びて、移動が困難になってくると、自力で自分を支えられないのは
食事の様子や遊び方や、生活全般に支障が出てきます。
お母さんは、お座りができるようになることが、最初の目標でした。
ズンズン運動ばかりの背すじ矯正に長らく通ってきていましたが、
薄紙を剥がすように、目線がかわり、手足の動きがかわり、
上半身を支える脊柱がしっかりしてきました。
そして、この日お座りが姿勢をしてみて 写真1
はじめて、支えなしで自力でお座り姿勢を保つことができるようになりました。
一人座りして、右も左も、自分の意思で方向を変えて
見渡すことができました。
まわりの言葉がけのリズムに反応して、同じリズムに同調して床をたたいたりもします。
首が据わらない赤ちゃんが一人座りできるようになるまでの月齢は
普通平均的には半年余りかかるものです。
アクシデントに見舞われ、脳が著しく損傷されてもうダメだと思われていたのに
三年かかっても、一人座りできるようになった、というこの生き方の証明は
胸を張って、誇りを持っていいことだと思います。
人間の蘇生力の証明、この事実の恩恵が
人類全体のDNAに影響を与えているのではないかとゆりっこは感じています。
誰もが、病気になったり怪我をしたり、瀕死に遭遇する可能性はあるのです。
その時、九死に一生を得る人と、そうでない人と、あります。
運がある人と、運のない人があるようにみえます。
人間の誰もが、自分が窮地に陥る時に「神様助けてー」
と思うはずです。
その「神様」という目に見えない意識の集合体 が人間を設計した存在です。
人間を設計した造り主は、設計図の一部が壊されても修復できることを知っているからこそ、
私たち人間に、修復のチャンスをあたえるのではないでしょうか。。。
Sちゃんは、修復のチャンスを与えられてそれに答えて生きているようです。
Sちゃんの蘇生力は、見えない意識の集合体に刻まれ、
世界中のどこかで、「神様たすけてー」の声で、Sちゃんの蘇生力を引き出すのです。
世界の誰かが成し遂げたことは、 全部すべての人間は引き出せる可能性をもつのです。
Sちゃんは、凄い活躍をしたのだと思います。そのプロセスを
一緒にあゆみ、共有できたことが、ゆりっこの財産です。
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