泣き寝入りはしない方がいいと思う。
明のこと、医療過誤事件として損害賠償請求を求めています。
医療費と慰謝料。
獣医は獣医師会に入っていれば保険に入っています。
保険適応になるかどうかは保険会社が依頼した大学教授などの獣医師達が精査します。
獣医師会には契約している顧問弁護士もいます。
トラブル対応の相談に乗っています。
守られてますね。
ま、会費や保険料払ってますからね。
こちらはいわば丸腰です。
それでも、
損害賠償を求めなければ、獣医師会にとっても、当事者である獣医師にとっても、この医療過誤事件は存在しなかったことになります。
冗談じゃない。
結果、下手な医者は反省することなくのさばり、次々と被害が出続けるでしょう。
被害に遭うのは物言えぬ命達です。
だから、お金の交渉だけでなく、獣医師としての在り方についてもこれでもかってくらい、意見しています。
それでも、良くはならないだろうと思うくらい、絶望的にダメな奴だと言うことが、また新たに情報としてもたらされ…。
明、本当にごめんなさい。
あんな獣医を選んだ私が本当に馬鹿だった。
馬鹿は馬鹿なりに闘うから。
明はいつも私を正す方に正す方に導くね。
保護犬の活動に結びつけたり、ヤブ医者を反省させようとしたり。
でも、そんな、身を挺して犠牲にならないで。
人間社会って汚いから。
明みたいに小さい体じゃもたないんだよ。
だから、もう十分だからね。
ありがとう。
これから、がんばるからね。
それにしても、
また毛が抜けそうだな。
痩せないのに。