ZOOM社製のMTR「R8」。
MTRというのはMulti Track Recorderの略で、要するに多重録音するための録音機。これがあれば一人でリコーダーカルテットが組めたりするわけです。まさに「楽団ひとり」。
ただ、単に多重録音したいだけなら、既存のDTM用パソコン上でDAWソフトを起動すれば何も新たに買い足すことなくできてしまいます。多重録音の環境は既にあるということです。
ならなんでMTRなんか買ったの?と言われると、、その答えはやっぱり物欲?(^^;
まぁ大まかにはその通りではあるのですが、一応もう少しマシな意図もないわけではありません。
DTM用パソコンを使って多重録音できる環境はあるとはいえ、実際は今までほとんど使っていませんでした。やろうと思い立ったことは何度かあるのですが、パソコンを立ち上げてDAWソフトを起動して諸々の設定をして、、と考えただけで萎えてしまい、結局手つかずの状態が続いていました。
そこで、思い立ったらすぐに始められるように、操作の簡単な専用機を用意したかったわけです。さらに、新しい機材が手に入るといろいろ触りたくなるので、余計に多重録音する機会が増えるかなという期待もあります。
このR8というマシン、2トラック同時録音8トラック同時再生という、まぁスペック的には必要最小限程度のエントリー機なんですが、MTRとしての機能の他に、サンプラー機能だのリズムマシン機能だの、さらにパソコンにつないでサウンドインタフェースやDAWソフトのフロントエンドとして使えたりと、お得感いっぱいの1台です。特にヤス的にはDAWソフトのフロントエンドとして使えるのが嬉しいなぁ。もう気分はミキシングエンジニアです。その昔、ローランドからサウンドインタフェースとDAWソフトのフロントエンド機能「だけ」の製品が発売された時、喉から手が出るほど(って、よく考えたら不思議な表現ですが)欲しかったことを思い出します。当時は今ほど物欲が直情的でなかったので、泣く泣くガマンしたんですが。
あ、そうそう。そのDAWソフトですが、R8にはCubase LE 6がおまけで付いてきました。何から何までお膳立てが揃ってるって感じです。
とりあえず、ひとりリコーダー二重奏をしてみました。マイクはMTR内蔵のコンデンサマイクを使っても良かったのですが、気分だけでもスタジオ録音っぽく盛り上げようと、手持ちのSM-57Betaをつないで。楽譜はソプラノとアルト用ですが、そこはアレ。少し大人ぶってテナーとバスで。
で、結果は。。
多重録音自体はうまくいきました。メトロノームの拍子の設定とかちょっと悩むところはありましたが、マニュアルを見ながら大体できましたし、次からはそんなに悩まないでしょう。
先に録音した自分の演奏をヘッドフォンで聴きながら違うパートを別のトラックに録音していく作業は、一端のミュージシャンになったようでなかなか楽しかったです。
その一方で。。
下手だ。(-_-;
MTRの操作に夢中になっていて、録音データを再生すれば必然的に自分の演奏を客観的に聴くことになるという事実に考えが及んでいませんでした。心の準備ができていないところにいきなり自分の下手な演奏を付きつけられて、結構凹みました。そうか、周りの人にはこんな風に聞こえてるのね。。
操作に慣れたら何曲か録音してYouTubeにでもアップしようかなどと甘いことを考えていましたが、う~む、、。随分先のことになりそうです。