このうんてい(ブレキエーション)に坂道をつけることを提案したら
素晴らしい一枚板を合体させて下さいました。
赤ちゃんのほとんどは、縦と横の線に囲まれて生活しており、
(部屋、窓、ドア、机、椅子、家具など)
斜めの線を意識して見ることがないために、斜線は眼中に入ってきにくいのです。
0歳時代に斜面は、是非体験させたいという
ゆりっこの願いが、こんなすばらしいカタチで現実にあらわれてきました。
斜面の高さは80センチに依頼しました。
つかまり立ちを覚えた赤ちゃんが、大人の目から離れた時に
食卓の高さについつい上がってしまい、独りでおりれなくなることはままあるものです。
それゆえに、0歳時代に自分から80センチまでの高さをのぼり、
その高さを自分の目で実感し、自力で降りて来れる ようにすることは
目標としたかったゆえ、80センチの高さを依頼したのです。
足が届かない高さからも、果敢に自分から降りて来れるようにすることは、
ケガ予防の反射神経を育てることになるからです。
赤ちゃんに、「勝手に遊びなさい。」のように提供する場ではありますが、
つかず離れず、大人が上手に見守る目を養うエリアも提供します。
すばらしいこの一枚板は、
すべり台することよりも、
・坂道を下りに向かって四つ這い姿勢を維持する
・高這いでのぼる
ことを、まず体験させたいなと思います。
四つ這いで下りに向かうと、上半身に体重がかかってきますから、
自分の身体が斜めになっていることをじっくり実感することになります。
両手にかかる力は、意志力を育てます。
そうしたら果敢にのぼりたくなるものです。
一枚板には、なんと「鯛」が埋め込まれているではありませんか!
樹のフシの部分が硬いですから、あらかじめそこを削って平らに磨いてあるのですが、
削った部分の芸術的な造作が、感動的です。
この坂道を高這いしていく赤ちゃんの様子を想像して見てください。
鯉の滝登り・・は難所の修行みたいですが、はぐくまモデルは
嬉々と登りタイ・・大の大人も登りたい・・
名は体をあらわす、ともいいますが、
この一枚板のお魚は、ゆりっこが「昇り鯛」と命名いたしましたョ。
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