郵便局余波。 | 奇言雑言

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TUGUの脳内再生中のあれやこれや。

局内で働いてみると

日本という国のいろいろが見えてくるんですけど。

 

年賀郵便を取り扱うの繁忙期である

12月15日~1月7日ぐらいに仕事をお手伝いさせてもらっている

TUGUさんは、毎回思うことがあります。

それは

 

どうしてこの時期に

雑誌やテレビは懸賞応募をやるのか?

 

ということです。

 

一般郵便と言うものがなくなるわけではなくて。

一般郵便に加えて、年賀郵便の量がドバドバ増えるこの期間に

一般郵便の中に、古い年賀ハガキを使った懸賞応募が紛れ込み

年賀郵便と一緒に元日まで配達されずに保管されてしまう事故が誘発されるのです。

 

そうならないようにするために

局では

 

「絶対に見つけて、分けて。懸賞応募と喪中は一般信だからー!」

 

という指示が出されるのですが、これがなかなかね、、、。

 

よくあるトラップは

懸賞・喪中・エアメール。

年賀の大型郵便。

 

初めてバイトする子達なんて

 

「どれがどれなの?全部年賀ハガキに見える、、、。」

「一般かもしれない、、、、どうなの?」

 

って言うのばっかりですから。

彼らの認識としては

年賀ハガキで出してるから、年賀状でしょ?

年賀って書いてあるから年賀状でしょ?

なので、今年23年の年賀だけを年賀状として扱わねばならないのに

22年の年賀ハガキがそこに混入されていると

「え?あれ?」ってなる。

官製ハガキだけではなく、私製ハガキも存在するので

全く経験がないと区別がつきません。

 

そのたびに、局員さんに確認してもらって。

いろんな種類の郵便物を知り。徐々に見分けがつくようになり。

しっかり一般信として分けられるようになっていくまでに数日かかります。

 

で。

TUGUさんは差し立てをしているのですが、

ここは、他局へ送るための作業なので

他局へ一般を年賀として流してしまったらご迷惑をおかけしてしまうので

かなり慎重です。

しかも、手区分。

機械にかけられないさまざまな理由がある郵便が

ドチャドチャ。

 

郵便番号と住所を見ながら区分しつつ。

通信面も見ます。そこに書かれている内容で判断できるからです。

 

明けましておめでとうなどの年賀状特有のワードがなくて

喪中であることを知らせるものは確実に年賀状とは別にどんどん配達へまわさねばなりません。

特に、もう年明け前と言うタイミングですし

喪中の知らせは急がねばなりません。

そして、、、、締め切りがある懸賞応募も待ったなしですから

どんどん配達へ、、、、ですけどまー、これが、紛れ込むんですよ

年が明けるまでは、ホント毎日ヒヤヒヤです。

 

 

基本的に、雑誌の編集部やテレビ局があるのは

都内で。

23区内でも千代田区や港区、文京区・中央区あたりにそういった会社が集まっているので

懸賞応募ハガキも必然として集まってくるエリアです。

 

「このエリアの局に知り合いがいるわけじゃないからわかりませんけどね」

局員さんがボソッと話します。

「どうしてるんですかね、こういうの。ものすごいことになってる気がするんですよ。」

ウチの比じゃないはずです、相当な量の

去年の年賀ハガキを使っての懸賞応募がドチャドチャ、、、、。

 

全部をしっかり分けるための人員も必要でしょうし

ものすごい熟練の人が配属されているのかもしれない。

 

どうなんでしょうねー。

 

って言うかさ、年賀繁忙期の時には止めてあげてー。

年賀ハガキで懸賞応募ー。

 

年が明けてからの懸賞応募ハガキは

もう急いだり年賀と分ける必要もなくなるので

全部一緒になるか、それでも一般へ流すか対応は

たぶん局によって違ってくるはず。

 

ウチは、分ける派でしたw

 

戻り年賀が始まってます。

皆様、郵便番号を確認して、しっかりお返事をだしましょう。

 

ではでは。

また。