とても速いスピードで部屋の中を移動できるようになったときの足の様子です。
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ずり這いの初期のころは、つま先だけが床を蹴って、
足の甲が、伸縮する動きをしていたのですが、
効率のよいずり這いを覚えるようになって、
足の付け根や、太ももを、自分の下腹部に引き寄せては
蹴りだせるようになっています。
足指を立てたまま、蹴りだすと、下肢の筋肉をまっすぐ伸ばしきる動きをすることになり
骨の動きと、その周りの下肢の筋肉が協力し合って伸縮するので、
下肢を交互に動かしながら、脚力がついてくるようになります。
脚力が増してくると、蹴りだした1歩が大きくなるので、
その動きは、意欲や好奇心と連動するようになるのです。
脚力がついたきた証拠の下肢を確認したので、
上半身の体重を下半身が支えられる力を引き出したいとして、
下の写真のような姿勢をとらせてみています。
両足裏の面積の真上に、腰、肩、首がまっすぐにのっかるように
ささえています。
コツは、写真3のように
仙骨の部分に、支えている人の親指が、左右対称に当たるようにすることです。
この支え方で、子どもが立ち姿のバランスのとり方を学ぶことになります。
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ずり這いが上手になり、下肢の筋肉がまっすぐに伸縮できるようになったら
写真4のように、きれいな立位姿勢を練習することができます。
しかし、這うことが上手にできないのに、つかまり立ちはしてしまう
写真1.2のような蹴り足がみられない
立たせる格好をすると、ピンピンと突っ張って落ち着かない、という場合は、
写真3.4の練習をするまでに、成長がおいついていないので
無理は禁物です。
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