つかまり立ちをしてしまって、
這うよりも、立ち上がり回数が多い・・といわれる7,8カ月時期、
それは、赤ちゃんの立ちたい前向きな欲求と受け止められがちで
そんなに立ちたい気分に水を差してはかわいそう、とばかりに
つかまり立ちは、推奨されがちです。
つかまり立ちをしてしまうのは、
腰を丸く腹部を圧迫した姿勢を習慣化したことにより、
その腹部の鬱積したような部分を解放しようとする反動があらわれることです。
つかまり立ちをして、「く」の字の姿勢を保たせる癖をつけないようにしたいものです。
2本足になる前に、「く」の字姿勢が身についてしまうと、
一生、腹部は圧迫された状態が当たり前になって大人になってしまいます。
そんな丸い悪い姿勢が習慣になってしまわないように、
写真1のような姿勢をたもたせるきっかけをつくってあげます。
1
左右対称に、腸骨部分をがっしり支えて両足裏の全体に体重をのせます。
腰の真上に頭がのっかるような姿勢に気をつけます。
2
写真1の姿勢をとらせたとき、足の指がしっかり開いて
身体を支えられているのは、バランス良く成長している証拠です。
もし、足指が縮こまっているようなら、
這い這いの蹴り足をしっかり促したり、
足指を1本ずつピッパリ気味に伸ばしまわしたりする刺激をしてあげましょう。
指が丸まっているのに、つかまり立ちなどしてると
身体に力が入るばかりの習慣になっってしまいます。
3
4
しばらく、写真1の姿勢で保っていると、
足裏の小さな面積に全部の体重がのっかるので、
支えている下半身が疲れて、膝が曲がってきます。
疲れてきて、自然に膝がまがってしまうのですが、
その様子は、ふんばって力を使っていたのを緩ませ、
下半身の筋肉をコントロールすることを無意識に学んでいるのです。
目線は、正面を向いたまましゃがむ姿勢になるので、
バランスをとることも学びます。
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