昨日の 続き・・・
「首が据わるまでの赤ちゃんは、赤ちゃんの首すじを保持することが必須である」
そのことが常識にならねば
首すじのゆがみから身体的なトラブルは山ほどあるのに
どの家庭も右往左往するだけで、根本的な解決は得られないのです。
「赤ちゃんは、横抱きより縦抱きがいいんですって」
といわれる人と、
「首が据わるまでは、縦抱きにすると赤ちゃんには危険だから」
という意見と二手にわかれますが、
横に抱くか、縦に抱くか、の論争より、
首を身体の中心に据えて、重力の負荷が最小になるように保持することが大事
であること
その一番重要なことに気づいている人が少なすぎるのです。
赤ちゃんの首は、身体のコントロールセンターである脳を
健全に働かせるため、スイッチON/OFFが正常に作動する役割を果たしています。
ですから、首のむきぐせをつけないように最大限注意がはらわれるべきなのです。
ついめん抱っこをすることは、赤ちゃんの首をもっとも大事にすることなのです。(写真1)
1
ついめん抱っこ をすることは、ただ向き合って赤ちゃんを縦にすることではなく
大人の姿勢も問われているのです。
大人姿勢が猫背であれば、赤ちゃんは自分の全身を相手にゆだねることができないのです。
2 3
赤ちゃんを抱っこしているときに、
赤ちゃんと大人の胸、腹の面はできるだけ広い面積で接着し、
赤ちゃんのまっすぐになった身体の添え木の役割をすることで
大人と赤ちゃんの身体は、つり合いがとれるのです。
私たち人類は、この地球上に立って、
すべての人が平等に重力の働く世界で、生命活動を営んでいます。
歪んだ身体では、重力の力は負荷としてゆがみを蓄積しつづけます。
左右対称のバランスのとれた身体でバランス良く地面に立てる身体だと
重力の負荷は最小限ですみ、生命活動は最大限発揮させられます。
ついめん抱っこをすることは、大人が地球上に立って
最もバランスよく立てる姿勢を、赤ちゃんに伝授する方法でもあるといえます。
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首の据わらない新生児の間に、ねじれてゆがんでしまうと
赤ちゃんは、自分の力でもとに戻すことがとても難しくなるのです。
昨日のブログ写真5のように斜めの深いシワが入るほどになった場合は
よほどの根気強いずんずん運動を覚悟しなければいけません。
ゆりっこ自身は自分の首の向き癖に気づいて左右の首振り運動を
とてつもなく根気強く頑張りました。(8年かかって240万回くらい数えました)
一時は寝る間も惜しんで自分でゆがみ矯正したものです。
ですから、赤ちゃんの首のゆがみをつけないように抱っこすることに
全身全霊になってしまいます。
写真4・5は、ゆりっこのズンズン運動とついめん抱っこのあとの首すじです。
首が据わるまでは、写真4.5のような姿勢を保てるように目指したいものです。
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