仕事で認知症のお爺ちゃんやお婆ちゃんのお家に🏠行くと、犬や猫を抱いて楽しそうに笑うその人の写真を見ることがあります。
でもね、忘れてるの。
犬や猫の名前も一緒に暮らしたことさえも。
写真を引き伸ばすくらいだから、きっとすごく大切な存在だったんだろうに…。
いつからか「名前は何?」とか聞くのはやめてしまった。犬や猫の話も触れなくなった。
こんなに大切なこの子達のことを、私もいつかは忘れてしまうのかと思うと切なくて。
でも、今日、ふと思った。
お爺ちゃんやお婆ちゃんの魂みたいなものの半分は無くした記憶と一緒に虹の橋のたもとで待つあの子達🐶🐈🐕🦺のところに行っちゃってるんじゃない?だとしたら、あの子達も寂しくないんじゃない?
なんか、そう考えたら思い出せなくても当たり前よね。あっちにあるんだから。って思えた。あっちで楽しく残りの自分が来るのを待ってるのかも。って。
なんかね。
そう思ったら楽しくなって嬉しくなった。
だから、そういうことにしておこうと思います。